
Claude Code から人の手にバトンタッチする前に、実行してもらうとチョット嬉しいコマンド4選(macOS多め)
Claude Code でいろんな作業をすることがだいぶ増えました。 コードを書いてもらったり、AWS環境を調査してもらったり、タスク推進・管理のお供にもなっています。
とはいえ、合間合間に人の手で作業・確認することはまだまだあります。 ブラウザでGitHubのPR/Issueを見たり、Slackにメモを貼ったり、Finderを開いて成果物一覧を確認したり。
そんなときに、Claude Code に「あとこれやっといて」と頼むと "チョット" 嬉しくなるようなコマンドがいくつかあります。 実際にわたしもスキルやスラッシュコマンドに仕込んで使っています。
今回は普段よく依頼しているコマンドを紹介してみます。macOS 向けのものが多めです。
open : URLやフォルダーをブラウザ/Finderで開く
open は macOS 標準搭載のコマンドです。 ファイルやフォルダー、URLをデフォルトのアプリケーションで開けます。
たとえば、Claude Code に何かしらの成果物を作ってもらった後に 「そのフォルダーを開いて」と頼むと open で Finder を開いてくれます。
# URLをブラウザで開く
open https://example.com
# フォルダーをFinderで開く
open ./output
# 画像をプレビューで開く
open ./diagram.png
シンプルですが汎用性が高く、ターミナルからすぐにブラウザやFinderへ遷移できるので重宝しています。 たとえば「定例アジェンダを作った後に、いつも開いているアジェンダページを open で開いてもらう」 みたいなことをスキルとして記載してます。
pbcopy : クリップボードにコピーする
pbcopy は macOS 標準搭載のコマンドです。 標準入力の内容をクリップボードにコピーできます。
Markdownファイルを作ってもらった後に「クリップボードにコピーして」と頼み、 あとはSlackやIssueにペタッと貼り付けるだけ、という使い方をしています。
# ファイル内容をクリップボードにコピー
cat meeting-notes.md | pbcopy
たとえば、実際に使っている定例ミーティングの準備用スラッシュコマンドでは、 最後のステップで pbcopy と open を組み合わせて使っています。
## 内容確認/コピーとブラウザ起動
生成したコンテンツを見て、正常に出力されているか確認してください。
問題なければ以下を実行ください。
cat ./tmp/YYYY-MM-DD-meeting-prepare.md | pbcopy
open https://github.com/orgs/{org}/projects/{id}/views/{view_id}
成果物をクリップボードにコピーしつつ、貼り付け先のページをブラウザで開いてくれます。 あとは貼り付けるだけ、という状態まで整えてくれるのが地味に便利です。
gh : GitHub CLIでブラウザを開く
gh (GitHub CLI) は GitHub をコマンドラインから操作するためのツールです。 PR作成やIssue管理など各種GitHub操作で広く使われていますが、 本ブログの文脈では特に「ブラウザで開く」系のサブコマンド・フラグが便利です。
よく使うのは以下です。
# 特定ファイルのGitHubページをブラウザで開く
gh browse path/to/file.tf
# 現在のブランチに紐づくPRをブラウザで開く
gh pr view --web
# Issueをブラウザで開く
gh issue view 123 --web
--web フラグは pr / issue / repo / run / release / gist の view 等でも使えます。 参考に一覧を載せておきます。
| コマンド | 用途 |
|---|---|
gh browse |
リポジトリをブラウザで開く |
gh browse [ファイルパス] |
特定ファイルをブラウザで開く |
gh pr view --web |
PRをブラウザで開く |
gh pr create --web |
PR作成画面をブラウザで開く |
gh issue view --web |
Issueをブラウザで開く |
gh issue create --web |
Issue作成画面をブラウザで開く |
gh repo view --web |
リポジトリページをブラウザで開く |
gh run view --web |
Actions実行結果をブラウザで開く |
gh release view --web |
リリースページをブラウザで開く |
gh gist view --web |
Gistをブラウザで開く |
※ より正確にGitHub操作をしたい場合は GitHub MCP Server もあります。
difit : Git diffをGitHub風にローカルで確認する
yoshiko-pg/difit (以後 difit) は、ローカルでWebサーバーを立ち上げ、Gitの差分をGitHubの「Files changed」風に表示してくれるCLIツールです。
ローカルで Claude Code に作業してもらった後、差分をブラウザで確認するのに使っています。 ターミナル上の git diff だと見づらい大きな変更も、difit なら見やすいです。 git push する前の差分確認に重宝しています。
# 作業中の変更を表示
git diff | difit
# ステージ済みの変更を表示
git diff --staged | difit
# 特定コミットの差分を表示
git diff HEAD~3 | difit
Claude Code から difit を使う場合は、 git diff の出力をパイプで渡す形にしています。 このあたりの使い方を Claude Code に把握してもらうため、スキル(SKILL.md)として定義しています。
---
name: difit
description: 作業中のコードの差分を difit(GitHub風diffビューア)で確認する。
disable-model-invocation: true
---
# difit - GitHub風差分ビューア
コーディング中の差分を [difit](https://github.com/yoshiko-pg/difit) でブラウザ表示する。
## 前提条件
- difit がインストールされていること
## 実行手順
1. 引数に応じて `git diff` コマンドを組み立てる
2. パイプで difit に渡し、バックグラウンドで実行する
3. 出力からURLを読み取りユーザーに表示する
## 引数パターン
- **引数なし** → 作業中の変更を表示
git diff | difit
- **`staged`** → ステージ済みの変更を表示
git diff --staged | difit
- **コミットやブランチ指定**(例: `HEAD~3`, `main..feature`) → 指定した差分を表示
git diff <指定> | difit
## 注意事項
- `git diff` の出力をパイプで渡すこと(difit を直接実行しない)
- difit はバックグラウンドで起動し、ブラウザが自動で開く
おわりに
普段 Claude Code に頼んでいる「バトンタッチ」系のコマンドを紹介しました。 どれもシンプルなコマンドですが、スキルやスラッシュコマンドに仕込んでおくと、 作業の最後にサッと人間側へ渡してくれるので快適に使えます。
以上、参考になれば幸いです。
余談: Claude Codeに「他にある?」と聞いてみた
本ブログを書くにあたり、Claude Code に「他に便利なコマンドある?」と聞いてみました。 いくつか提案してくれました。
say- テキストを音声で読み上げるmacOSコマンド
- 使っていないですが、通知系は Hooks でやるのが良さそう
- 参考: Claude Code の Hooks で作業完了を通知する - DevelopersIO
osascript- AppleScript を実行するコマンド
- macOSのアプリ操作や通知表示など、応用の幅が広そう
code- VS Code でファイルを開く
- シンタックスハイライトされたコードを見る時に使えそう
qlmanage -p- Quick Look でプレビュー
- 正直なところ、
openコマンドで代用できそう








