海外カンファレンスに参加してVLOGを作ってみた ~動画でお届けするAWS re:Invent 2022現地の様子~ #reinvent

re:Invent開催中、私は動画作成に向けてインタビューやイベント、街の様子を動画で撮り溜めていました。その素材数、約200。 今回は、これらの動画制作のための撮影機材・BGM・次回に活かしたい点を来年以降の動画作成のためにも備忘録として書いていきたいと思います。
2022.12.22

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

みなさんこんにちは、AWS re:Invent 2022から帰ってきて日本の寒さで風邪をひきましたたいがーです。

11月28日〜12月2日に米ラスベガスで開催されたAWS最大のカンファレンスイベントAWS re:Invent 2022。私も今年は現地で参加してきました。

イベント開催中は、動画作成に向けてインタビューやイベント、街の様子を動画で撮り溜めていました。その素材数、約200。正直素材を見返すだけでもとても大変でした。笑

その素材で作成した動画がこちらになります。(よければ再生リストになっておりますので、各日程見ていただけると嬉しいです!)

また、EXPO(スポンサーブース)巡りの動画の撮影・編集も担当させていただきました。

今回は、これらの動画制作のための撮影機材・BGM・次回に活かしたい点を来年以降の動画作成のためにも備忘録として書いていきたいと思います。

動画撮影機材

今回の動画制作に向けて、日本から撮影機材として持って行ったものは3点です。

SONY ZV-1

SONYからVlog用カメラとして初めて発売されたZV-1。

バリアングルモニターも搭載されており、グリップを利用することで簡単に自撮りができます。またZEISSバリオ・ゾナーT*レンズが利用されており、高画質での撮影が可能です。F1.8-2.8(開放時)という明るいレンズであることも魅力的です。

今回のイベントでは現地からの配信時にもこちらのカメラをPCに接続し、OBS経由でのYouTube LIVEを行なっていました。社内でも映像が綺麗だったと評判でした。

こちらのカメラにも手ぶれ補正がついているのですが、動画内では主に写真撮影用のカメラとして利用していました。RAWデータ形式で撮影し、Lightroomで編集しています。

撮影した写真は主に2日目の動画内で利用しています。

SONY α7 Ⅱ

2014年11月に発表された、フルサイズミラーレス一眼カメラ。主に4日目の動画内での写真では、こちらの機材を利用しています。

そもそも、集合写真撮影のために持って行ったカメラでした。

標準ズームレンズを付けていたので少し重く、持ち運び面の観点からイベント中にあまり持ち出すことはなかったのですが、5年以上使っているため個人的にとても使いやすいです。

OSMO POCKET

このカメラが一番活躍しました。動画の大半をこのカメラで撮影しています。

なんと言ってもブレない、小さい、軽い(116g)。

イベント中に撮影していると何それ?とスタッフの方から声をかけられることもしばしば。動きがすごく可愛いんですよね。フォローモードを使えば動いている人も自動で追いかけることもできます。

こちらは第二世代のDJI Pocket 2もすでに販売されており、OSMO POCKETで少し狭いと感じられていた画角が広くなっています。(OSMO POCKETも広角レンズをつければ広く撮影することも可能)

動画内BGM

今回はNCSの音楽とYouTube Studioのオーディオライブラリを利用しました。どちらも著作権使用料無料です。

ただし、NCSの音楽と一部のYouTube Studioのオーディオライブラリ音源はYouTube概要欄にアーティスト名と曲名を記載する必要があるのでご注意下さい。

今回利用したのはこれらの曲です。

次回の参加で活かしたいこと

  • たくさん素材を撮影する
  • 写真もたくさん撮影する
  • あらかじめ撮影NGのメンバーを調査しておく
  • パンの速度は遅めにする
  • 編集速度を上げる

たくさん素材を撮影する

帰ってから"なぜここ撮っていなかったんだ〜!!"が多発したため、本当に反省しています。

素材は多ければ多いほどいい。普段から動画編集をしている身としてはわかっていたはずなのですが、まだまだ足りないところがたくさんありました。移動中など、どうしても優先順位的に動画が撮れないところもあったのですが、少なくとも写真だけでも撮っておけばよかったなと思っています。

写真もたくさん撮影する

これは、上記の"たくさん素材を撮影する"にも繋がるのですが、忙しくてももっと写真を撮っておけばよかったと後悔しました。

他のメンバーが撮ってくれた写真を利用させてもらい、結果的に事なきを得た場面が多かったので、とにかく撮っておくことを意識したいなと思います。

あらかじめ撮影NGのメンバーを調査しておく

現地では、たくさんのメンバーがインタビューなどの撮影を快諾してくれました。現地についてから確認をし、スケジュールを調整し、とにかく撮影を行っていました。

しかし、動画を撮影する上で個人の事情等で映ることができない、映りたくないメンバーもいます。知らずに映り込んでしまった、だと遅いこともあります。だからこそ、渡米前に確認しておくべきだったと思いました。

逆に映っても良いメンバーをあらかじめ確認しておくと、動画制作もスムーズに進むと感じたので次回以降に活かしていきたいです!

パンの速度は遅めにする

自分の撮影した素材の確認中、ブレている素材も混じっていて何度か酔いそうになりました。画面酔いはなるべく避けたいですよね。

また撮影者である私自身は実際に現地で赴いているため、五感で感じています。そのため情報量が多く、パッと画面が切り替わったとしても補完することができます。

しかし、今回は現地に行っていない方にも現地での熱量や感動を伝えたいという思いで撮影していたので、その点においてはもう少し気を配るべきであったと感じています。

編集速度を上げる

実は渡航前に現地でも動画編集をして、一本でも動画が上げられたら良いねと話していました。

結局時間の都合上一本も上げられず、帰国後編集して全ての動画を公開しました。現地の熱量を伝えるという側面からも、速報性を大切にして一つでも動画をアップできたらよかったなと後悔しています。

動画編集の速度は慣れの側面も多いので、たくさん動画編集をこなすことで頑張ってスピードアップしていければと思います!

動画で届けるイベントの熱量

クラスメソッドではDevelopersIOでのre:Invent速報ブログがたくさん上がる中で、今回は配信準備や動画制作のために参加しました。

事実を伝えることには、テキストのほうがわかりやすい場面もあります。ただ動画で伝えることが向いていることもあると私自身は感じています。

今回の動画から、イベントの雰囲気や熱量が伝わったら嬉しいなと思っています。

ぜひまだ見ていない方は見ていただけると嬉しいです!以上、たいがーでした!