Developers.IO 2017セッション「A1. クラメソの請求を支える技術 〜40歳中年エンジニアの生存戦略〜」#cmdevio2017
こんにちは植木和樹@上越妙高オフィスです。クラスメソッドが運営するIT系技術ブログDevelopers.IOのカンファレンスイベントDevelopers.IO 2017にて、セッション「A1. クラメソの請求を支える技術 〜40歳中年エンジニアの生存戦略〜」を発表しました。そのレポートです。
発表スライド
セッション前半: クラメソの請求を支える技術
- プロジェクト開始 2015年12月
- リリース 2016年7月
- 目的
- 請求処理の簡略化
- サービス契約の一元管理
- 1000件超の構築・運用から得た、急成長ビジネスを支えるデータ分析基盤と AWS インフラ環境の事例|AWS Summit Tokyo 2017 (17:00〜)
- 月3〜5件の請求書 → 毎月300枚超に急増
- 営業と営業事務が請求書作りに専念する事態に
これまでの請求システム
- 独自見積システム(ColdFusion + SQL Server)
- 独自請求管理システム(MS-Access)
- 請求書発行(CMP)
- 入金管理(弥生会計)
- サービス管理(Google Spreadsheet、Kintone、Confluence、Excel ...)
新請求システム
- Salesforce + MFクラウド請求 + CMP
- 統一管理
- 見積・受注
- サービス管理
- 請求予定
- 請求
- 請求書発行
- API
- CMP
- Salesforce REST API
- MFクラウド請求
- OAuth 2.0
- Clientとして使うだけなら簡単
- 要はアクセストークンでリソースを操作する
- Serverless
- Lambda
- S3
- DynamoDB
- CloudWatch
- Salesforce API制限回避
- CloudWatch Logsによる監視
- Salesforce CustomPage
- 顧客管理
- 商品選択
セッション後半: 40歳中年エンジニアの生存戦略
- An Ordinary Engineer
- コードが書ける != プログラマー
- 自分はアプリ開発者であり、言うなら糊付けエンジニア
- APIを組み合わせる
- 「どのように」動いているかは分からなくても仕方ない(専門的分野)
- 「なにを」するものかを知って使う
なんでもできる人なんていない
- 1日24時間は平等に与えられている
- その時間を(プライベートも含めて)どう割り当てるかは自分次第
開発だけがエンジニアの仕事ではない
- コンピューターシステムを活用する立場
- 会社の各所の専門家をエンジニアとしてサポートしていく
- 「半径5mの人を幸せにする」
まとめ
自分でタイトルを考えておきながら、聴きにきていただいた方が「サーバーレス」 「40歳のおっさん」 どちらに興味があるのか分からず、下書きを2度3度修正を繰り返しました。ツイッターでのフィードバックを拝見し、なんとか私の伝えたかったことが汲み取っていただけたようでホッとしています。
糊付けエンジニア #cmdevio2017 pic.twitter.com/Jkrh8xm8Rc
— gaoryu (@DiscoveryCoach) 2017年7月1日
クラメソの請求を支える技術(サーバーレス編)〜40歳中年エンジニアの生存戦略〜をきいてきましたー。Salesforceの話が出てきてちょっと嬉しい。 #cmdevio2017 pic.twitter.com/TVKwb63ANf
— Nakayama san (@nakayama_san) 2017年7月1日
すてきなツイートありがとうございました! 目の前でタブレットを使ってる方がいて、リアルタイムにまとめられてたようです。すごいなぁ