LookerからSnowflakeへ接続する際の、Looker側での接続設定方法

2022.08.19

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こんにちは、まつおかです。
以前 LookerからSnowflakeへ接続する際の、Snowflake側での権限設定方法 をご紹介しましたが、今回はLooker側での接続設定方法をご紹介します。

新規データベース接続の追加

「管理(Admin)」メニューの「データベース(Database)」セクションから「接続(Connection)」を選択し、右上にある「Add Connection」をクリックすることで新規データベース接続を追加することができます。

接続設定詳細

設定内容はこちらです。今回設定した箇所について詳細に見ていきます。

  • Name
    • 接続名です。LookMLモデルのconnectionパラメータで使用する名前です。
  • Dialect
    • 接続対象を選択します。今回はSnowflakeを指定します。
  • Host
    • Snowflakeのホスト名を入力します。https:// 以降の(account_name).snowflakecomputing.com部分を入力します。
  • Database
    • 接続したいデータベース名を入力します。大文字小文字が区別されます。
  • Username、Password
    • Snowflake側で設定したLookerから接続するためのユーザ名とパスワードを入力します。
  • Schema
    • デフォルトのスキーマを入力します。スキーマが設定されない場合(SQL Runner使用中、LookMLプロジェクトの生成中、およびテーブルをクエリする際)に適用されます。
  • Additional Params
    • warehouse=(YOUR WAREHOUSE NAME)と入力し、Lookerからの接続時に使用するウェアハウスを指定します。
  • SQL Runner Precache
    • デフォルトでチェックが入っており、今回はそのままにしています。
    • ちなみに SQL Runner Precache とは・・・
      Lookerの機能である「SQL Runner」を使用する際、接続とスキーマを選択したタイミングでテーブル情報がロードされることを意味します。これによりテーブル名をクリックするとすぐにテーブルの列が表示されるようになります。ただし、テーブルが多数ある場合や大きなテーブルを含むスキーマの場合など事前にロードさせたくない場合は本オプションを解除することで、テーブルが選択されている場合にのみテーブル情報をロードするようになります。
  • Database Time Zone
    • 接続するデータベースのタイムゾーンを選択してください。
  • Query Time Zone
    • クエリを実行時に日時を表示する際のタイムゾーンを選択してください。

今回設定した箇所は以上となりますが、必要に応じて他のオプションについても設定を行ってください。

接続確認

以上のように必要な設定を終えた上で、画面いちばん下にある「Test These Settings」ボタンをクリックすることで接続の確認ができます。

Can connectと表示されればLookerからSnowflakeへの接続設定はOKです!

さいごに

接続設定ができれば、このあとLookMLプロジェクトを作成し可視化という流れになりますが、今日はここまで。
続きはまたご紹介したいと思います!