Microsoft Azure モバイルアプリからプレビュー中のダッシュボード(V2)を使ってみた
いわさです。
Microsoft Azure でポータル上のダッシュボードをカスタマイズして利用されている方は多いのではないでしょうか。
こちらのダッシュボードですが、昨年 5 月の Microsoft Build[1] のタイミングで新しいバージョンがプレビューリリースされていることに最近気が付きました。
どうやら新しいバージョンのダッシュボードを使うと、Microsoft Azure モバイルアプリからもダッシュボードが利用できるようです。
外出先でアラートを受信した時に、モバイルアプリからダッシュボードでリソース状況など確認できると便利そうです。
モバイルアプリ、AWS では使っていたのですが Azure は使っていませんでした。これを機にインストールしてみることに。
モバイルアプリのインストール
Microsoft Azure モバイルアプリは iOS、Android それぞれ以下からダウンロード&インストールが可能です。
インストールして早速アクセスしてみたところ、タイル内に「Dashboards(preview)」というものがありますね。これかな。
ただし、アクセスしてみたのですがこの時点では利用できるダッシュボードがまだ何もない状態でした。
V2 ダッシュボードの用意
従来のダッシュボードは V1、新しいダッシュボードは V2 という扱いのようで、モバイルアプリからはどうやら V2 のみが利用できるようです。
従来のダッシュボードも含め、これらのダッシュボードは「Dashboard hub」[2]というサービスで管理することができるようです。ちなみにまだプレビュー中でした。
上記 Dashboard Hub には「Dashboards」と「Dashboard(preview)」があってわかりにくいのですが、前者が V1、後者が V2 です。
次のように V2 ダッシュボードを新規作成しました。
作成方法ですが、上記から新規作成をしても良いですし、あるいは既存 V1 ダッシュボードを V2 としてパブリッシュすることも出来ます。
V2 ダッシュボードを使ってみる
V2 ダッシュボード公開後は Azure ポータル上でダッシュボードの表示も可能です。
あるいは冒頭のように Microsoft Azure モバイルアプリから利用することも可能です。
ただ、プレビューということもあってかまだサポートされていないビジュアルも多く使い勝手は良いとは言えない感じです。たくさん使ってフィードバックするのが良いと思いました。
さいごに
本日は Microsoft Azure モバイルアプリからプレビュー中のダッシュボード(V2)を使ってみました。
使えそうかなーと思ってやってみたのですが、特にサブスクリプションの料金周りなどがサポートされていなかったりと、まだこれからという感じがしました。
今後サポートされるタイルが増えていくと使い勝手がよくなりそうなので、みなさん使ってみて機能要望やフィードバックをしていきましょう。