CloudFormationのクイック作成リンクを試してみた
こんにちは。中村です。
はじめに
先日使い捨てEC2環境をご紹介した記事について、
クイック作成リンクが相性いいんじゃないか?と同僚に紹介いただきました!
クイック作成リンクとは?
どうやら、よく使うテンプレートをURLとして表現することで、そのURLリンクをクリック&スタック作成実行という2ステップで、リソースをデプロイさせることができるみたいだ。
以前、CloudShellを用いてCloudFormationのデプロイを行う方法を紹介しましたが、
もっと簡単にデプロイができそうですね!
上記のCloudFormationを利用してみます!
やってみる
前提条件
- 利用するCloudFormationテンプレートを、事前にご自身のS3環境にアップロードする
- S3にアップロードしたファイルの「オブジェクトURL」を取得する
まず結論
下記のようにURLを作成して、リンクをクリックするだけ。
https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/cloudformation/home?region=ap-northeast-1#/stacks/create/review?templateURL=https://<your-backet-name>.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/ec2-playground.yml&stackName=ec2-playground¶m_KeyName=ec2-playground¶m_MyIP=xxx.xxx.xxx.xxx/32
やってみた
URLを作成する際に一行が長くて読みにくかったので、意味合いで改行してみました。
https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/cloudformation/home?region=ap-northeast-1#/stacks/create/review
?templateURL=https://<your-backet-name>.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/ec2-playground.yml
&stackName=ec2-playground
¶m_KeyName=ec2-playground
¶m_MyIP=xxx.xxx.xxx.xxx/32
イメージとしては、この改行した文字列でtemplateURL、stackName、パラメータを入力し、最後に改行を削除。
すると、カスタムURLができる!という考えです。
と自信ありげに説明しましたが、公式ドキュメントでも改行した上で、カスタムURLを作成されてますね!
ここでインプットしておく知識としては、テンプレートで利用したいパラメータは、
param_<キー名>=<値>
という形式で入力するということでしょうか。
では早速、URLを実行してみましょう!
なんと、簡単に作成確認画面まで遷移できました。
URLをお気に入り登録しておくと、さらに便利に利用できそうですね。
さいごに
繰り返しする作業は、少しでも楽したいものです。
単純作業や繰り返しという作業には、知らないだけで工夫する余地があるかもしれません!
他にも、作成したテンプレートを他アカウントで実行する際も重宝できそうですね!
今回私は、クイック作成リンクというものを知って少しハッピーになれました。