
クラスメソッド データアナリティクス通信(AWSデータ分析編) – 2026年3~4月合併号
クラウド事業本部コンサルティング部の石川です。先月と先々月は業務多忙のため、3月と4月は合併号とさせていただきます。(ゴメンナサイ m(_ _)m)
今月はAmazon Quick(旧Quick Suite)が東京リージョンで利用可能になったほか、Amazon Redshiftがダッシュボード・ETLワークロードの新規クエリパフォーマンスを最大7倍向上させ、Amazon OpenSearch Service version 3.5ではAgenticAIによるログ分析機能が追加されました。AI駆動の分析体験の拡充が各サービスで進んでおり、自然言語を活用した新しいデータ分析のパラダイムが広がっています。他にもアップデートがあるので紹介します!
Amazon Redshift / Redshift Serverless
新機能・アップデート
2026/02/04 - Amazon Redshift now supports autonomics for multi-cluster environments
Amazon Redshiftがマルチクラスタ環境での自動最適化機能(autonomics)をサポートしました。マテリアライズドビューの自動リフレッシュ、テーブル統計の自動更新、自動ソートキーの適用などの最適化がマルチクラスタ構成で自動的に実行されます。
マルチクラスター(データ共有を使用する複数のウェアハウス)環境において、すべてのコンシューマークラスターからのクエリパターンを自動で考慮し、テーブルレイアウトやメンテナンス操作を実施します。共有データにアクセスするすべてのワークロードパターンを反映した、包括的な最適化が可能になります。
2026/02/09 - Amazon Redshift now supports allocating extra compute for automatic optimizations
Amazon Redshiftで自動最適化(autonomics)のための追加コンピュートリソースの割り当てが可能になりました。ユーザーワークロードに影響を与えることなく、バックグラウンドで最適化タスクを実行するための追加リソースを確保できます。
これまでは自動最適化自体も計算リソースを消費するため、ユーザーのクエリとリソースを奪い合うことがありました。今回の機能により、最適化専用の追加コンピュートリソースを割り当てられるようになり、業務に影響を与えることなく裏側でメンテナンスを完結させられるようになりました。
2026/03/06 - Amazon Redshift introduces reusable templates for COPY operations
Amazon RedshiftにCOPYコマンドのテンプレート機能が追加されました。頻繁に使用するCOPYパラメータを保存して再利用でき、データロード操作の効率と一貫性が向上します。
2026/03/18 - Amazon Redshift increases performance for new queries in dashboards and ETL workloads by up to 7x
Amazon RedshiftがBIダッシュボードおよびETLワークロードにおける新規クエリの実行パフォーマンスを最大7倍向上させました。結果キャッシュに存在しない初回実行のクエリに対して大幅な高速化を実現します。
新しい SQL クエリが発行されると、実行前に「コンパイル」という工程において、既存の最適化済みロジックの再利用とクエリ専用コードのコンパイルを行いながら、同時に「Composition」によって作成されたコードでクエリの実行を即座に開始する方式に改善されました。
2026/03/19 - Amazon Redshift supports federated permissions with IAM Identity Center in multiple AWS Regions
Amazon RedshiftがAWS IAM Identity Center(IdC)を使用したフェデレーション権限を複数のAWSリージョンでサポートしました。マルチリージョン環境でのRedshiftアクセス管理が統合されます。
APIの変更点
Amazon Redshift Serverless
新機能・アップデート
2026/02/23 - Amazon Redshift Serverless introduces 3-year Serverless Reservations
Amazon Redshift Serverlessに3年間のServerless Reservationsが導入されました。新しい割引価格オプションにより、オンデマンド料金と比較して最大45%のコスト削減が可能になります。長期的なServerlessワークロードに対して予測可能なコスト管理を実現します。
2026/03/05 - Amazon Redshift Serverless now maintains datashare permissions during restore
Amazon Redshift Serverlessでスナップショットを同一名前空間にリストアする際に、データ共有(datashare)権限が自動的に保持されるようになりました。リストア後に権限を手動で再設定する必要がなくなり、データ共有環境の復旧が効率化されます。
Amazon Athena
新機能・アップデート
2026/02/10 - Amazon Athena now supports 1-minute reservations and 4 DPU minimum capacity
Amazon Athenaの Capacity Reservations において、最小予約時間が 1分、最小DPU数が 4 DPU に引き下げられるアップデートが発表されました。これにより、短時間のクエリワークロードに対して最大95%のコスト削減が見込めるようになります。
AWS Glue
新機能・アップデート
2026/02/05 - AWS Glue launches native REST API connector for universal data integration
