人事関連業務に活用する生成AIツールのキャッチアップ

人事関連業務に活用する生成AIツールのキャッチアップ

この記事では、人事関連業務に活用する生成AIツールのキャッチアップについてまとめます。
2025.11.10

こんにちは。組織開発室に所属し、組織開発を担当しているてぃーびーです。

生成AIツールの動向は日々変化するため、特に普段使用するツールの機能強化は迅速にキャッチアップする必要があります。私は人事の組織開発部門のプレイングマネージャーとして、業務に関わるツールに焦点をあてて情報収集しています。

この記事では、人事関連業務に活用する生成AIツールのキャッチアップについてまとめます。

アップデートの確認

Gemini や NotebookLM といった Google 関連ツールの情報は、業務上欠かせないため、常に最新動向を把握するよう努めています。新機能の公開はリリースノートを通じて行われるので、指定のページを継続的にチェックし、情報を見逃さないようにしています。

その他に、主要な生成AI関連の提供会社やプロダクトのX(旧Twitter)アカウントをまとめたリストを作成し、毎日チェックしています。

アップデートの検証

リリースされた新機能は、業務への影響を考慮し、すぐに検証するようにしています。

導入可否の検討

そのうえで、業務に利用可能と判断した場合は、いち早く導入を検討し、利用しています。

たとえば、 Gem の共有機能は、リリースされたことを確認したら検証から実用への移行を即座に対応しました。

Gemini の Gem を社内共有する | DevelopersIO

以下の登壇で取り組んだ目標設定支援ツールについても、導入当初は Gem の共有機能がまだなかっため、同じ設定を全社員にしてもらっていました。共有機能がリリースされてからは、共有版の Gem を利用する手順に変更してあります。

Gemini と NotebookLM を組み合わせて 目標設定の負荷を軽減する方法 / Goal setting with gemini and notebooklm - Speaker Deck

社内外への展開

新たな機能について、自分の中での整理と関係者への共有を兼ねて社内文書や会社のブログにまとめています。
以下は、機能のリリースから素早く検証し、ブログにまとめたものです。

社内外に向けた情報をまとめたあと、特に該当する機能を利用する可能性が高そうな部門や社内の関係者がいれば、 URL を添えて共有するようにしています。

あとから気づく場合

ツールのUI変更や操作確認のためにヘルプを参照した際など、意図せず見覚えのない機能を発見することもあります。

Google ドキュメントの Gemini で Gem を呼び出せるのを知ったのもこのパターンでした。

Gemini の Gem を Google ドキュメントから呼び出す | DevelopersIO

転用

今回は人事領域における生成AI活用をお題にしましたが、他の領域やツールについても同様です。たとえば、人事内においても他に ATS などの HR関連のプロダクトの新機能はキャッチアップする対象です。
こういった、動きをするためにも普段の業務は一定の余力を持たせておきたいところです。

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