「DAO(自立分散型組織)構築してみた〜構築編〜」というテーマで登壇してきました #devio2022
はじめに
DevelopersIO 2022で「DAO(自立分散型組織)構築してみた〜構築編〜」というテーマで登壇してきましたので、その時の資料の公開や、時間が無くてお答えできなかった質問にもお答えします。
私が登壇するにあたり、どのようなテーマで登壇しようか?困っていたところ、「何か一緒にやろっか?」と手を差し伸べてくれたandyさんには最上級に感謝しています。
そんなandyさんの登壇ブログも是非ご覧ください。
DevelopersIO 2022に「DAO(自律分散型組織)構築してみた 〜DAO設計・運用編〜」というタイトルで登壇しました #devio2022
登壇資料
登壇概要
目的の設定
まずはDAOを構築するための目的を決めていきました。
ユーザーストーリーマッピング
どういう運用を行えば良いのか?という整理もしないままに進めても混乱を生んでしまうので、ユーザーストーリーの整理を行いました。 役割とユーザーストーリーをそれぞれ定義し、ユーザーの行動とプロダクトに求める価値を定義していきます。
DAOの構成
ユーザーストーリーマッピングをもとにDAOの構成を決めていきます。
構築 〜Aragon〜
Aragonの構築方法です。Aragonを使うにはウォレットの作成や接続等が必要ですが、以下のブログにまとめています。
構築 〜Dework〜
Deworkの構築方法です。簡単な説明しかできていませんが、以下のブログで詳細を説明してくれてますので、よければご覧ください。
構築 〜Discourse〜
Discourseの構築方法です。こちらも簡単な説明しかできていないため、構築するにあたり必要となったドメイン、メールサーバ、EC2構築まわりを後日ブログにまとめようと思います。登壇時にお伝えできなかったのが残念。。
お答えできなかった質問
時間の都合によりお答えできなかった質問にお答えしたいと思います。
fukaya
さん
ReviewerはBuilderと兼任することが可能でしょうか?
DAOの方針次第(くどいようですみません)だと思いますが、ReviewerとBuilderは兼任できて問題ないと思います。
行う活動、タスクによってReviewerにもなりBuilderにもなるイメージです。
但しReviewerはその名の通り「レビューする」権限があり、Deworkを使うとReviewerにてレビュー完了することでBuilderに報酬が支払われる仕組みとなります。そのため誰でもなれるということではなく、Reviewerの選任についても投票を行い決定するのが望ましいと考えています。
さいごに
今回、DevelopersIOへの登壇することができ、登壇経験の無い自分自身にとって非常に良い経験になりました。
ただ緊張で顔が引き攣ってた気がします。。。悔しいので来年もリベンジしたい気持ちが沸々と湧き上がっています!!
来年は、このDAOが成長した姿をお見せできるのか、もしくは全く別のテーマか分かりませんが、またDevelopersIOで皆様に少しでも興味を持っていただける内容をお届けできればと思っています。