「[初心者向け]AWSを始める人に向けた7つの大切なこと」というタイトルでDevelopersIO 2022に登壇しました #devio2022
AWS認定トレーニング講師の平野@おんせん県おおいたです。
みんな、温泉入ってますかー? (挨拶
はじめに
DevIO2022に登壇しました。このブログでは、スライドの共有と解説、セッションでは紹介できなかったクラメソメンバーからの応援メッセージを紹介します。
スライド
解説
対象者
次のような方を想定しています
- 突然AWSをやるように上司に言われた
- 部署移動したらAWSの知識が必要になった
- 気づいたらまわりがAWSやっていて、焦っている
サマリー
これからAWSを始める方向けに、スキルを習得するためのTIPSをご紹介し、背中を押していきます。 すでにAWSを利用されている方は、周りの方の背中を押す参考にしてください。
クラメソで聞いてみた!
クラメソメンバーにAWSを始めたころの経験談を聞いてみました。 それをまとめて紹介しています。
7つの大切なこと
下記についてお話ししました。詳細はスライドをご覧ください。
1 AWSを調べる
2 手を動かす
3 認定試験
4 クラスを受講する
5 オンプレ知識活用
6 学ぶ技術
7 仲間を見つける
皆さんへのメッセージ
クラメソメンバーから皆さんへのメッセージを預かってます。 登壇では一部しか紹介できませんでしたので、下記にて全文紹介します。
クラメソメンバーからのメッセージ(全文)
まず、始める。触る。そこから。
基本的にはドキュメントに書いてあります
構築したい環境を構成するAWSサービスのうち、どのサービスで何が実装されているのか(あるいは暗に機能しているのか)を把握することで、より深い理解に繋がるかと思います。
何か作ってみるといいと思う。未完成でもいいからこんなの作ってますとか発表するといろいろアドバイスもらえることもあるかも。
実際に操作してみるのが大事!
楽しいと思う方向に進もう!
クラウド楽しいよ!
初心忘るべからずです!今の気持ちを大切にAWSガンガン触ってください!
なんくるないさ
とりあえず座学受けてみる&触ってみるが大事と思ってます
何から手を付けていいかわからないとき、「とりあえず始めてみる」のが効果的かもしれません。自分が始められる最小のこと、インターネットで検索してみる…
本を買ってみる…アカウントを作ってみる… そういったことから始めてみてはどうでしょうか。先の見えない暗い洞窟でも、探究心という明かりを手に飛び込めば、少しずつでも輪郭が見えてくるものです。
楽しく、ワクワクしながら学習しましょう!
楽しみながら学んでください!
私はエンジニア以外かつまだまだ知識はありませんが、世の中の便利なものがAWSのサービスによって支えられている事がわかって勉強は楽しい時間だなと思います!!
AWSは非エンジニアでも気軽に触りながら学ぶことができます!私は営業職という立場ですが、お客様の課題に対して提案する上で、必要な知識を身に付けたく学習を始めました。概念的な部分を理解するにも実際に触ってみた方が理解が深まると思います!資格取得は1つのゴールになると思うので、資格取得目指して頑張ってください!
ITエンジニアに必要と言われる技術領域は、AWSで学ぶことができるので使い倒していきましょう
手を動かして実践するのみです。AWSは素晴らしいサービスですがAWSだけですべてがうまくいくわけではないので、他のクラウドやSaaSなど適材適所で組み合わせて考えるのがいいと思います。
これからの時代、クラウドの知識や技術はエンジニアはもちろん非エンジニアでも必要になっているかと思います。それなら巻き込まれ・やらされるのではなく自分から進んで学習する方が楽しいと思います。AWS は学習する情報や仲間が豊富なので、クラウドを学ぶなら AWS がお勧めです。
アクセスキーをGithubにお漏らししないでください!
AWSもITのサービスの一種であり、特殊なものではありませんし、一般的なITスキルはどれもAWSの学習に活用出来ます。地道にコツコツ学習し続けることが一番重要だと僕は思います。
学び始めることに「遅い」なんてことは無いので、今すぐ始めましょう!
