【Claude Code】Auto-update failedが出てたので別のインストール方法を試してみる
はじめに
データ事業本部の川中子（かわなご）です。
普段開発やドキュメント作成でClaude Codeを使用しているのですが、
ある時から自動アップデートが正常に動作しないという問題に遭遇しました。
今回はこの自動アップデートエラーを回避する方法について調べたので、
自分の備忘録的な意味も兼ねて、この内容を記事にしようと思います。
自動アップデートエラー
Claude Codeを起動すると以下のメッセージが表示されました。
どうやら自動アップデートが正常に実行できていないようです。
✗ Auto-update failed · Try claude doctor or npm i -g @anthropic-ai/claude-code
npmでインストールやアンインストールのコマンドを実行しても、
既存のキャッシュファイルなどが原因にエラーになっていました。
npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code
# ===========以下出力===========
npm error code ENOTEMPTY
npm error syscall rename
npm error path ~/.nvm/versions/node/v20.19.0/lib/node_modules/@anthropic-ai/claude-code
npm error dest ~/.nvm/versions/node/v20.19.0/lib/node_modules/@anthropic-ai/.claude-code-DxnjWXQG
npm error errno -66
npm error ENOTEMPTY: directory not empty, rename
'~/.nvm/versions/node/v20.19.0/lib/node_modules/@anthropic-ai/claude-code' ->
'~/.nvm/versions/node/v20.19.0/lib/node_modules/@anthropic-ai/.claude-code-DxnjWXQG'
npm error A complete log of this run can be found in: ~/.npm/_logs/2025-10-21T23_04_35_338Z-debug-0.log
そのためアップデートするときは以下のようにclaude-code配下を削除してから、
再度インストールコマンドを実行する形で再インストールをしていました。
（このあたりはもっと適切な方法があったかも知れません）
rm -r ~/.nvm/versions/node/v20.19.0/lib/node_modules/@anthropic-ai/claude-code
違う方法で再インストールしてみる
どちらにせよ自動アップデートが正常に動作しないのは手間がかかるので、
解決方法を調べていたら、以下のissuesを見つけました。
どうやらドキュメントで推奨されているインストールではなく、
curlでインストーラーを取得して直接実行する方法で回避できるようです。
まずはnpm側のClaude Codeを前述の方法でフォルダごと削除して、
しっかりアンインストールされていることを確認します。
npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code
up to date in 199ms
アンインストールが確認できたので、インストールを実行します。
私の環境ではzshでインストーラーを実行しています。
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | zsh
Setting up Claude Code...
✔ Claude Code successfully installed!
Version: 2.0.25
Location: ~/.local/bin/claude
Next: Run claude --help to get started
✅ Installation complete!
これで~/.local/bin/claudeにインストールができました。
/doctorを実行すると、自動アップデートの有効化も確認できました。
> /doctor
Diagnostics
└ Currently running: native (2.0.25)
└ Path: ~/.local/bin//claude
└ Invoked: ~/.local/share/claude/versions/2.0.25
└ Config install method: native
└ Auto-updates enabled: default (true)
└ Search: OK (bundled)
さいごに
今回は自動アップデートエラーを回避するためのClaude Codeのインストール方法を紹介しました。
しかし場合によっては、最新バージョンに特異なエラーが発生したり、
一部の仕様変更によって開発環境に影響が出てしまうケースもあると思います。
そんな状況を回避しつつ最新バージョンの様子を見たい場合には、
あえて自動アップデートを停止する設定を施すと良さそうです。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで記事を閲覧頂きありがとうございました。
