[新機能] Bedrock の GPT-5.6「1M トークンコンテキスト」対応を Luna で確認してみた

[新機能] Bedrock の GPT-5.6「1M トークンコンテキスト」対応を Luna で確認してみた

2026年8月3日の What's New で GPT-5.6 Sol/Terra/Luna のコンテキストウィンドウが 1M トークンに拡張されました。Bedrock Mantle 上で GPT-5.6 Luna に対して実際に 100 万トークンを超える入力を投げ、コンテキスト上限を実測で確認しました。
2026.08.04

はじめに

Amazon Bedrock 上の GPT-5.6 Sol / Terra / Luna が、1M トークンのコンテキストウィンドウに対応しました。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/gpt-sol-terra-luna-long-context-bedrock/

セットアップや呼び出しコードについては、次の先行記事をご覧ください。

https://dev.classmethod.jp/articles/bedrock-openai-gpt56-sol-terra-luna/

本記事では、Bedrock Mantle 上で GPT-5.6 Luna のコンテキスト上限を境界値テストで確認します。

検証内容

コンテキスト上限の境界値テスト

先行記事の時点では 272K トークンだったコンテキスト上限が、今回のアップデートで 1M トークンに拡張されました。

  • モデル: openai.gpt-5.6-luna(us-east-1)
  • 入力生成: 'word ' * N + ' What is 1+1?' 形式
  • トークン数確定: レスポンスの usage.input_tokens を事後確認
投入単語数 API が返した input_tokens 結果
300,000 300,014 ✅ 成功(応答: "1 + 1 = 2")
800,000 800,014 ✅ 成功(応答: "1 + 1 = 2")
1,000,000 1,000,014 ✅ 成功(応答: "1 + 1 = 2")
1,050,000 1,050,014 ❌ 400エラー

1,050,000 単語を投入したケースでは、入力が 1,050,014 トークンとなり呼び出しが失敗しました。エラーメッセージの model maximum (1050000) が上限を示しています。

{
  "error": {
    "code": "validation_error",
    "message": "prompt tokens (1050014) exceed model maximum (1050000) for openai.gpt-5.6-luna",
    "type": "invalid_request_error"
  }
}

コンテキスト使用量の可視性

通常サイズの呼び出し(境界値テストとは別に実行)が成功したときの usage は次のとおりです。

ResponseUsage(
  input_tokens=23,
  input_tokens_details=InputTokensDetails(cached_tokens=0, cache_write_tokens=0),
  output_tokens=113,
  output_tokens_details=OutputTokensDetails(reasoning_tokens=0),
  total_tokens=136
)

usage には、コンテキスト上限や使用率を示す項目がありません。/v1/models/{modelId} にも context_window フィールドはありませんでした。コンテキスト使用量を把握するには、usage.input_tokens をエラーメッセージで示された上限 1,050,000 と手動で比較する必要があります。

まとめ

GPT-5.6 のコンテキスト上限が 272K から 1M トークン超へ拡張されたことを、実測で確認できました。272K の制限に合わせて入力を分割していた処理は、不要になる可能性があります。また、1M トークンのコンテキストを前提に Sonnet / Opus などで組んでいた処理を、GPT-5.6 系へ移植する選択肢も生まれます。

ただし、入力が大きくなるとコストにも影響するため、Prompt caching などのコスト最適化もあわせてご検討ください。


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