
【登壇資料】「AI学習サービスで資格学習を効率化できるか試してみた」というタイトルで DevelopersIO 2026 Sendai に登壇しました
はじめに
こんにちは、山本 翔大です。
2026 年 9 月 18 日に開催された DevelopersIO 2026 SENDAI で「AI学習サービスで資格学習を効率化できるか試してみた」というタイトルで LT 登壇しました。
その際の資料と内容をブログでも公開します。
登壇資料
登壇内容
なぜこのテーマにしたのか
わからないことを AI に聞く使い方は、すでに多くの人がしていると思います。
私も資格学習で「この問題の答えを解説して」のように AI に質問していました。
ただ、答えを聞くだけではなく「SOA を勉強したい」と相談して、AI 側から「まずは、ここはわかりますか?」と学習を進めてもらう使い方もできるのではと考えました。
そこで、学習向けに用意されている 3 つの AI サービスを実際に資格学習で使い、違いを比較してみました。
比較した 3 つの AI 学習サービス
今回比較したのは以下の 3 つです。
機能は全く同じというわけではなく、進捗管理や問題生成の仕組みに違いがあります。
| 項目 | Gemini Study Notebooks | ChatGPT Study Mode | Copilot 勉強と学習 |
|---|---|---|---|
| 提供元 | OpenAI | Microsoft | |
| 進捗管理 | ダッシュボードで表示 | メモリベースで表示 | 回ごとに結果を表示 |
| 問題生成 | 診断クイズ・練習問題 | 学習状況に応じた問題 | 4 択クイズ・記述問題・フラッシュカード |
Gemini Study Notebooks
Gemini アプリの中にある学習専用のノートブックです。
テーマを決めて資料を入れると、Gemini が先生役になって学習を進めてくれます。
- 「新しいノートブック」から「学習」を選び、学習の目標を書く
- PDF や Google ドライブの資料を追加する
- 診断クイズを受けて、得意な分野と苦手な分野を判定してもらう
- 苦手に合わせたレッスンと練習問題をこなす
- ダッシュボードで「得意」「重点」「未着手」を確認する
学習したい内容を指定するか資料を添付すると、項目ごとにタスクが作成されます。
タスクをクリックすると分野ごとの解説が始まり、テスト問題も作成されます。
なお、追加した資料は Gemini Notebook(旧 NotebookLM)と共有されます。

ChatGPT Study Mode
ChatGPT のチャットを学習用に切り替えるモードです。
ChatGPT が出題役になり、こちらの答えを覚えながら次の問題を選んでくれます。
- 公式リンク(chatgpt.com/studymode)を開く
- 試験ガイドなどの資料を添付して「問題を出して」と頼む
- 4 択問題が 1 問ずつ出題されるので答える
- 正誤・解説・覚え方が返ってきて、次の問題に進む
- 「弱点を確認したい」「模試形式で」と伝えると進め方を変えられる
会話を始めるとすぐに問題が出題されます。
問題を間違えた場合は解説が始まったり、確認問題に移ったりします。

Copilot 勉強と学習
Microsoft Copilot のチャットに付いている学習モードです。
模擬試験・テスト・フラッシュカードなど、資料をもとにした出題の形を自分で選んで学習できます。
- Copilot(Web 版または Windows 11)を開き、入力欄の下のタブから「勉強と学習」を選ぶ
- 「模擬試験を受ける」「フラッシュカード」などのカードから出題方法を選ぶ
- 試験ガイドの PDF を追加する(模擬試験の場合は難易度・形式・問数を設定する)
- 出題された問題を解く(フラッシュカードは覚えた / 覚えていないで仕分けする)
- 正答率や覚えた枚数を確認し、続けて別の形で学習する
出題方法を選ばなかった場合は、資料を読み取って資格の概要説明と苦手分野の特定から始まります。
「模擬試験を受ける」を選ぶと試験形式を選べ、「フラッシュカード」を選ぶとすぐにフラッシュカードを作成してくれます。

3 つを使って見えた違い
学習の進め方が 3 つとも違い、得意な場面も分かれました。
| サービス | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| Gemini Study Notebooks | 診断クイズで苦手を見つけ、分野ごとの理解度がダッシュボードで一目でわかる | 試験範囲全体をどこまで押さえたかの最終チェック |
| ChatGPT Study Mode | 1 問ごとに解説と覚え方が付き、間違えると似た問題を出し直してくれる | 特定の分野を理解し始めるとき |
| Copilot 勉強と学習 | 資料から模擬試験・テスト・フラッシュカードと出題の形を選べる | 同じ内容を形を変えて繰り返し覚えたいとき |
使い分け
どれか 1 つを選ぶのではなく、学習の段階に合わせて使い分けるのが良さそうです。
| 場面 | 使うサービス |
|---|---|
| 全体の抜け漏れチェック | Gemini Study Notebooks |
| 特定分野の演習と解説 | ChatGPT Study Mode |
| 暗記・反復 | Copilot 勉強と学習 |
おわりに
今回は 3 つの AI 学習サービスを資格学習で使い、違いを比較してみました。
学習向けのツールを使うと、自分がどこまで理解できているかがわかりやすくなり、問題演習も効率よく進められそうです。
サービスによって得意な場面が違うので、1 つに絞るよりも学習の段階で使い分けるのがおすすめです。
ぜひお試しください。
参考資料
クラスメソッドオペレーションズ株式会社について
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