オンデマンドインスタンスの稼働数推移から購入すべき RI の内訳を算出する方法

オンデマンドインスタンス稼働数の推移を確認して購入すべき RI の内訳を算出する際にご活用いただける方法をご紹介します。
2019.04.12

こんにちは。池田です。
なんと本日もリザーブドインスタンス(RI)の話題です。四日連続となる今回はタイトルの通り、過去1年間のオンデマンドインスタンス稼働数の推移を確認して購入すべき RI の内訳を算出する際にご活用いただける方法をご紹介します。

基本は昨日のエントリ同様、CostExplorer を利用します。

1: 情報を取得したい AWS アカウントのマネジメントコンソールから CostExplorer を起動する

2: 左側メニューから「Explore」「Cost & Usage」の順に選択する

3: 「Last 6 Months」をクリックし「Historiacl」を「1Y」として「Apply」をクリックする

4: 「Reports」をクリックし「Monthly EC2 running hours costs and usage」を選択する

5: 「Group by:」の右側にある「Instance Type」を選択して、画面右側にある「Stack(デフォルト表示)」を「Line」に変更する
6: この状態で表示されるグラフで済みそうならここで終了。インスタンスタイプを絞ったりしたい場合などはグラフ右下にある「Download CSV」をクリックして任意の場所へ保存する

7: csv データを表示できる表計算ソフト等で開く(本記事では Excel を利用します)
8: 1行目の「Total cost ($)」という列までの情報は今回不要なので削除または非表示とする
9: 1行目の内容が「インスタンスタイプ(Hrs)」となっている列の3行目以降が各月のインスタンス稼働時間なので、730 で割り台数を求める
(参考: Excelで複数の数値に同じ計算式を貼り付けて「まとめて1割引」にする方法
9: 推移を確認したいインスタンスタイプの列(Excel の制限上255列以下)を選択し、折れ線グラフを挿入する(デフォルトでは月が縦軸になったグラフが生成されるので縦軸と横軸の入れ替えが必要です)

モザイクだらけですいません

これで全てのオンデマンドインスタンスの月ごとの稼働数の推移を確認できるようになりましたので、あとはお好み/用途に応じてお好きなようにお使いください。

エンジニアの方々にはあまり必要がないことだとは思いますが、利用しているインスタンス数の把握と RI の購入計画は経費削減の視点で大変重要な情報です。もしも、みなさんが社内の経理部門や非エンジニア職の方々にこのような情報の提供を依頼されたときに思い出していただけると嬉しいです。