[登壇しました] データ分析の世界で今後必要とされる役割「Purple People」とは #devio2022

NAH パポピポ Yo!
2022.07.28

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大阪オフィスの玉井です。

Developers.IO 2022 〜技術で心を揺さぶる3日間〜 の2日目、2022年7月27日にデータ分析の世界で今後必要とされる役割「Purple People」とはというタイトルで登壇しました。

超概要

資料

参考資料など

Purple People

”Purple People”: The Key to BI Success

初めてPurple Peopleという表現が使われた記事だと言われています。

We the purple people

dbt Labs社のブログです。昨年の記事で、今のデータ分析界隈にも「Purple People」という言葉が広まりました。

Purple people: The heart of cognitive systems engineering

上記のdbt Labs社の文中で「この記事にインスパイアを受けた」と言及しているブログです。ポール・ムーディは19世紀のPurple Peopleであるとしているのも、この記事です。

ポール・ムーディ関連

フランシス・ローウェルやポール・ムーディについては、情報が非常に少なくて苦労しました(図書館行こうか迷った)。

Paul Moody (inventor)

もちろん日本語のWikipediaにはありません。

Francis Cabot Lowell

同姓同名の裁判官がいたのでややこしかったです。

Waltham-Lowell system

ローウェルが考案したビジネスモデルです。これをちゃんと理解して、力織機に落とし込んだのがポール・ムーディとなります。

フランシス・ローウェル—アメリカ産業革命初期の企業者

論文まで読むことになるとは思ってもいませんでした。

その他

Analytics is at a crossroads

「データアナリストは技術者(エンジニア)か?」というテーマで書かれている記事です。Mode社の共同創業者兼CAO(Chief Analytics Officer)が書いています。

Sarah Catanzaro氏のツイート

「データをどう作っているか、データスタックをどう構築しているかはもう聞き飽きました。」「データをどう使っているかを教えて下さい」

データ分析に携わっている人には、すごく刺さる言葉ではないでしょうか。

Tell me how you're USING data. I'm sick of hearing about how you're producing data or building data stacks. As one great data scientist once said, the only stacks that matter are those of benjamins. pic.twitter.com/c0Ht5mPHQb

— Sarah Catanzaro (@sarahcat21) March 30, 2022

おわりに

「Purple People」という喩えを使っているので、一見新しい概念っぽく聞こえますが、最終的に言っていることは(データ分析としては)至極普通のことです。

目的を見失わないようにしましょう。