「知らなくても困らないけど、知ると楽しいVPCの裏側の世界」というテーマでビデオセッションでお話ししました #devio2020

Developers.IO 2020 CONNECT で、マッピングサービス、 Blackfoot、 AWS Hyperplane を含めた VPC の裏側についてお話ししました。

コンバンハ、千葉(幸)です。

本日から弊社では Developers.IO 2020 CONNECT というイベントを開催しています!全てオンラインで、ライブセッションとビデオセッションを合わせて7日間で100セッションの公開を予定しています。

初日のビデオセッションの一環として、「知らなくても困らないけど、知ると楽しいVPCの裏側の世界」というテーマでお話をしました。そのご紹介と補足をしたいと思います。

目次

このテーマを選んだ経緯

始まりはこの一枚の画像からです。

https://www.awsgeek.com/AWS-PrivateLink/

AWS のプリンシパル・テクニカル・エバンジェリストであるジェリー・ハーグローブが運営している awsgeek.com というサイトで見れる一枚です。サイトについては以下のエントリでご紹介しました。

上記の画像のうち、特にこの部分に興味を惹かれました。

NAT Gateway と NLB は構造的に似通っている……?そしてその実体はEC2インスタンスである……?

そこから AWS Hyperplane という技術を知り、そこから遡る形で マッピングサービス、 Blackfoot という技術を知りました。よく分からないけど、とりあえず発表のテーマに設定し、そこから調べれば良かろうということで、引っくるめて VPC を裏側で支える技術 という括りでお話しすることにしました。

ヒィヒィ言いながら調べました。

ビデオセッションの動画

こちらです。30分強あるので、お好みの倍速で視聴ください。要所要所で噛む様子を楽しみたい場合は、標準速度をお勧めします。

ビデオセッションで使用したスライド

こちらのエントリをベースに、表現をブラッシュアップした上で Hyperplane に関する内容を追記しました。

一次情報として参照した情報

AWS 内部で使用されている技術に関するテーマであるため、ドキュメントのような形式で情報が公開されているわけではありません。基本的には AWS re:Invent のセッションを中心に情報を集めました。

マッピングサービス、Blackfoot

AWS re:Invent 2015 | (NET403) Another Day, Another Billion Packets

こちらのセッションで詳細に語られています。

また、上記のセッションをベースにAWSのクラウドサポートエンジニアの方が寄稿された記事があるため、こちらも大変参考になります。

AWS Hyperplane

AWS re:Invent 2017: Another Day, Another Billion Flows (NET405)

マッピングサービスによる橋渡しを経た物理ホスト、 Blackfoot デバイス間の通信は VPC on the wire と表現され、そこから更に新しい技術として AWS Hyperplane が登場します。

セッションの内容を大まかに絵に描いてくれているのは大変助かります。

https://www.awsgeek.com/AWS-re-Invent-2017/Another-Day-Another-Billion-Flows/

AWS re:Invent 2018: Amazon VPC: Security at the Speed Of Light (NET313)

基本的に上記と同じ内容が聞けます。こちらの方がこなれているかもしれません。

相変わらずイラストには助けられっぱなしです。

https://www.awsgeek.com/AWS-re-Invent-2018/Amazon-VPC-Security-at-the-Speed-of-Light/

その他

特に重要なのは上記の3点のソースですが、他にも参考にしたソースがあるため、記載します。

https://www.awsgeek.com/AWS-re-Invent-2017/Evolution-of-the-EC2-Host/

終わりに

英語のセッションを聴きながら内容を自分の中に落とし込んでいくというところに大変苦労しました。自分なりに噛み砕いた内容を発表してみたので、見ていただいた方に興味を持っていただければ何よりです。

AWS Hyperplane は VPC 内 Lambda など利用される幅が拡がっているものの、マッピングサービスや Blackfoot と比べて詳細な情報が見つけられなかったので、ぜひどこかの機会で詳細が見られれば、と思っています。

片っ端から re:Invent のセッションで関係しそうなものを見てみたのですが、上記のソース以外にも良いものがあれば、ぜひ教えてください。

そしてDevelopers.IO 2020 CONNECT はまだまだ続きますので、ぜひ興味があるセッションを見つけてみてください!

以上、千葉(幸)がお送りしました。