AWS #reinvent ワクチン3回目が打てない人向け渡米のための準備編

AWS主催re:Inventへ行ってきた時の技術ブログです。 #re:Invent
2022.12.05

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●執筆者の知識

・クラウド系の資格はAzureの資格(AZ-900,104,500,303,304,700,SC-200,300)、AWSはSAAのみ、Google Cloudは6つ所持 合計:15
・前職ではセキュリティ部署に所属、Azure Sentinel関連に従事
・クラウドの実務経験は少ない
・Google Cloud(以下本文ではGCP)は2ヶ月ほど学習

AWS re:Inventとは?

年に1度ラスベガスで開催されるAWS主催の大規模なイベントです。
技術的なことではなく、ワクチン接種が3回受けれなかった人向けに、渡米への必要情報について今回の経験に基づき解説していきます。

ワクチン摂取証明書の必要性

●日本→アメリカ
行きの渡米については、ワクチン摂取証明書は2回でOKです。
私自身、2回目のワクチンで心筋炎を起こし救急車で運ばれました。ですから、3回目は受けていないのですが日本→アメリカへの渡米については問題なく通過することができました。
その時に羽田空港で提示に使用したのが、下記の摂取証明書アプリです。

デジタル庁ホームページ

アプリの画像はこんな感じ。

ワクチン接種の登録自体はマイナンバーカードを持っていればかなり簡単に登録できます。
しかも、病院の名前とか覚えていなくても大丈夫!!摂取した地域さえわかれば後は自動的に追加されます。(ITマジ感謝…)
ということで、現状(2022/11/27時点)ではアメリカ行きについてはワクチン接種2回で行けます。

●アメリカ→日本
問題はこっちですね。
日本への帰りがワクチン3回目摂取証明書がないと飛行機に乗れないんです。(日本の規定でになりますがコロナ対策上安心な反面、個人的には複雑な気持ち、、、笑)
という事で自分でも会社でも調べてもらい、そんな時のための手段として帰国時から72時間以内の陰性証明書があればワクチン3回目を打ってない人でも日本に帰ってこれることを知りました!!!
下記からはその時の手順を説明していきます。

旅行代理店経由での予約

私は会社経由で現地でのコロナ陰性証明検査(Covid-19検査)を予約してもらいましたので、下記のHISさんのプランで行いました。
日本帰国用コロナ検査~アメリカ出国72時間以内・日本入国用書類付き~ 予約代行プラン
(URLからHISのサイトに飛べるはずです)
予約自体は会社の方にやって頂いたため、割愛します。(クラメソ総務の方々いつもありがとうございます、今回もとても助かりました、、、涙)

予約確認メールとポータルへの登録

予約をしたら、メールアドレス宛に完了メールが来るはずです。これは予約確定のメールではなく、予約申し込みのメールを受け付けましたよというものなので、後日予約確定メールが2通来ます。
この2通の予約確定メールはHISからのものと、おそらくですが実際に検査を行ってくれる組織からのメールかと思われます。
そしてさらに別途で患者ポータルなるものに登録してくださいというメールがきます。(メールが多すぎる...)

⏬それがこちら。

Use this User IDと書いてある下にポータルのログインに必要なIDが書かれているので、これを使用してまずはポータルにログインし、パスワードを変更します。
手順としては簡単で、
画像にあるRegister for Patient Portal Nowの緑のボタンをクリックします。
パスワード変更の画面に遷移するので登録してください。(ブラウザに記憶させた方がいい)
これでポータルの登録が完了となりようやく検査についての登録は終わりです。
ポータルのURLについては、HISじゃない方の予約確定メールにも記載あったはずですが、あくまでも登録を行うメールは画像にある英文のメールです。

まとめると
・予約受付メール
・HISからの予約確定メール
・現地からの予約確定メール
・患者ポータルへの登録メール(大事)
この4点のメールが来るかと思います。(変更される可能性はあるので随時確認してください)

実際の検査

今回予約した検査はIC Labsという機関で行い、会場からタクシーでおよそ15~20分くらい離れた場所にありました。
イベント会場付近とは異なり、かなり殺風景な景色が広がっており身の安全のために徒歩ではなく、タクシーで行くのが無難かと思います。
⏬こちらの建物が実際の検査機関です。

会場自体は小さいコンテナがいくも並んでいる感じの建物で、受付の方2人がいました。
今回見せたのはパスポートのみで、それ以外はありませんでした。(また先程説明したポータルは、登録以降何か操作をするということはなく、検査機関内で見せたりもしませんでした)

パスポートを見せて本人確認した後、一枚の紙にいくつか記入し、その後簡易的な椅子に座らされ口頭で複数の質問を受けました。

・過去にコロナになったことはあるか?
・2週間以内に濃厚接触者になったか?
・今熱や体調が悪いなどの身体の異常はあるか?

だいたいこんな感じでした。
(実際には、会社の英語ができるSさんにどうこうして貰い事なきを得ることができました。自分では質問がわからずかなり時間がかかっていたと思います。Sさん本当にありがとうございます、、、涙)

そしてその後実際の検査をしていくのですが、すぐに終わりました。
いわゆる鼻腔ぬぐい検査で鼻の穴の周りをくりくりとするだけです。鼻咽頭ぬぐいであれば、インフルエンザの検査でやるように鼻の奥まで突き込みかなりの痛みがありますが、鼻腔であれば全く痛みもありません。
ということで、検査自体は約10秒ほどで終わりました。他にお客さんもいなく、ついてから検査終了までおよそ10分くらいだったかと思います。
そして1時間ほどで検査結果が届きました。
本来であれば、最短で3~4時間という説明がありましたが、検査結果については他のお客さんの予約が少なければ早いみたいですね。(実際に行った時は人が全くいなかった)
そして、検査結果についてはPDFにて英語版と日本語版の2つがメールにて添付されてきます。
⏬日本語版

⏬英語版

ちなみに私はVisit WEB Japanへの登録も、空港で見せた時も全て、英語版を使用して日本語版は一度も使用しませんでした。

Visit Japan Webへの登録

また、陰性証明書を貰ったらVisit Japan Webを使用している場合には、忘れずにネット環境があるところですぐに登録した方が良いです。
Visit Japan Webについては割愛しますので、URL先からご覧ください。
(たしか日本入国の際の、検疫手続き・税関申告手続き・入国手続きの書類の登録を事前に行っておき帰国をスムーズにするシステムかな?)

まとめ

今回はワクチン3回目を受けれない方向けに、渡米に関しての記事を書きました。
ワクチン、私のように過度な副作用がでなかったら普通に受けたいですよね、、、、涙。

●最後に、今回の重要事項をまとめたいと思います。

・日本へ帰国する飛行機に乗る72時間以内に検査した証明書を提出する必要がある(12/2に帰るので11/30に予約した)
・検査結果が届くのが遅れる可能性を考慮して、48時間前くらいに検査することが推奨されている
・必ずメールに記載のある【患者ポータル】というサイトに登録する必要がある
・検査に行く時にはパスポートがあればそれのみで、本人確認が可能で他は何もいらない
・検査場は遠く危険なのでUber Taxiを使用するのが無難
・検査証明書はいつでも確認できるように携帯端末のローカルに保存しておく

といった具合でしょうか?? もしその他あれば追記しておきます!!