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[新機能]dbt Catalogで全てのdbt projectを検索対象とできる「Global Navigation」を試してみた
さがらです。
dbt CloudのCatalog機能について、全てのdbt projectを検索対象とできる「Global Navigation」がリリースされました。(2025/7/18時点はプレビュー機能)
この機能を試してみたので、その内容をまとめてみます。
事前準備:機能の有効化
Global Navigation機能はプレビューなこともあり、ユーザー自身が手動で有効化する必要があります。
dbt CloudのAccount settings
を開きます。
Account
メニューの中でEdit
を押し、Enable dbt Catalog’s (formerly dbt Explorer) New Navigation
にチェックを入れて右上のSave
を押します。これで準備は完了です!
Global Navigationを試してみる
一度dbt Cloudのブラウザを更新すると、左のメニューの中でCatalog
がAccount home
の下に移動していることがわかります。全dbt projectに対する検索ができる機能のため、機能の配置もグローバルレベルとなっています。
Catalogのトップ画面について
実際にこのCatalog
を押してみると、下図のような画面となります。対象のdbt Cloud内にある全てのdbt projectが左側に表示される形でまとまっています。
一番上の検索欄で検索をすると、全dbt projectの全オブジェクトを跨いだ検索ができます。(ただし、2025/7/18時点では日本語での検索に対応しておりません…)
左側のdbt projectの一覧からは、表示形式を変えたり、Production/Staging/DevelopmentのどのEnvironmentで表示するかを切り替える事ができます。
Catalogトップの右側の画面では、最近閲覧したものや、projectをModel数と併せて一覧で確認したり、Modelの一覧を表示することが出来ます。
Browse assetsについて
Catalog内のBrowse assets
を押してみます。
この画面では、細かく条件を絞り込みながら、このdbt Cloud内に存在する各オブジェクトを検索していくことが可能です。
Account lineageについて
Catalog内のAccount lineage
を押してみます。
ただ、これは複数projectでdbt Meshを構成している場合のみリネージが表示される機能のようです…
最後に
dbt Catalogで全てのdbt projectを検索対象とできる「Global Navigation」がリリースされたので試した内容をまとめてみました。
dbt Catalogは2025年5月末にリブランディングしたばかりですが、このGlobal Navigationによってよりデータカタログらしい機能になったと感じました!