AWS GlueにネイティブのREST APIコネクタが追加されました。RESTベースのAPIを持つ任意のデータソースからのデータ読み取りが容易になり、ユニバーサルなデータ統合を実現します。
2026/03/12 - AWS Glue zero-ETL integrations with Amazon DynamoDB as the source support new configurations
AWS Glue zero-ETLのAmazon DynamoDBソース統合でCDC(変更データキャプチャ)更新間隔の設定(15分〜6日)とオンデマンドデータ取り込みが可能になりました。ビジネス要件に合わせた変更キャプチャ頻度の最適化が実現します。これはSaaSソースの既存機能とDynamoDB統合を揃えるアップデートです。
APIの変更点
2026/03/13 - AWS Glue - 1 updated methods
BatchGetPartitionRequestにQuerySessionContextが追加されました。
2026/03/17 - AWS Glue - 2 updated methods
カタログ更新時に、CreateTableDefaultPermissionsおよびCreateDatabaseDefaultPermissionsで指定されたデフォルト権限で子リソースのLake Formation既存権限を上書きする承認機能が追加されました。
Amazon Quick
新機能・アップデート
2026/02/03 - Amazon Quick Suite Enables Easy Resolution of Ambiguous Map Locations
Quick Sightのマップビジュアルで、ダッシュボード作成者が曖昧な地理的位置を解決できるようになりました。同じ地名が複数の地域に存在する場合(例: 複数の州にあるSpringfield)に対応します。
地理空間フィールドの追加による階層作成、地理データベースの検索、緯度経度座標の直接入力の3つの方法が提供されます。「Unmatched」「Matched」「Unused」のステータス追跡機能も備えており、Quick Sightが利用可能な全リージョンで利用できます。
2026/03/09 - Amazon Quick Suite launches User Preferences for chat personalization
Amazon Quick Suiteにユーザー設定(User Preferences)機能が追加されました。ユーザーがQuickの外観、操作感、動作を個人の好みに合わせてカスタマイズできるようになり、よりパーソナライズされたチャット体験を提供します。
2026/03/25 - Amazon Quick Now Available in the AWS Tokyo Region
Amazon Quickが東京リージョン(ap-northeast-1)で利用可能になりました。AI搭載チャット、リサーチ、スペース、フロー、QuickSightダッシュボードなどの機能を、データを東京リージョン内で処理・保存した状態で利用できます。日本のお客様にとって、データの地域性要件を満たしながらAmazon Quickの全機能を活用できるようになりました。
APIの変更点
2026/02/23 - Amazon QuickSight - 3 updated methods
InputColumn TypeにSEMISTRUCTのサポートが追加されました。
2026/03/04 - Amazon QuickSight - 4 updated methods
新しいCapabilities値が追加され、シートごとのビジュアル上限が75に増加しました。また、複数箇所でQuick SuiteからQuickへの名称変更が反映されました。
2026/03/13 - Amazon QuickSight - 4 updated methods
Custom PermissionsにManageSharedFolders機能が追加されました。
2026/03/31 - Amazon QuickSight - 2 new 19 updated methods
オートメーションジョブ用のStartAutomationJobおよびDescribeAutomationJob APIが追加されました。スペースとチャットエージェントの管理を制御する3つのカスタム権限機能と、データソースへのOAuth 2.0クライアント認証情報のインライン提供機能も追加されました。
Amazon SageMaker Unified Studio
新機能・アップデート
2026/02/04 - Apache Spark lineage now available in Amazon SageMaker Unified Studio for IDC based domains
SageMaker Unified StudioでApache Sparkジョブのデータリネージ機能が一般提供されました。EMR-EC2、EMR-Serverless、EMR-EKS、AWS Glue上のSparkジョブのスキーマと変換リネージをキャプチャし、グラフとして可視化できます。
APIによるクエリやジョブ履歴間の変換比較も可能で、複雑な問題の根本原因特定と変更の影響分析に活用できます。既存のSageMaker Unified Studio全リージョンで利用可能です。
2026/03/03 - Amazon SageMaker Unified Studio now supports AWS Glue 5.1 for data processing jobs
SageMaker Unified StudioでAWS Glue 5.1を使用したデータ処理ジョブが実行可能になりました。Apache Spark 3.5.6、Python 3.11、Scala 2.12.18に対応し、Apache Iceberg 1.10.0、Apache Hudi 1.0.2、Delta Lake 3.3.2の最新オープンテーブルフォーマットライブラリを利用できます。
Visual ETL、ノートブック、コードベースのジョブ作成時にGlue 5.1をバージョンドロップダウンから選択可能です。SageMaker Unified Studioが利用可能な全リージョンで提供されます。
