Claude CodeにカスタムMCPを追加してみた

Claude CodeにカスタムMCPを追加してみた

2026.04.23

はじめに

AI事業本部の竹口です。
Claude、賢いですよね。そんなClaudeにいい感じのWiki的な情報板や素敵なツールを渡したら、もっと痒い所に手が届くことでしょう。
今回はClaude CodeにMCP設定を追加していきます。

MCPの概要

MCP(Model Context Protocol)とは、AIと外部のシステムを繋ぐためのプロトコル(通信規格)です。
Anthropicが2024年11月に発表・オープンソース化しました。

Google CalendarやNotionに代表される多くの外部システムは、異なるソフトウェアやアプリケーション、Webサービス同士が、互いの機能を呼び出したり、データを共有したりするための API が提供されています。

しかし素のままのAPIをLLMが利用しようとした場合、

APIのドキュメントを読み込む → 適切なパラメーターを選択する → 適切なエンドポイントにリクエストを送信する → レスポンスから必要なデータだけを取得する

といった手順が必要になってしまいます。
もしそれらの手順をパッケージングしてツールとして渡せば、LLM達は良い感じに楽ができて目的の作業に集中できそうですね。

その パッケージをエコシステムとして様々なLLMで扱えるようにしたオープンソースの通信規格 が、MCP です。

やってみた

今回追加したMCPは、AWSが提供する AWS Knowledge MCP Server です。
これはAIに対して、AWSに関する正確で信頼できる情報ソースを提供してくれるとっても便利なナレッジMCPです。

AWS Knowledge サーバーにより、AI エージェントと MCP クライアントは、LLM 互換の形式で、ドキュメント、ブログ投稿、新着情報、Well-Architected ベストプラクティスなどの信頼できる知識にアクセスできます。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2025/10/aws-knowledge-mcp-server-generally-available/

このMCPサーバーを、私のClaudeに接続してみました。

MCPサーバーのURLを取得

導入の手順が公式で用意されています。

https://awslabs.github.io/mcp/servers/aws-knowledge-mcp-server/

こちらの [構成] の項目でサーバーの設定に必要なURLが公開されていました。

https://knowledge-mcp.global.api.aws

ターミナルでコマンドを実行

ターミナルを立ち上げ、プロジェクトディレクトリで以下のコマンドを実行します。

claude mcp add --transport http aws-knowledge  https://knowledge-mcp.global.api.aws

この操作により、現在のプロジェクト内における自身のローカルマシンに限ってこのMCP接続の設定が適用されます。

結果の確認

claude mcp list

というコマンドによって、設定済みサーバーのリストを取得することができます。
aws-knowledgeがConnectedとなっていればOKです。

aws-knowledge: https://knowledge-mcp.global.api.aws (HTTP) - ✓ Connected

うまく設定できていることが確認できました。

MCP接続を適用するスコープ

MCPサーバーは適用するレベルを3種類の異なるスコープで設定できます。

スコープ 範囲 保存先 適したサーバー
ローカル(local) ※デフォルト 現在のプロジェクト内の自分だけ .claude.json(Git管理外) 個人の実験的な設定、機密認証情報を含むサーバー
プロジェクト(project) 同じリポジトリを使うチームメンバー全員 .mcp.json(Git管理対象) チーム全員に同じツールを使ってほしいサーバー
ユーザー(user) 自分のマシン上のすべてのプロジェクト ユーザーのグローバル設定 個人的なユーティリティ、異なるプロジェクト横断で使うサービス
userスコープで追加する場合
claude mcp add --transport http <name> --scope user <url>

https://code.claude.com/docs/ja/mcp

さいごに

MCPを接続することで、AIエージェントの利便性はどんどん向上します。
一方でセキュリティの観点からそのMCPのスコープ範囲は適切か、リスクのあるサーバーではないかなど、接続に関する責任はユーザーが負います。

リスクには十分気をつけながら、よいAIライフを送りましょう。

この記事がどなたかの助けになれば幸いです。

参考文献

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2025/10/aws-knowledge-mcp-server-generally-available/

https://awslabs.github.io/mcp/servers/aws-knowledge-mcp-server/

https://code.claude.com/docs/ja/mcp

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