[AWS]サポートケース起票を制限した状態でService Quotasが利用できるか試してみた
コンニチハ、千葉です。
需要はあまりなさそうですが、サポートケース起票の権限がない状態でService Quotasを利用し上限緩和申請ができるかを試してみました。 Service Quotasで上限緩和を実施すると、自動的にサポートケースにチケットが起票されます。このサポートチケット起票権限がない状態でService Quotasが利用可能なのかを確認します。
やってみた
IAMユーザーに対し、以下のポリシーを適用しサポートケース起票を制限します。
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Sid": "VisualEditor0", "Effect": "Deny", "Action": "support:*", "Resource": "*" } ] }
今回は、インラインポリシーでsupport関連のAPIを制限するポリシーを追加しました。
サポート関連の操作が制限されているか、実際に確認します。
ケース一覧取得がエラーになっていることを確認できました。この状態で果たしてService Quotasは利用できるのでしょうか?
表示でエラー出てないので取得は問題なさそうです。では、上限緩和が行えるかやってみます。リージョンあたりのVPC数を5から6に申請してみます。
リクエストは問題なく実施できました。そして数分経過後に、上限緩和されました!
さいごに
Support APIの権限がなくても、Service Quotasを利用し上限緩和申請が可能なことを確認できました。Service QuotasのAPI権限があれば上限緩和可能なので、変にハマることもなさそうですね!