Coc.nvimを触ってみようアドベントカレンダー 22日目 – coc-ltex

とっても楽しいcoc.nvimを触ってみようというアドベントカレンダーです。22日目はcoc-ltex。幅広い言語のスペルチェックが可能ですが、複数言語が混ざっている記述については正常に動作しない可能性があります。
2021.12.22

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Coc.nvimを触ってみよう Advent Calendar 2021 22日目です。

今回は coc-ltex です。

coc-ltex について

Letax及びMarkdownのスペルチェックを行う拡張です。なお、vscode-ltexのオプションとしての扱いになっているようで、ドキュメントはvscodeの指定と読み分けが必要になります。

coc-ltex をインストールする

vimを起動した状態で以下のコマンドを実行します。

:CocInstall coc-ltex

依存ライブラリのインストールが終わるまで少し待ちが要ります。

Letaxの場合だけinit.vim に以下の設定追記が必要です。

let g:coc_filetype_map = {'tex': 'latex'}

使ってみる

基本は ltex.checkCurrentDocument を実行するか、フレーズを選択した上で ltex.checkSelection を実行します。

:'<,'>CocCommand ltex.checkSelection

正常に動作しているか不安な場合は以下のコマンドを実行しましょう。

:CocCommand ltex.showStatusInformation

env['JAVA_HOME']: undefined

となっている場合は設定を追加したほうが良いかもしれません。

ltex.XX の詳細はCommandsに一通り使い方が掲載されています。

あとがき

スペルチェックに使える拡張ですが、複数言語が混ざっていると意図した動作にならないこともあります。

その場合は抑えたいルールを ltex.disabledRules に突っ込んでおきましょう。

:CocConfig

  ..
  "ltex.disabledRules": {"en-US":["MORFOLOGIK_RULE_EN_US"]}
}