【非エンジニアのためのClaude/ClaudeCodeシリーズ 】 Coworkのスキル機能を使って商談振り返りレポートを作ってみた

【非エンジニアのためのClaude/ClaudeCodeシリーズ 】 Coworkのスキル機能を使って商談振り返りレポートを作ってみた

2026.04.01

こんにちは。クラスメソッドで営業をしている元道です。

この記事では非エンジニアがClaude DesktopのCoworkを実際に試した活用方法をご紹介しています。

今回はCoworkの「スキル」機能を使って、自身の商談振り返りレポートを生成してみました。

こういった方に読んでいただけると嬉しいです。

  • Claude Coworkの「スキル」機能に興味があるけど、何ができるのかイメージが湧かない方
  • 非エンジニアだけどAIを業務に活用してみたい方
  • メンバーにフィードバックをしないといけないけど毎回考えるのが大変な方

はじめに

今回、Claudeで商談振り返りレポートを作ってみようと思ったきっかけについてです。

商談後に振り返りやフィードバックをもらう大切さは分かっているものの、フィードバックをもらう時に相手が忙しくて躊躇したり、次の商談が続いていたりするとなかなか時間がとれず、そのまま時間が経ってしまうということがあり、機会損失しているなと感じていました。

営業の皆さんも同じ経験をした方がいるんじゃないかと思います。

そこでClaudeのCoworkの「スキル」という機能を最近使い始め、振り返りレポートというものを作成してみました。

Coworkの「スキル」って何?

ざっくりいうと「Claudeに特定の仕事のやり方をあらかじめ教えておく機能」です。

これを使うことで毎回Claudeにプロンプトを入れなくても、「振り返り」「商談レビュー」「商談分析」といったキーワードが入っていれば、自動的に作成したスキルを利用してレポート作成を進めてくれるようになります。便利!

どんなレポートが出てくるか

実際にスキルを使って出力したレポートがこちらになります。

議事録や録音データを渡すだけで自身の対応の良かった点と改善すべき点を具体的に記載してくれます。

これはレポートの一部になりますが、7項目の評価、評価する元となった発言内容はどれか、次回意識すべき行動と具体的な質問例の提示、トークスクリプト提案など、特に営業が「これ欲しかった」と思うポイントを何度か修正してプロンプトに入れたことでほしいレポートに近づいていきました。
生成された商談振り返りレポートの出力例1
生成された商談振り返りレポートの出力例2

作り方の手順

ステップ1:「理想のアウトプット」を先に用意する

今回スキルを作るときに参考にしたものとして、もともと社内で営業育成の一環として商談ロープレを実施しており、その振り返りレポートのフォーマットがありました。評価軸など参考にできるところが多かったので、それをベースにしました。

ステップ2:Coworkにスキルの作成を依頼する

既存のフォーマットをもとに、Coworkに「これをスキルにしてほしい」と依頼しました。

下記手順で依頼してみました。

  1. Coworkに「商談の振り返りレポートを自動生成するスキルを作りたい」と伝える
  2. レポートのフォーマットを渡して、「こういう形式で出力するようにしてほしい」とお願いする
  3. Coworkが質問してくるので(「入力データはどんな形式?」「どんなときにこのスキルを使う?」など)、それに答えていく
  4. SKILL.mdというファイルが自動生成される

工夫ポイントとしては、フォーマットをベースにしつつ、自分が振り返りをもらう上で「こういった条件も付け加えてほしいな」と思うことを指示したり、Claudeから質問形式で返ってくることもあるので、何度か修正を加えました。

イメージとしては下記のような感じです。

  • 「改善点には必ずトークスクリプト例や質問例をつけてほしい」
  • 「エンジニアが同席していない商談ではエンジニアレビューを省略してほしい」

Coworkへのスキル作成依頼の画面

ステップ3:テストデータで動作確認する

スキルができたら、ちゃんと動くかテストしてくれます。

Coworkのスキルには「eval(評価テスト)」という仕組みがあり、テスト用のデータを用意して品質を確認できます。

商談といっても営業のみで完結するものもあれば、技術的な要素を多く含むエンジニア同席が必要なものもあるので、パターン別でうまくでるといいなと思い、今回は2パターンのテストデータを作ってもらいました。

テストケース 内容 確認ポイント
パターン1 エンジニア同席あり・提案商談の書き起こしテキスト 7項目35点満点で評価されるか、エンジニアレビューが出力されるか
パターン2 エンジニア同席なし・初回訪問の議事メモ 6項目30点満点に切り替わるか、エンジニアレビューが省略されるか

実際にテストしてみると、パターン1ではエンジニアの技術説明を「ビジネス価値につながる改善例」まで出してくれて、パターン2ではエンジニアレビューが省略されており、期待通りの結果でした。

実際に使ってみた感想

良かったこと

今まで時間がなかったり、メンバーに遠慮して振り返りができなくてもやもやしていた商談も良かった点と改善点が明確に可視化できて、自身の営業の癖などもわかってくるので、具体的に次じゃあこうしようという改善案がわかり前向きに行動できるようになりました。

改善したいこと

参照する元データである議事録の内容がちゃんと記載されていなかったりすると、レポートの質にも影響が出るので、そこは今後改善していきたいです。

まとめ

実際使ってみて、これまでできていなかった商談の振り返りが、レポートを通じてできるようになったことは前進したと思う一方で、経験豊富な先輩の意見や、知見のあるエンジニアの違う視点からのフィードバックから得られる気づきも多いなあと日々感じるので、今後はうまく使い分けたらと思います。
Claudeを使う前は非エンジニアには使いこなせない代物だろうと思ってましたが、自然言語で指示するだけで希望していたものが簡単に作れるようになるので、これからも営業活動の色々な場面で活用していきたいです。

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