2026/03/03 - Amazon SageMaker Unified Studio launches support for remote connection from Kiro IDE
ローカルのKiro IDEからSageMaker Unified Studioへのリモート接続がサポートされました。AWS Toolkit拡張機能を使用したIAM認証による安全な接続で、Kiroのspec駆動開発や会話型コーディング機能を活用しながら、SageMakerのスケーラブルなクラウドインフラストラクチャにアクセスできます。
2026/03/25 - Amazon SageMaker Unified Studio launches support for remote connection from Cursor IDE
Cursor IDEからSageMaker Unified Studioへのリモート接続がサポートされました。CursorのAI支援機能(コード補完、マルチファイル編集)を活用しながら、IAM認証を通じてSageMakerのスケーラブルなクラウドコンピューティングリソースにアクセスできます。全サポートリージョンで利用可能です。
2026/03/31 - Amazon SageMaker Unified Studio adds Observability for AWS Glue jobs via CloudWatch metrics
SageMaker Unified StudioがAWS GlueジョブのAmazon CloudWatchメトリクスをジョブログと並べて統一インターフェースで直接表示するようになりました。Glueジョブの監視・デバッグの効率が向上します。
Amazon SageMaker Data Agent
新機能・アップデート
2026/03/30 - Amazon SageMaker Data Agent is now available in the Amazon SageMaker Unified Studio Query Editor
SageMaker Data AgentがUnified StudioのQuery Editorで利用可能になりました。これまでノートブック体験でのみ提供されていたデータエージェント機能が、Query Editorにも拡張されました。
Amazon DataZone
新機能・アップデート
APIの変更点
2026/02/23 - Amazon DataZone - 4 updated methods
Connections APIにworkflowプロパティのサポートが追加されました。
2026/03/03 - Amazon DataZone - 1 new methods
DataZone SDKにQueryGraph操作が追加されました。
2026/03/31 - Amazon DataZone - 4 updated methods
CreateEnvironmentInputとUpdateEnvironmentInputにenvironmentConfigurationNameフィールドが追加されました。ドメインオーナーが削除された設定と同名の設定を再作成することで、孤立した環境を自動回復できるようになりました。
AWS Clean Rooms
新機能・アップデート
2026/02/18 - AWS Clean Rooms announces support for remote Apache Iceberg REST catalogs
AWS Clean RoomsがリモートのApache Iceberg RESTカタログ向けカタログフェデレーションをサポートしました。Amazon S3に保存されリモートカタログに登録されたIcebergテーブルへの直接・安全なアクセスが可能になり、テーブルメタデータのレプリケーションなしでクリーンルームのセットアップが簡素化されます。
APIの変更点
2026/02/18 - AWS Clean Rooms Service - 3 updated methods
Athenaソースの構成テーブルでフェデレーテッドカタログのサポートが追加されました。
AWS Lake Formation
新機能・アップデート
2026/02/11 - AWS Lake Formation enhances cross-account sharing
AWS Lake Formationのクロスアカウント共有機能が強化されました。AWS Resource Access Managerの単一リソース共有で無制限のテーブルを別アカウントに共有でき、数十万テーブルのアカウント間共有が可能になります。以前のリソースタイプごとの関連付け制限が撤廃されました。
Amazon EMR
新機能・アップデート
APIの変更点
2026/03/17 - Amazon EMR - 2 updated methods
ログアップロードを制御するS3LoggingConfigurationが追加されました。
2026/03/26 - Amazon EMR - 1 updated methods
RunJobFlow APIにStepExecutionRoleArnが追加されました。
Amazon Kinesis
新機能・アップデート
APIの変更点
2026/03/31 - Amazon Kinesis Analytics - 8 updated methods
Managed Service for Apache FlinkでApache Flink 2.2のサポートが追加されました。
Amazon MSK
新機能・アップデート
2026/02/11 - MSK simplifies Kafka topic management with new APIs and console integration
Amazon MSKにCreateTopic、UpdateTopic、DeleteTopicの3つの新しいAPIが追加されました。プロビジョニングされたクラスターのKafkaトピック管理がAWS CLI、SDK、CloudFormationから直接行えるようになり、別途管理クライアントを維持する必要がなくなります。Kafka 3.6以降のクラスターで追加費用なく利用可能です。MSKコンソールにもトピック設定やパーティション情報、メトリクスの包括的な可視化機能が統合されました。
2026/02/11 - Amazon MSK now supports broker logs on Express Brokers
