
Amazon Connect Outbound Campaigns でマルチチャネル対応のジャーニービルダーが利用可能になりました #AWSreInvent
こんにちは。
繁松です。
Amazon Connect アドベントカレンダー 2025、6日目の記事です!
Amazon Connect Outbound Campaigns でマルチチャネル対応のジャーニービルダーが利用可能になりました
はじめに
今までアウトバウンドキャンペーンを実施するには、各チャネル毎にキャンペーンを作成する必要がありました。
今回のアップデートで電話、メール、SMS、WhatsAppなどのマルチチャネルへのアウトバウンドのに対し一連のフローを設定出来るようになりました。
このアップデートで、アウトバウンドキャンペーンのビジュアルジャーニービルダーと、コールフローのジャーニーフローが追加されました。
フロー内で通信のステータスも確認でき、発信時電話に出たかや、メールを開いたかなどを確認することができます。
例:アウトバウンドキャンペーンで架電時に、お客様が受電しなった場合はメールを送信する
例:お客様へがメールを⚪︎日以上開いていない場合は架電する
やってみる
今回は架電後にメールを送信するようにフローを作成します。
事前準備
Amazon Connect Emailの設定は以下のブログを参考に実施してください。
アウトバウンドキャンペーンの設定は以下のブログを参考に実施してください。
メッセージテンプレート作成
アウトバウンドキャンペーンで使用するためのメッセージテンプレートを作成します。
件名や、本文を入力し作成します。

ジャーニーフロー作成
フローからジャーニーフローを作成を選択します。
以下のフローを作成します。

- 通信を送信ブロック
通信を送信ブロックで音声、Eメール、SMS、WhatsAppを選択します。
本ブログでは最初に音声で電話をかけ、その後にメールを送るように設定しています。
ジャーニー作成
アウトバウンドキャンペーンの画面から「ジャーニーを作成」を選択します。

ジャーニー名を入力し、顧客セグメントを選択します。

先ほど作成したジャーニーフローを選択します。
音声の設定は、必要なタイプを選択し次に進みます。

タイムゾーンやオプションを選択し次に進みます。

公開を選択し、スケジュールを設定します。

動作確認
公開後に実行日時を過ぎるとアウトバウンドキャンペーンが実行され数分で電話がかかってきました。
電話の後にメールが届きました。
「通信ステータスを確認ブロック」を組み合わせることで、通信の実行後のステータスで分岐させた処理も可能です。

さいごに
電話の後にメールやSMSを送りたい場合にフロー内で完結できるのは便利だと思いました。
また、ステータスを確認するブロックを活用することで利用用途が広がりそうです。









