明快なカラー設定で目に優しいNeoVimライフを送ろう
はじめに
NeoVim、もといvimの設定変更で割と大変なのがビジュアル指定です。設定項目自体が多岐に及ぶため、大体は他のVimmerが設定したテンプレートを模倣すると思います。そこからUI設定を細かく弄ろうとすると…。
……(;`・ω・)
そういった経緯を得て、私自身の編集画面はこんな感じでした。あまり目には優しくありません。
もうちょっと快適にvimを操作したいため、UI系の設定を特に見ながらいじってみました。
透過率の設定
補完で表示されるpopupによってコードを大量に隠蔽されることがあります。結構辛い。そんなときの設定項目です。
init.vim
に追加します。
set pumblend=10
以下のように変わりました。popupの背景色自体がいまいちな感じもありますが、とりあえず下の文字が見えるようになりました。
色の設定
色設定にギラギラ感があることも多分目が疲れる要因です。
init.vim
に追加します。
set termguicolors
以下のように変わりました。popupの背景色にも影響がでましたが、やはりいまいちな感じです。
ここは思い切ってカラースキームを変えることにします。まずは.zshrc
に設定を追加します。
export TERM=xterm-color256
次に入れたいスキームをダウンロードしてきます。今回はhybridにしてみました。
mkdir -p ~/.config/nvim/colors/ curl https://raw.githubusercontent.com/w0ng/vim-hybrid/master/colors/hybrid.vim -o ~/.config/nvim/colors/hybrid.vim
init.vim
に設定を追加します。
colorscheme hybrid
カラースキームのチカラはすさまじいものですね。
vimのカラースキームを一覧で見ながら選びたい場合には Vim Color Scheme Test を使う手もあります。
変更前と変更後
まるで同じアプリケーションとは思えない変わり様です。もうちょっと早く手を付けておけばよかった。
あとがき
NeoVimの視覚に関する設定はカラースキームを変更するだけで大きく変わってきます。拘りたい場合には透過率等を入れることもおすすめです。