DevelopersLT 越境チャレンジスペシャル
ちわーっす、 DevelopersLT 運営委員のかめです。
えっ、 DevelopersLT って何だって? DevelopersLT って言うのはね…
説明しよう! DevelopersLT とは、2021/08/25 から隔週水曜日に実施されている社内イベントのことだ。
部門を超えた技術を共有する場を提供することを柱として、以下のようなことを実現しつつ、みんなが気軽に話せる場を…ということで実施されているぞ。
- とにかくしゃべりたい(おすすめの技術/こんなの作った/ぼくのみつけた良さげなやり方 など)
- 登壇の練習をしたい
- あの人/あの技術/あの部署の話を聞きたい
- あの人、これについて詳しかったのか…今度困ったら相談しよう!(社内ブランディング)
祝日はスキップの形で実施してきて、今日で 14 回目の開催となりました。(内、 2 回は特別編なので、今日のナンバリングは第 12 回)
そういえば、今までブログでこのイベントのこと紹介しているの見たことなかったなーと思ったので、ちょっとご紹介してみようかなと思います。
イベントが生まれたきっかけ
従業員体験向上をミッションとするエンジニアリング統括室(通称:エンカツ)さんが、部門を超えて技術を共有する場を…ということで始められたイベントです。
イベントの運営は、エンカツさんと私のような他部署の有志(運営委員)で行っています。
ちなみに、エンカツさんの従業員体験向上に関連するブログ群はこちらなので、ご興味ある方はどうぞこちらもご覧ください。
「技術」の定義
言語やコードなどのザ・技術というものだけでなく、例えば、サポートチームのお客様対応におけるソフトスキル、ペルソナ/UX についてなど、以下のようなものを発表対象の「技術」と定義しています。
- 何かを作る技術
- 何かをまわす技術
- 技術についての経験
第 12 回の内容
基本は、しゃべりたい人がエントリーして話してもらう場なのですが、時々、アンケートや Slack などで見かけたご意見を元に運営側で登壇交渉をしてセッティングをすることがあります。
本日の第 12 回は、越境チャレンジスペシャルということで、エンカツさんがお試し運用中の「越境チャレンジ」という取り組みに参加された方の発表回でした。
越境チャレンジとは?
- 興味がある他部署に体験入部できる制度
- 実際に他部署でお仕事して、新しいスキルを習得したり、知見を広げたりできる
- 座学では知識をつけたけど、今の部署だと実務の機会がない、他部署のことを知りたいなどの場合に役立つかも…
というようなものです。
期間も部署によって異なりますが、基本は 1〜3 ヶ月程度で終了という形です。
まだお試し運用中なので、本運用になったらきっとエンカツさんや参加された方からもより詳細なブログが出てくるかもかもなので、ご期待ください。
お話を聞いてみて
今日は、越境チャレンジをした方と受け入れ側の部署の方のペア × 2 組にお話を伺ったのですが、この取り組みが本格的にうまく動いていったら、いいことがたくさんありそうで、クラメソがもっともっと高速に素敵に進化していきそうだなと感じました。
また、チャレンジ側のもっと学びたいという気持ち、受け入れ側の一緒に成長するためのサポート体制がとても暖かく、あぁ、うちの会社、本当に素敵だななんてしみじみしてしまいました。
1 組目のお話まとめ
※ CX 事業本部については、こちらのブログで紹介しています。
※ AWS コンサルティング事業本部については、こちらのブログなどで紹介しています。
1 組目の素敵ポイント
- 受け入れ側が限られた期間の中で最後までやり切ってもらう経験をしてもらうためにちょうどいい難易度の案件を選定した
- チャレンジに意思表明してから開始まで時間はかかったものの、目の前にある案件をこなすのではなく、チャレンジャーの方の成長を考えてそれにあったものをしっかり選定されているのが本当に素敵だと思いました
- チャレンジャー側からも相談できる環境だったというフィードバックがあった
- 受け入れ側で自己学習を超える取り組みとしてニーズがありそうなので、この取り組みを活性化させたいと β 運用に協力してくださり、課題も含めたフィードバックをしてくださった
- チャレンジャーの方が当初予定していた 1 ヶ月( 1 案件)終了後、おかわりを希望し、適切な難易度の案件がなかったため、疑似案件を用意しロープレで経験を積めるようにした
2 組目のお話まとめ
※ prismatix 事業部についてのブログ群はこちらです。
※ オープンポジション発表会とは、「新たなことにチャレンジしてみたい」、「他の部署ってどのような仕事しているのだろう?」などの声に応える各部門の紹介、人員募集についてシェアする機会です。
2 組目の素敵ポイント
- チャレンジ終了前に異動の意思表明をし、今日の発表時には既に異動済(異動しちゃった)
- 発表を聞いていてもとにかく充実していて楽しそう
- 受け入れ側のマネージャの方が、制度を知らない他のメンバーに丁寧に説明と調整をして周囲を巻き込んでいた
- チャレンジャーは当初 50 % 稼働だったので、事前に稼働曜日を決めるなど、お互いにとってやりやすいよう調整されていた(とにかく対応が丁寧)
- 受け入れをしたことで新しい風を吹き込んだり、他部署との横のつながりができたりした
取り組み自体には、例えば、以下のような課題があります。
- この取り組みに参加する予定がない周囲の方の理解を得ること
- みんなでサポートしていく体制を作っていくこと
- 受け入れ側の負荷
- 希望しても案件などのタイミングですぐには実行できないかもしれない など
それでも、私は、この取り組みがこれからどんどん発展していって、チャレンジしたい人が安心してチャレンジできる、受け入れ側も受け入れることで新しい視点を入れて、仕組み自体を見直したり、オンボーディングを整理したり…そんな感じでどんどんクラメソが素敵に無敵に進化していくんじゃないかなと思いました。
こんなクラスメソッドで一緒に楽しみませんか?
最後に余談ですが、私は、少し前に Meety でクラスメソッドの様々なイベントを紹介するカジュアル面談を開催していました。
その際、お話した方から、イベントの運営について、 Developers LT のように、部門が主管のものもあるけど、基本はやりたいと思った人が自分で企画して、勝手に開催できるとお話したところ、とてもびっくりされました。
私たちの文化では、基本的にイベントの開催に許可はいりません。
こんなことやってみたい、できたら楽しいかも…そんな思いを言葉にして周囲に呼びかけ、人が集まればイベントは開催できます。
社内ラジオ、 Youtube 、ボードゲーム会、趣味の LT 大会(夏は怖い話とかも)…自由な発想の楽しいことがあっちでもこっちでもガンガン開催されています。
もちろん、やるべきことをやった上でという条件はつきますが、びっくりするくらい自由なクラスメソッドで一緒に楽しみませんか?
現在、私たちは、ありがたいことに多くのお客様からお選びいただいているのですが、応えきれないほどのお声がけをいただいているので、お客様にお待ちいただいたり、場合によってはお断りしたりという状況もあります。
私たちは、もっともっと多くのお客様の創造活動に貢献したいです。