気になるサービスからコツコツやっていきましょう
AWSで実現したい事の明確化。多様な選択があるAWS、手段にこだわると残念な事になりがち。達成すべきゴールが明確なら迷いにくくなると思います。
実際に手を動かしつつ、最終的にはベストプラクティスに沿った使い方ができるようになるのが理想だと思います。また、AWSには200種類以上のサービスがあるので、自分の好きなサービスを探しつつ、それを深掘りしていったりするのも楽しいのではないかと思います。
最初は分からないもばかりですがだんだん慣れていくと関連づける物を多いので頑張りましょう
AWSは無償の学習リソースが豊富なのでぜひそれらを活用して楽しく学んでください!
全サービス覚えようとか無理な量なので、必要なサービスをかいつまみ、関連サービスへ連携したい知識を調べると言う流れの芋づる式で覚えていけばいいと思います。
AWSこわくないよ!
ダイナミックでエキサイティングなAWSの世界へようこそ!
私もそうだったので、『クラウド実務経験0、入り口は資格取得』でもAWSエンジニアとして十分やっていけています。「クラウドの知識は将来的につけていきたい」ではなく今すぐ始めてしまいましょう!何も恐れることはないです。
学んだらどんな内容でもいいのでブログに書いて公開しましょう。
今はマネージメントコンソールが進化しているので、ポチポチやってると何となく構築できてしまいますが、AWS最大の特徴は「全てがAPI化されている」というところです。なので、このボタンを押して出来上がるものはAPIとしては何と何と何が叩かれているんだろう、と意識するだけでも細かい制御ができるようになって役に立つと思います。頑張って下さい。
サービス多すぎ!セキュリティ不安!、、、分かります。AWSの勉強を始めた頃はそう思っていました。でもそこで止まるのは勿体無いです!書籍でも動画でもブログでもトレーニングでも、先駆者たちの知識と経験が必ず皆さんをお助けします。私共のような支援サービスをご活用いただく手段もございます。ぜひAWS Journeyを楽しんで続けていただきたいと思います。
簡単なサービスから徐々に始めていき、慣れてくるとワクワクできるはずです!
IAMが特に挫折率高い気がしますが、実際に手を動かしてモノを作ってみていくと理解できてきますので、頑張ってください!
とりあえず触ってみよう!(Now Go Build)
私は非エンジニアで実務経験はありませんが、非エンジニアもシステムやAWSの概念を理解しておくことで、社内でのコミュニケーションがしやすくなると感じています。押さえておいて無駄にならないものだと思います!
AWS全体を学ぼうとすると大変な時間と労力がかかってモチベーションが上がりにくいので、まずは簡単なサービスから自分で触ってみると良いと思います。私は、家族写真を「NASからS3に入れてみよう」と試したり、「レンタルサーバで持っていたWordpressをLightsailに移してみよう」と思って方法を調べたりしました。まずは身近なところから始めると興味がわきやすいかなと思っています。↑の例だと数百円/月なので、お小遣いからも捻出できます!笑
オンプレ経験があるお方。クラウドでもその経験をすごく活かせると思います。ぜひAWSでも価値を発揮してみてください!
JAWSUGなどのコミュニティに参加しましょう、仲間を作りましょう
AWS Black Belt Online SeminarやExam Readinessなど無料の教材がたくさんあるので是非有効活用してみてください!!!
がんばればいがいとなんとかなるよ!
個人的にクレジットカード登録してアカウント作るのに抵抗があったのですが、毎月コーヒー1杯くらいで色々作って遊べるので、まずアカウントを作ってさわってみてください
推しサービスを見つけてください。わたしの推しはAWS IAMです。
AWSはクラウドの唯一の選択肢ではないですが、有力な選択肢です。ぜひ使い倒してください。
わくわくが詰まったサービス、やろうと思えばインフラ、ネットワーク、セキュリティ、開発なんでもできます。
言語化が難しいのですが、「ビルディングブロック」みたいなAWSの根底に存在する設計思想を理解すると学習が捗ると思います。
AWSを学ぶ際には、実際に手を動かして学ぶことをオススメします。手を動かすとワクワクして楽しいです!
まとめ
初心者の方がAWSへの第一歩を踏み出すのは勇気が必要です。 一歩を踏み出したとしても、最初分からなくて挫折してしまうかもしれません。 クラスメソッドのメンバーは、そんな人を助けたいと思っている人ばかりです。 今回のセッションをきっかけに、少しでも多くの方が幸せになれると嬉しいです。