Amazon MSKのExpress Brokersでブローカーログがサポートされました。CloudWatch LogsおよびAmazon S3との統合により、クライアント接続や可用性の問題のトラブルシューティングやブローカーの動作に関するインサイトの取得が可能になります。新規・既存のExpress Brokersで追加費用なく利用できます。
2026/02/17 - Amazon MSK now supports dual-stack (IPv4 and IPv6) connectivity for existing clusters
Amazon MSKがプロビジョニングおよびServerlessクラスターの両方でIPv4とIPv6のデュアルスタック接続をサポートしました。下位互換性を維持しつつ、コンソール、CLI、SDK、CloudFormationからNetwork Typeパラメータを変更することで有効化できます。全AWSリージョンで追加費用なしで利用可能です。
APIの変更点
2026/02/16 - Managed Streaming for Kafka - 11 updated methods
Amazon MSKでデュアルスタック接続(IPv4/IPv6)のサポートが追加されました。updateConnectivity APIでNetworkTypeパラメータを指定することで、既存クラスターでデュアルスタックを有効化できます。
Amazon OpenSearch Service
新機能・アップデート
2026/02/27 - Amazon OpenSearch Service adds new insights for improved cluster stability
Amazon OpenSearch ServiceのCluster Insightsツールに「不適切なシャーディング戦略(Suboptimal Sharding Strategy)」と「クラスター過負荷(Cluster Overload)」の2つの新しいインサイトが追加されました。不均一なシャード分散によるクエリパフォーマンスの低下や、リソース消費の上昇によるリクエストスロットリングの可能性を検出し、具体的な改善策を提示します。OpenSearch 2.17以降で追加費用なく利用可能です。
2026/03/04 - Amazon OpenSearch Ingestion now supports Amazon Managed Service for Prometheus as a sink
Amazon OpenSearch IngestionがAmazon Managed Service for Prometheusをシンク先としてサポートしました。ログとトレースをOpenSearch Serviceに、メトリクスをPrometheusにルーティングする完全マネージドなエンドツーエンドのメトリクス取り込みパイプラインを、カスタム転送インフラストラクチャなしで構築できます。OpenSearch Ingestionが利用可能な全リージョンで提供されます。
2026/03/05 - Amazon OpenSearch Service introduces capacity optimized blue/green deployments
Amazon OpenSearch Serviceにキャパシティ最適化ブルー/グリーンデプロイメントオプションが追加されました。従来通り「一括(Full Swap)」での更新を試み、利用可能なインスタンス容量が不十分な場合でも、増分バッチでドメインアップデートに切り替えて実行できるようになります。フル容量デプロイが不可能な場合は自動的にバッチデプロイにフォールバックします。コンソールまたはAPIから選択可能です。AWS側の在庫状況に左右されにくくなるため、計画したタイミングで更新を完了させやすくなります。
2026/03/10 - Amazon OpenSearch Service now supports in-place volume increases for all volume sizes
Amazon OpenSearch Serviceのインプレースボリュームスケーリング機能が3TiBを超えるクラスターにも拡張されました。これまで3TiBに制限されていたインプレーススケーリングが、大規模なストレージニーズに対してもブルー/グリーンデプロイなしで実行可能になります。全AWS商用およびGovCloudリージョンで利用可能です。
2026/03/18 - Amazon OpenSearch Service now supports OpenSearch version 3.5
OpenSearch version 3.5がAmazon OpenSearch Serviceで利用可能になりました。エージェンティックAI機能が大幅に強化され、マルチターン対話のための会話メモリ(agentic conversation memory)、LLMトークン使用量を最適化するコンテキスト管理、Model Context Protocol統合に対応したノーコードエージェントインターフェースが追加されました。また、検索関連性ワークベンチにLLM評価やスケジュール実験機能が追加され、検索品質のトレンド追跡が可能になりました。
2026/03/30 - Access Cluster Insights through the Amazon OpenSearch Service Console and Amazon EventBridge events
Cluster InsightsがAWSマネジメントコンソールからアクセス可能になりました。既存のOpenSearch UIダッシュボードに加えて、コンソール上でパフォーマンスとレジリエンスの推奨事項を確認し、必要な設定変更を一つのインターフェースで行えます。Amazon EventBridgeイベントによるインサイトの監視もサポートされました。OpenSearch 2.17以降で追加費用なく利用可能です。
2026/03/31 - Amazon OpenSearch Service introduces agentic AI for log analytics
