Claude CodeにローカルMCPサーバーを設定しようとしたらエラーになったので、Claude Code自身に解決させてみた
Claude CodeでローカルMCPサーバーの設定がうまくいかない
おのやんです。
Claude CodeはローカルMCPサーバーに対応しています。ローカルMCPサーバーを設定できていれば、Claude Codeが動作する際に、MCP対応のドキュメントを参照できます。AWS公式ドキュメントを例に出すと、次のコマンドを実行することでAWSドキュメントのローカルMCPサーバーをClaude Codeに設定できます。
claude mcp add aws-documentation-mcp-server uvx "awslabs.aws-documentation-mcp-server@latest"
しかし、筆者のローカルMac環境で上記のコマンドを実行しても、Claude Code起動時に次の表示が出て、ローカルMCPサーバーが正常に設定できていないことが分かりました
この時、せっかくなのでClaude Codeに解決を依頼したらどうなるのだろう?と思ったので、やってみました。
先に原因
先に結論ですが、ローカルのMacにPythonのパッケージ管理ツールであるuvがインストールされていないことが原因でした。ですので、Macにuvをインストールすれば上記のエラーは解消されます。
先に結論を書いちゃったので、ここから先はClaude Codeがどのように解決していったのか、スクリーンショットを中心にみてみます。
Claude Codeの解決の流れ
初回のコマンドとして、次の文章を入力しました。
AWSのローカルMCPサーバーに接続できません。原因を調査して、ClaudeCode正常にAWSのローカルMCPサーバーに接続できるようにして。
最初にタスクを列挙して、上から順番に実行していきます。
最初はClaude Codeの設定ファイルを探そうとします。
何個かコマンドを実行して、Claude Codeの設定ファイルを見つけたので、標準入力として設定ファイルを読み込ませます。
ローカルMCPサーバーを登録しようとした際はAWSの公式ドキュメントを選んだのですが、このログがMacにあり、ここを読みたいとのことなので、Yesを押します。
早速原因を特定したようで、uvx
コマンドがMacにインストールされていないせいであるようです。
● 問題を特定しました。AWS MCPサーバーの接続に失敗している原因は、uvxコマンドが見つからない(spawn uvX ENOENT) ことです。
uvxをインストールするには、uvをインストールすればいいので、Homebrewでuvをインストールします。
uvをインストールできたので、そのままローカルMCPサーバーの接続確認を行います。
ローカルMCPサーバーの接続確認ができたようです。Claude Codeの処理はここで一旦完了しました。
/mcp
コマンドでも、AWSのローカルMCPサーバーが追加されているのが確認できました。
Claude Code自身がClaude Codeを開発しているのがなんとなく分かった
少し本題から逸れますが、あるZennの記事ではClaude Code自身がClaude Codeを開発しているとのことです。
今回、Claude Codeの設定エラーをClaude Code自身が解決したとのことで、見当違いかもしれませんが、Claude Codeの問題解決力をほんの少し実感できた気がします。