Claude Codeを使い始めた私が最初に押さえた設定と機能まとめ

Claude Codeを使い始めた私が最初に押さえた設定と機能まとめ

2026.04.03

AI事業本部/西日本開発チームの片桐です。
4月になり、これから Claude Codeを使い始める方も増えそうな時期ということで、
「最初に押さえておくべき設定と機能」を私なりに整理してみました。

この記事について

[対象読者]

  • Claude Codeをインストールしているが特に設定してない方
  • Claude Codeの基本機能を復習したい方

現状確認

下記コマンドを実行し、Claude Codeの動作確認を行います。

claude doctor

実行後に確認しておきたいのは、下記の2箇所です。

claude doctor 実行結果(一部抜粋)
 Currently running: native (2.1.84) ← native版で動作しているか
 Auto-update channel: stable (自動更新時のバージョン設定)

はじめに - Claude Codeの全体設定 (settings.json)

CLAUDE.md を作成する前に、まずはClaude Codeの設定が記述されている settings.json から確認していきます。
このファイルは、モデル指定や環境変数、後述する Hooks などの設定を記述するファイルです。

settings.json の置き場所

  • ~/.claude/settings.json 全プロジェクト共通
  • .claude/settings.json プロジェクトごと(必要になったら作成)

settings.json の記述例

下記は、私が最初に設定したものになります。

settings.json
{
  "autoUpdatesChannel": "stable",
  "language": "japanese",
  "cleanupPeriodDays": 14,
  "showTurnDuration": true,
  "spinnerTipsEnabled": false,
  "model": "sonnet",
  "env": {
    "DISABLE_NON_ESSENTIAL_MODEL_CALLS": "1"
  }
}
各種設定の解説
  • autoUpdatesChannel ("stable"):更新時のリソースチャネル
  • language ("japanese"):応答を日本語に固定。
  • cleanupPeriodDays (14):古いセッション履歴を14日で自動削除。
  • showTurnDuration (true):各応答にかかった時間を表示。
  • spinnerTipsEnabled (false):ローディング中のTips表示をオフ(お好みで)。
  • DISABLE_NON_ESSENTIAL_MODEL_CALLS ("1"):バックグラウンドでの不要なAPI呼び出しを停止。

Auto-update (更新時のリソースチャネルについて)

この項目では、Claude Codeアップデート時に最新版をインストールするのか、安定版をインストールするのかを設定できます。

"latest": リリースされるとすぐに 最新版 を受け取ります(デフォルト)
"stable": 通常 約1週間前 のバージョンを使用し、大きな回帰を伴うリリースをスキップします

公式ドキュメントから引用

設定後は claude doctor を実行し、反映されていることを確認してください。

Claude Codeへの指示書を作る(CLAUDE.md

CLAUDE.md は、セッション開始時に毎回自動で読み込まれる指示書です。
「毎回同じことを説明しなくていい」状態を作るのが目的です。

CLAUDE.md の置き場所

  • ~/.claude/CLAUDE.md ← 全プロジェクト共通の「自分ルール」
  • ./CLAUDE.md (プロジェクト直下) ← そのプロジェクト専用の指示

CLAUDE.md を書く前に知っておくべき原則

CLAUDE.md は長くなるほど、毎回のトークン消費が増えるだけでなく、全体の推論精度が下がることがあります。

+ 書くべきもの:自分の作業スタイル、やってほしくないこと、プロジェクト横断で使うルール  

- 書かなくていいもの:コードスタイル、settings.jsonで制御できること、長すぎる背景説明

CLAUDE.md の記述例

まずは全プロジェクト共通のルールを作成します。

CLAUDE.md
# 基本方針
- 変更を加える前に、必ず作業計画を提示して確認を取ること
- 一度に大量の変更をせず、小さく段階的に進めること
- 不明点があれば作業を止めて質問すること

# やってはいけないこと
- 指示されていないファイルを勝手に変更しない
- `.env` ファイルを読み取ったり変更したりしない
- テストを勝手にスキップしない

# コンテキスト管理
- 作業完了後は `/clear` を促すこと
- 長いセッションでは `/compact` を提案すること

作業の中でプロジェクトごとに CLAUDE.md を作成する場合

プロジェクト固有の CLAUDE.md は Claudeセッション内で /init を利用することで自動で作成されます。
あくまでも自動作成のため、作成後は確認をするようにしましょう。
プロジェクトディレクトリに、手動で作成しても問題ありません。

プロジェクトごとに追加する例

  • 自動検出できなかったチーム固有のルールを追記する
  • 不要な行を削除する(短いほど良い!)

