Duet AI for Google Cloudの情報をまとめた(With Google Bard)

Duet AI for Google Cloudの情報をまとめた(With Google Bard)

Clock Icon2023.05.12 03:32

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

初めに

今回はすでに速報として上がっているDuet AI for Google Cloudの情報を簡潔にまとめました。
webの情報とGoogle Bardを使い情報を収集しました。

【Google Bardに質問した内容例】

・Duet AI for Google Cloudについて2000文字でわかりやすく説明してください。

・Duet AIのCode assistanceについて詳細に教えてください。

・Duet AI のコードアシスタントが対応するIDEを全て教えてください。

・Duet AIのChat assistanceについて詳細に教えてください。

Bardをから受け取った情報は副題の機能がそれにあたります。(コードの補完、コードの推奨、関数やコードブロックの自動生成..etc)
文章自体は自身の考察も含めて独自に作成しております。

またBardのみでは理解できない部分を下記のようなサイトで補完しました。

Introducing Duet AI for Google Cloud – an AI-powered collaborator
Google、AIベースの開発支援機能「Duet AI for Google Cloud」を発表

発表されたばかりのサービスのため、おおよその概要を掴んで頂ければ幸いです。

Duet AI for Google Cloudとは

2023 年 5 月 10 日(現地時間)のGoogle I/O 2023で発表されたGoogle Cloudのサービスとなります。

Google Cloud内でのDuet AIは、主に2つの機能が搭載されており、コードでの開発を支援するサービスとなっています。
調べたところ、すでに速報情報は他社やGoogle Cloudの公式ブログでも発表されているので、今回は最近日本語も対応となった(使用運転中)Google BardにDuet AI for Google Cloudの機能について質問し、それをわかりやすくまとめました。

執筆時点では、まだDuet AI for Google Cloudは触れません。
テスターの登録が可能なので、記事の最後にそのURLを添付しておきます。

Duet AI Code assistance

簡単にいうと、プログラマーが開発している最中に有効なサービスで、コード入力をAIベースで補助してくれる機能となります。
具体的な機能としては、リアルタイムでコードの補完コードの推奨を行い、関数やコードブロックも自動的に生成してくれます。
また、コードの脆弱性エラーを指摘し、修正方法を提案してくれるようです。

コードの補完

プログラマーがコードを入力している時に自動的に次の候補を表示してくれる機能になります。
主にコード開発のスピードを上げるといった目的で使用するのではないでしょうか。

コードの推奨

プログラマーがコードを入力している時に、より良いコードの書き方を提案してくれます。
これはすごいですね。可読性を高め、セキュアなコードを書くための提案をしてくれるのではないでしょうか。(効率的で保守しやすいコードを記述することができる)

関数やコードブロックの自動生成

これはそのままですね。
コードの推奨と同じく、コードの記述に費やす時間を短くすることができるための機能のようです。

コードの脆弱性やエラーの検出

こちらもそのままで、自動的にコードのエラーを検出してくれる機能のようです。

コードの修正の提案

上記のエラーの検出と合わせて、プログラマーが書いたコードにエラーが見つかった場合に、修正の提案をしてくれます。
この機能により、後からデバッグやテストをする回数の削減に繋がりそうです。

対応するIDE

コードアシスタントは、現在Visual Studio CodeJetBrains IDECloud Code IDECloud Shell Editorでの利用が可能なようで、随時対応するIDEが更新される模様です。

ザーッと情報を書きましたが、これだけ聞くと最低限のプログラム知識さえあればアプリを開発できてしまうのではないか、と希望が膨らみますね!!

Duet AI Chat assistance

こちらは対話形式でユーザーの開発をサポートしてくれるAIチャット機能です。
自然言語で質問に答えたり、コードを生成したり、問題のトラブルシューティングを行ったりすることができます。
Google検索を通じて各情報にアクセスすることができ、さらにGoogle CloudのAPIサービスにアクセスして情報や機能を取得することができる、というGoogleサービスと親和性の高い機能があるのも特徴です。

質問する

Google Cloudに関する質問に回答したり、コードに関する質問に回答したりすることができ、下記に例を挙げました。

・Google Cloud の料金体系は?

・Google Cloud でアプリケーションを構築するにはどうすればよいですか?

・Google Cloud の API の使い方は?

使い方としては、BardChatGPTと似ているのでしょうか?またはより技術的な内容に詳しく解答を貰えるのかもしれません。

コードを生成

こちらはコードの生成を依頼すれば、自動的に作成してくれます。下記のようなコードの生成もできるようです。

・データベースへの接続コード

・データの読み取りと書き込みコード

・ユーザーインターフェイスコード

トラブルシューティング

コード内の問題がある箇所のトラブルシューティングを行ったり、その問題の解決策を提案したりすることができます。次のような問題のトラブルシューティングを行なってくれる模様です。

・コードのパフォーマンスの問題

・コードのセキュリティの問題

・コードのスケーラビリティの問題

基本的にはチャット形式でコード関連の質問の解答、問題の修正、提案を行なってくれるサービスといったところでしょうか?
まだ実際に触っていないので所感は分かりかねますが、先程も書いたようにBardやChatGPTのコード専用AI版といった所なのでしょうか。

実際に触るために

現在はまだ一般でGAされておらず、テスターとして申し込む必要があるみたいです。
Join Google Cloud's AI Trusted Tester Programから申し込みましたので、興味がある方は拝見ください。

名前などの登録情報を記入後にページ下部にスクロールすると、どの製品をテストしたいかを選ぶことができます。

Bardにダイエットの質問をしたら、解答が優秀すぎた

結論から言うと、個人の情報をもとにしたオリジナルな情報は教えてくれませんでした。
その点、過去にChatGPTに同じような質問をしたところ、情報に不足はあるものの、しっかりと個人の情報をもとに作成してくれました。

と思ったのですが!!!!1番目の解答以外の解答がにしっかりとChatGPTを超えるトレーナー期待値の高い内容が記載されていました。
複数の解答をくれるのはBardならではのメリットですね!!

特に個人に特化した内容が、1番下の解答③(個人情報に特化した知識)です。

複数の解答案の選択

質問内容

解答①(一般的知識)

解答②(具体的なアイデア知識)

解答③(個人情報に特化した知識)

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