
2025年1~3月のクラスメソッドグループ社員によるOSSコントリビュートについてご紹介します
AWS事業本部サービス開発室の金谷です。
四半期ごとの恒例となっております、クラスメソッドグループ全体の OSS コントリビューション紹介ブログです。
今回は2025年1月~3月の OSS コントリビューション実績を紹介します。
前回のコントリビューション紹介ブログはこちらです↓
OSSコントリビューション実績一覧
OpenTelemetry for PHPのドキュメントでDeprecated扱いの定数が利用されていたのを修正
岩田さんによる OpenTelemetry.io へのコントリビュートです。
サンプルコード内で非推奨の定数 DEPLOYMENT_ENVIRONMENT
が使われていたのを DEPLOYMENT_ENVIRONMENT_NAME
を利用するように修正されています。
workspaceを設定した状態でコード生成するとファイルの末尾に改行が増え続ける挙動を修正
私による orval へのコントリビュートです。
workspace を設定した状態でコードを生成すると、生成されたコードの末尾に改行が増え続ける問題を報告し、その後対応 PR を上げました。
無事マージされ、この挙動は修正されています。
私が担当しているフロントエンドのプロジェクトでは、バックエンドの変更を早く検知できるように毎朝 orval コマンドを定期実行し、自動で PR を作成する仕組みを取り入れています。
その際、当該事象を観測し、改行以外の差分が無いのにも関わらず PR が毎日作成されてしまうようになってしまいました。
Lint 等で対応することも考えましたが、根本的には orval の挙動に原因があったので調査するとともに修正 PR をするようにしました。
さいごに
今回は以上になります。
普段から利用しているプロジェクトだったので、コントリビュートできたことはもちろんのこと、動作の仕組みや内部構造がある程度わかったのが面白くて良かったです。
また機会を見て貢献していきたいです。