AWS Summit Toronto 2023 に参加してきました。

AWS Summit Toronto 2023 に参加してきました。

Clock Icon2023.07.04

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Classmethod Canada の SHIO です。

6月に開催された AWS Summit Toronto 2023 に参加をしてきましたので、そちらの様子をレポートしたいと思います!

開催場所

トロントのダウンタウンにある Metro Toronto Convention Centre で開催されました。

CNタワー(トロントの人気観光スポット)のすぐ近くにあります。

AWS Summit Toronto の様子

ゲートを通るとセキュリティチェックがあり、さらにそこを抜けるとAWSのロゴがドーン!とありました。真っ白バージョンのロゴです。

まずはバッジピックアップが必要なので受け取りに行きます。
セッション開始時間が9:00AM、Expoのオープンが8:00AMからだったのでバッジを受け取ったあとはExpoへ行きました。Expo、楽しいので好きです!!あの雰囲気にいつもワクワクしています。

Expoの様子

AWS Certified のステッカーが欲しかったので、真っ先に AWS Certified Sticker Bar へ行きました。

資格取得済みのステッカーをゲットです!
Advanced Networking のステッカーが欲しかったのですが、無いのでこちらをどうぞ、と Cloud Practitioner のステッカーを頂きました(笑) 資格は持ってないのですが...ありがとうございます!Practitionerの資格を持ってる弊社のメンバーにお土産で持って帰ります。

Sticker Bar ではAWSトレーナーの方と雑談しつつ、試験のことについて話をしたり、質問があったので聞いてみたり...色々お話ができる良い機会でした。こういうことが気軽にできるのでExpoって良いなあと思います。
セッションが始まるまでは企業ブースをまわって担当の方とお話をしたりスワッグを頂いたりしながら過ごしました。スワッグ集め、楽しいです!

AWS Summit Toronto 2023のステッカー

かわいくないですか!??? CNタワーとメープルリーフが描かれているSummit Toronto用のステッカー、すごくかわいいです。AWS Canada関連のステッカーにはメープルリーフやメープルシロップが描かれているパターンが多いのでかわいさが増している気がします。以前別のAWS Canada主催のイベントでは、「メープルシロップのために働いている」というメッセージが書かれたステッカーをもらいました。カナダっぽくて最高です。

Keynote

Keynoteにも参加しました。
いよいよカナダ西部(カルガリー)リージョンがオープンしますよーというお話から始まりました。こちら で発表されていた件です。(この記事は2021年のもの)
バンクーバーからだとオレゴンリージョンとカルガリーリージョンどちらを使うのが良いか気になります。(物理的距離では若干オレゴンの方が近いですが。。。)カルガリーリージョンがオープンしたらいろいろ試してみたいと思います。

ランチ

ランチはサラダです。バンクーバーはヘルシー思考が強いのでこういうランチもよくあるのですが、トロントでもそうなのかなーと気になりました。
正直絶対ピザが出ると思っていたので、ランチがサラダでちょっと驚きました(笑) (カナダのイベントに行くと大体ピザがでるのでピザのイメージが強かったです。笑)

セッション

セッションは予約はできないので、全てウォークインでの参加でした。そのためセッションによっては長蛇の列で入れないこともあるので並ぶための時間調整がちょっと難しかったです。Expoの会場ではAWS Eventsアプリでは表示されていないデモやトークイベントが行われており、知らなくてあわてて参加したりなどしました。都度モニターでスケジュール確認が必要だったのでこういうこともあるんだな〜と勉強になりました。慌てずに予定が立てられるように次回に活かしていきたいです!

参加したセッションの中で、印象的だったセッションについてご紹介します。

Improving quality of life with washroom access through the Go Here app

という Customer Lightning Talk に参加をしました。以下、概要です。

Imagine living with a lifelong condition where you needed to go to the washroom up to 20 times a day. For 300,000 Canadians living with Crohn’s disease or ulcerative colitis, this is a reality—and a daily challenge. Faced with anxiety, some choose to stay home but many cannot and must plan their activities around publicly accessible washroom locations. The GoHere Washroom Locator App helps people find the closest available washroom, anywhere in Canada. In this lightning talk, learn how Crohn’s and Colitis Canada used AWS services to bring this app to life.

1日に最大20回もトイレに行かなければならないという状態を生涯抱えて暮らすことを想像してみてください。 クローン病や潰瘍性大腸炎を抱えて暮らす 30 万人のカナダ人にとって、これは現実であり、日々の課題です。 不安に直面して、家にいることを選択する人もいますが、多くの人はそれができず、公共のアクセス可能なトイレの場所を中心に活動を計画する必要があります。 GoHere Whashroom Locator アプリは、カナダ国内のどこにいても、利用可能な最も近い洗面所を見つけるのに役立ちます。 このライトニングトークでは、カナダのクローン病と大腸炎が AWS のサービスを使用してこのアプリを実現した方法について学びます。

日本だと外出をした際に急にお手洗いに行きたくなって、コンビニやカフェしか近くにないときにお手洗いを貸して欲しい旨をお店側に伝えれば貸してもらえるかと思うのですが、カナダでは基本貸してくれません。お手洗いには鍵がかかっていて、商品を買ったお客さんのみしか使えないようになっています。
概要に書いてあるような病気を抱えた人たちがお手洗いを借りたいときに、お店の人に自分の病気のことを伝え、貸してもらえないか交渉しなければいけないのが精神的にも時間的にも厳しいという状況があったようです。

The GoHere Washroom Locator App はそういう人たちのためのアプリで、外出先に事前にお手洗いが使える場所のロケーションを確認できるものです。お手洗いの使用許可については各地のカフェやレストランなど公共のアクセスが可能な場所と事前に取り決めがされていて、以下のように利用できるお手洗いがある場所には目印があります。

サービスのプラットフォームはAWSを使用していて、AWSを選択した理由は以下とのことでした。
・スケーラビリティ
・素早いデプロイメント
・メンテナンスが他のプラットフォームと比べて簡単
・管理がしやすい

QAのときに、「このサービスはどのようなAWSサービスを使用していますか?」と参加者から質問があり、私もぜひ知りたい!と思ったのですが、テクニカルチームに聞かないと分からないので問い合わせをしてくれたらお答えできます、とのことでした。う〜ん残念。テック側のお話を聞きたかったですが、カナダの問題に対して取り組んでいる素晴らしいサービスだなと感じました。

まとめ

セッションへの参加やAWS Canadaの方・参加者の方たちと話せてとても有意義な一日でした。re:Inventとはまた違った雰囲気で、感覚の話なのでうまく表現できませんが、カナダっぽさを感じる部分もあったイベントでした。また機会があればぜひ参加したいです!

最後に下から撮ったCNタワーを置いておきます。

ここまで読んで頂きありがとうございました!

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