
【非エンジニアのためのClaude/ClaudeCodeシリーズ】営業活動報告資料、Claudeと対話しながら作ったら1人では気づけなかったことに気づいた話
クラスメソッドで営業をしている髙信(たかのぶ)です。
髙信の”髙(はしごだか)”の入力変換に悩まされること28年目です。
営業をされている方ならこんなことよくありませんか?
- 営業活動の数字振り返りがめんどくさい
- 資料作成に時間がかかる
- プレゼン資料をどうやって作っていこうか悩む
私も例にもれず、数字をまとめる・資料の構成を考える・まとめる、という行為が苦手です。
今回は、そんな私が毎月の月報会で使う振り返り資料をClaudeと一緒に作った話をします。
私が所属するチームでは、毎月「案件共有会」という場があります。月の営業活動を振り返って、受注・失注の状況やKPI進捗、意識したことなどをスライドにまとめてメンバーと共有する場です。
以前までは、数字をCRMから拾ってきて、テキストを整えて、レイアウトを調整して……気づくと1〜2時間かかっていました。
「内容を考える時間には使いたいけど、スライドを作る作業に使いたくない」というのが正直なところでした。
そこで今回、Claudeのを使って振り返り資料を作ってみました。
やったこと
※情報保護のため、画像は簡易的なデモ画面を作成しております。
① CRMから活動データを取得
ClaudeにCRMから4月の営業活動データを引いてもらいました。受注件数、商談数、KPI進捗など、振り返りに必要な数字を整理してもらう形です。
自分でCRMを開いてレポートを確認する手順が不要になるだけでも、かなり楽でした。

② スライドの枠組みをまず作ってもらう
数字が揃ったところで、スライドの構成を伝えてClaudeに作ってもらいました。
私が伝えたのは「KPI進捗のページ」「案件ハイライトのページ」「今月の学び・意識したいことのページ」といった大まかな構成だけ。それぞれのページにどんな情報を入れるかは、CRMのデータを見ながらClaudeが提案してくれました。

③ 内容を対話しながら磨いていく
ここが今回一番面白かった部分です。
最初に出てきたスライドをClaudeと一緒に見ながら、「このページのこの部分はこういう内容に変えてほしい」と言葉で伝えていくと、Claudeがすぐ直してくれます。
たとえば「今月の学び」のスライドで、「①の項目は●●という内容を含めてほしい」と伝えると、その趣旨を踏まえてテキストを書き直してくれました。「②の説明は、△△という考え方で表現してほしい」と伝えるだけでも、ちゃんとニュアンスを汲んで言語化してくれました。
自分でPowerPointを開いてテキストボックスを編集するより、「こういうことを伝えたい」と話しかけるほうが、早く理想に近づく感覚がありました。

④ 「提案があれば教えて」と伝えたら、気づかなかったことに気づけた
最初は「イメージ通りのスライドを作る」ことだけをゴールにしていましたが途中から、こんな一言を添えるようにしました。
「足りない情報があったら教えて」「もっとよい表現や構成の提案があれば遠慮なく言って」
するとClaudeが単に指示を実行するだけでなく、「この流れだとこのページに〇〇が抜けていますが、追加しますか?」とか「この表現よりこちらのほうが伝わりやすいと思いますが、どうでしょう」という形で提案を返してくれるようになりました。
正直、自分一人では気づかなかった視点でした。スライドを作っているとどうしても「自分の頭の中にあるもの」を形にすることに集中してしまうので、抜け漏れや表現の改善には気が回りにくい。Claudeに「第三者として見てほしい」という姿勢で接することで、1人で時間をかけて仕上げたものよりも、短時間でクオリティが上がった完成品になりました。
「指示通りに動かす道具」ではなく「一緒に考えてもらう相手」として使うと、Claudeの価値はかなり変わると思います。

気付き
最初から完璧な指示を出そうとしなくていいことがわかりました。最初は「うまく伝えられるか」と心配していましたが、Claudeに「こういうことが言いたい」とざっくり話すと、「こういうことですか?」と確認しながら進めてくれるので、思っていたよりハードルは低かったです。
まとめ
| 作業 | 以前 | Claudeと一緒に |
|---|---|---|
| CRMからデータ収集 | 自分でレポートを開いて転記 | Claudeに依頼するだけ |
| スライド構成 | ゼロから考えて手打ち | 大まかな方向を伝えるだけ |
| テキストの修正 | PowerPointを直接編集 | 言葉で伝えてClaudeが直す |
| 所要時間 | 1〜2時間 | 30〜40分 |
時間が半分以下になったのも嬉しいですが、それより「考えることに集中できた」という感覚のほうが個人的には大きかったです。スライドを作る作業に頭を使わなくていい分、「何を伝えたいか」「何が今月の学びか」を考える余裕が生まれました。
振り返り資料のような、毎月決まった構成で内容だけ変わるドキュメントは、特にClaudeと相性がいいと思います。同じような業務をしている方は、一度試してみてください。