Amazon OpenSearch ServiceにエージェンティックAIによるログ分析機能が追加されました。エンジニアリングチームやサポートチームが自然言語の会話型インターフェースを通じてログデータを分析できるようになります。ログクエリの簡素化とインシデント調査の高速化を実現し、専門的なクエリ言語の知識がなくてもログ分析が可能になります。
APIの変更点
2026/03/04 - Amazon OpenSearch Service - 7 updated methods
DeploymentStrategyOptionsのサポートが追加されました。
2026/03/09 - Amazon OpenSearch Service - 6 updated methods
DataSourcesのクロスアカウントおよびクロスリージョンアクセスが有効化されました。他のAWSアカウントからデータへのアクセスとクエリを許可するアクセスポリシーをデータソースに定義できます。
2026/03/20 - Amazon OpenSearch Service - 4 updated methods
Amazon Managed Service for Prometheus(AMP)がOpenSearch UIのコネクテッドデータソースとしてサポートされました。データのコピーなしでPrometheusメトリクスをOpenSearch UIで分析できます。
2026/03/30 - Amazon OpenSearch Service - 2 new methods
Cluster Insights APIがOpenSearch Service SDKに追加されました。
2026/03/31 - Amazon OpenSearch Service - 3 new methods
OpenSearch UIアプリケーションのAIアシスタント機能管理用にRegisterCapability、GetCapability、DeregisterCapability APIが追加されました。
Amazon OpenSearch Serverless
新機能・アップデート
2026/02/10 - Amazon OpenSearch Serverless now supports Collection Groups
Amazon OpenSearch Serverlessは、コレクション グループをサポートしました。これまで、異なる暗号化キー(AWS KMS)を使用するコレクション間では、計算リソース(OCU)を共有できず、個別にコストが発生していました。本機能の導入により、異なる KMS キーを持つ複数のコレクション間で OCU を共有できるようになり、マルチテナント環境等でのコストを削減できます。また、最小 OCU 容量を事前に割り当て可能になり、起動時の遅延(コールドスタート)を防ぎ、安定したパフォーマンスを実現します。
Amazon S3 Tables
新機能・アップデート
2026/02/12 - Amazon S3 Tables add partition and sort order definition in the CreateTable API
Amazon S3 TablesのCreateTable APIでパーティション仕様とソート順序の定義がサポートされました。変換関数を使用したデータの整理方法の定義と、ソート方向やNULL順序の指定をプログラムから簡単に設定できるようになります。
2026/03/17 - Simplified permissions for Amazon S3 Tables and Iceberg materialized views
AWS Glue Data CatalogがAmazon S3 TablesとApache IcebergマテリアライズドビューのIAMベース認可をサポートしました。ストレージ、カタログ、クエリエンジンにまたがる全ての権限を単一のIAMポリシーで定義でき、権限管理が大幅に簡素化されます。
APIの変更点
2026/02/11 - Amazon S3 Tables - 1 updated methods
テーブルにパーティション仕様とソート順序の設定がサポートされました。変換関数を使用したデータの整理方法の定義と、ソート方向やNULL順序の指定が可能になります。
2026/03/31 - Amazon S3 Tables - 1 updated methods
テーブル作成時にネストされた型(struct、list、map)のサポートが追加されました。これらの型を組み合わせて複雑な階層型データ構造をテーブルスキーマ内でモデル化できます。
最後に
2026年2月〜3月は、AI機能のリージョン拡大とサービス間統合が話題になりました。Amazon Quick(旧Amazon Quick Suite)が東京リージョンで利用可能になり、AIエージェント機能を活用したBI体験がグローバルに広がりました。Amazon OpenSearch Service version 3.5ではAgenticAIによるログ分析機能が追加され、自然言語でのデータ分析が新たなパラダイムとして定着しつつあります。
パフォーマンスとコスト最適化の面では、Amazon Redshiftが新規クエリの最大7倍の性能向上を実現し、Redshift Serverlessの3年間リザベーションで最大45%のコスト削減が可能になりました。Amazon S3ではアカウントリージョナル名前空間やS3 Tablesのパーティション仕様とソート順序の定義がサポートなど、データレイクの基盤強化が進んでいます。気になるアップデートがあれば、ぜひ試してみてください。この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。
私事ですが、先月3/11に AWS Big Data Blog に Amazon Redshift DC2 migration approach with a customer case study というブログをAWSの大薗さん(@jostandard)と執筆しました。DC2インスタンスからRA3インスタンスへのマイグレーションした事例についてご紹介しています。

マイグレーションの際に用いたTableauのクエリをリプレイする負荷試験ツールについても、GitHubにて公開しています。
DC2インスタンスからRA3インスタンスへのマイグレーションについては、こちらのブログのほうがより詳しく紹介しています。











