VS Code が複数ウィンドウ間で内蔵ターミナルの移動に対応しました
3連休を前にして VS Code 1.59 がリリースされました?
先月のアップデートではエディタエリアに内蔵ターミナルを移動することができるようになりましたが、今回のアップデートでは複数のウィンドウを跨いでの移動にも対応したようです。
複数ウィンドウ間で内蔵ターミナルの移動に対応しました
リリースノートには以下のように記載されています。
Drag and drop terminals across windows
Drag and drop terminals from the tabs list or editor area of one window into the tabs list, editor area, or panel of another window.
https://code.visualstudio.com/updates/v1_59#_drag-and-drop-terminals-across-windows
何が嬉しいのか
実際にこの機能を活用する場面は限られているかもしれません。
例えばフロントエンドとサーバサイドの開発でそれぞれ VS Code を立ち上げ、サーバサイドの VS Code のターミナルでローカルサーバを立ち上げながらフロントエンドの開発をするとしましょう。
その時にサーバサイドのターミナルをクライアントの VS Code に寄せることで、フロントエンドから送信したリクエストが正しくローカルサーバに届いているか、サーバサイドで何かしらのエラーが発生していないかの確認がクライアントの VS Code で完結するのでウィンドウを探す手間が省けたり、サーバサイドの VS Code を終了することでメモリ節約が実現できるでしょう。
逆に本番環境用 VS Code、開発環境用 VS Code のように分けている場合はターミナルを一つのウィンドウに寄せてしまうことで事故が起こってしまうかもしれません。
他にも
VS Code 1.59 のリリースノートには他にも様々なアップデートについて記述されています。普段使用しているエディタがどのように進化しているかが画像付きで分かりやすく記述されているので月刊誌と思って読んでみるのも楽しいですよ。