[アップデート] CloudFormationスタックの失敗時に、根本原因となるエラーメッセージを特定しやすくなりました

[アップデート] CloudFormationスタックの失敗時に、根本原因となるエラーメッセージを特定しやすくなりました

Clock Icon2023.11.07

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CloudFormationスタックが失敗した際に、複数のエラーメッセージの中から根本原因と考えられるメッセージを特定しやすくなりました。

You can now use Detect root cause - beta in the #AWS #CloudFormation console to quickly identify the likely root cause for the failure of your CloudFormation stack. For more info, see: https://t.co/TvqolMKSnW pic.twitter.com/0Iqp4d1Z3t

— AWS CloudFormation (@AWSCloudFormer) November 6, 2023

「ある原因」によってスタックが失敗ときに、その原因によって次のリソース作成が失敗し、さらにその次が、、、というように複数の失敗メッセージが表示されます。リソース数が多い場合、根本となったエラーを特定するのが面倒なのですが、今回のアップデートは一助になりそうです。

やってみる

CloudFormationの管理コンソールから失敗したスタックを開きます。スタックが失敗している場合に根本原因を検出 -ベータ-がクリック可能になっていますので、これをクリックします。

複数ある失敗メッセージの中から、考えられる根本原因が表示されました。

シンプル!わかりやすい!

アップデート提供前のスタックでも検出してくれますので、お手元のエラーしているスタックでお試しください。

3行まとめ

  • CloudFormationスタックの失敗した原因を特定しやすくなりました
  • 根本原因の検出機能はベータ版です、GAされるまでに仕様が変更される可能性はあります
  • 「根本原因の検出」というワードが強いので期待値が膨らみますが、まだベータ版なので今後のアップデートに期待したい

参考情報

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