【速報】BIツールに聞いたら理由も説明してくれる。“Why” questions with Qがリリース。 #reinvent
せーのでございます。 只今ラスベガスにてAWS最大のカンファレンス「re:Invent 2022」に参加中です。
さきほどQuicksightより新機能「“Why” questions with Q」がリリースされたので速報にてお知らせいたします。
どんなサービス?
このサービスをご紹介する前に、まずQuicksight Qについて説明します。
Quicksight QとはBIツールであるAmazon Quicksightを自然言語にて操作できる、というものです。例えば検索窓に「前年度との売上の比較を出して」と書くと、AWSがその文の内容を分析し、前年度と今年度の売上を比較する棒グラフを表示する、といったサービスです。
このQuicksight Qに現状のデータ推移に対する主原因を分析する機能がつき、それを自然言語でクエリできる、というのが「“Why” questions with Q」です。
この少し前にリリースされた「ML-powered forecasting with Q」と対になるサービスですね。予測をし、結果について分析する、というものです。
やり方
いたって簡単です。Why
から質問をする、というだけです。
これはある大学の受講コースの年ごとの推移です。2021年だけへこんでますね。この理由を分析してほしいとします。
その時は検索窓に「Why did enrollment drop in 2021?」と尋ねてみましょう。
Quicksightにて最大4つの原因(ドライバといいます)を表示してくれます。この場合はfall semester、つまり秋に入学した人数が少なかったから、とわかります。
更になぜ秋に少なくなったのか、と詰めてみると
ドライバにgender,内容にfemaleという文字が見えます。2021年秋の女性の入有学者が減ったからだ、ということがわかります。
注意点
過去の年月日については質問できますが「今週」「今年」など現在のできごとについての分析機能はまだついていません。
いつから
なんと今日GAです!みなさんどんどん使ってみましょう。