トークン消費を削減する4つの方法

コンテキストウィンドウには、[Claude Codeとの会話、読み込んだファイル、実行結果、CLAUDE.mdの内容] などがカウントされます。
この量が増えていくほど精度が落ち、トークン消費(コスト)も増加します。

セッションのコンテキストウィンドウ状況を確認する

/context コマンドで現在の使用状況を確認できます。

/context 実行例
 /context
  Context Usage
   claude-sonnet-4-6 · 15k/200k tokens (8%)

   Estimated usage by category
 System prompt: 6.2k tokens (3.1%)
 System tools: 8.3k tokens (4.2%)
 Memory files: 196 tokens (0.1%)
 Skills: 476 tokens (0.2%)
 Messages: 8 tokens (0.0%)
 Compact buffer: 3k tokens (1.5%)
 Free space: 182k (90.9%)

     Memory files · /memory
 ~/.claude/CLAUDE.md: 196 tokens

     Skills · /skills

起動時点で約15kトークンが消費されています。
そのうち約14.5k(System prompt + System tools)は変更不可の固定コストです。
ここから調整できるのは [Memory files (CLAUDE.md) + Skills] の部分になります。

トークン節約のための4つのコマンド

/clear ← コンテキストウィンドウの初期化

使うタイミング:

  • 別のタスクに切り替えるとき
  • 一つの作業が完了したとき
  • 会話が迷走してきたとき

/compact ← コンテキストウィンドウを要約して空きを作る

使うタイミング:

  • 同じタスクを続けたいが、コンテキストが70%を超えてきたとき。

/compact これまでの変更ファイルと現在のTODOを必ず残すこと のように、指示付きで使うとさらに便利です。

/context ← 今の使用状況を確認する

使うタイミング:

  • 回答精度が悪く感じたとき
  • 速度が落ちたとき

@ ← ファイルを指定して読み込み箇所を絞る

@ファイル名 もしくは @ディレクトリ名 を使うことで、ファイルをプロンプトに含めることができます。
プロジェクト全体を渡すのではなく、今のタスクに関係する部分だけを渡すことで、コンテキストウィンドウの増加を必要最低限に抑えられます。

+ ダメな例: `@project-a/` 全体を見てバグを探して  

- 最適な例: `@src/auth.ts のloginUser関数のエラーハンドリングが抜けているので追加して`

2つの機能を理解する

Claude Codeの代表的な2つの機能 [Skills・Hooks] について、簡単にまとめていきます。

実行(呼び出し)タイミング

  • Skills:
    • 明示的に実行 (/skill-name)
    • Claude Codeが必要に応じて自動実行
  • Hooks:
    • Claude Codeの処理に応じて自動実行

1. Skills
.claude/skills/ ディレクトリに SKILL.md を置くことで、ワークフローをパッケージ化できます。

SKILL.md
---
name: memo-management
description: メモ・議事録・ノートファイルを扱うときに使う。要約・整理・アクション抽出を行う場面で適用。
---

## メモファイルの扱い方
- 内容を変更・上書きしない。読み取りのみ

2. Hooks
Claude Codeが特定のアクションを実行するタイミング(ツール実行前後やセッション終了時など)で、自動的にシェルコマンドを走らせる強力な機能です。
settings.jsonhooksブロック を追加して記述します。
最近では if フィルタを活用して特定のコマンドだけをフックし、実行をブロックすることも可能です。

今回は、作業完了時に通知を送るシンプルな設定の例になります。

settings.json
{
  "hooks": {
    "Stop": [
      {
        "hooks": [
          {
            "type": "command",
            "command": "osascript -e 'display notification \"作業が完了しました\" with title \"Claude Code\"'"
          }
        ]
      }
    ]
  }
}

CLAUDE.mdSkills の使い分け

CLAUDE.md は毎セッション開始時に「全文」が読み込まれるため、常にトークンを消費してしまいます。
Skills は、起動時には「説明文(description)」だけが読み込まれ、必要な時に全てを読み込みます。
Skills を活用することで、効率よくトークンを利用することができます。

おわりに

今回は「Claude Codeを使い始める方」に向けて、最初に押さえておきたい設定と機能をまとめました。
私自身もこれから本格的に使い込んでいく段階です。
実際に使って気づいたことや躓いたことを、同じく始めたばかりの方の目線で発信し続けていきたいと思います。

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