マネジメントコンソールで CloudWatch アラーム画面から関連するイベントログへのアクセスが簡単にできるようになっていました

マネジメントコンソールで CloudWatch アラーム画面から関連するイベントログへのアクセスが簡単にできるようになっていました

Clock Icon2024.02.05

こんにちは、CX 事業本部製造ビジネステクノロジー部の若槻です。

CloudWatch アラーム画面から関連するイベントログへのアクセスが簡単にできるようになってい

以前に次のブログで、特定の文字列パターンが含まれる Lambda 関数のアプリケーションログを監視するメトリクスフィルターと、そのメトリクスをトリガーにしてアラーム通知を行う実装をご紹介しました。

動作としては、Lambda 関数に ERROR などの文字列が出力されると Slack にアラーム通知が行われます。その通知には AWS のアラーム画面にアクセスできるリンクが付いています。

リンクにアクセスすると下記のようにアラーム画面にアクセスできます。(タイミングが悪く下記画面キャプチャではアラームが未記録です)

そして最近気づいたのですが、このアラーム画面で[View - Related Logs]メニューを開くと関連するロググループの一覧が表示されています。

上記のロググループのリンクにアクセスすると、該当のロググループのすべてのイベントログ一覧が、メトリクスフィルターの文字列パターンおよび過去 3 時間(アラーム側での表示期間)でフィルターされた状態で開きます。

イベントログは開いて詳細を確認することももちろん可能です。

このように、マネジメントコンソールで CloudWatch アラーム画面から関連するイベントログへのアクセスが簡単にできるようになっていました。

その他のメトリクスのアラームの場合

リソース単位でないメトリクスの場合

DynamoDB の UserErrors は、AWS リージョンおよび AWS アカウント単位で記録されるメトリクスです。

このようなリソース単位でないメトリクスでは[View]メニューに関連するリソースのリンクは表示されません。

リソース単位のメトリクスの場合

一方で、同じく DynamoDB の ConsumedReadCapacityUnits のようなリソース単位のメトリクスでは、[View]メニューに関連するリソースのリンクが表示されます。この場合はテーブル一覧となります。

リンクをクリックすると、該当のテーブルのコンソール画面が開きます。

おわりに

マネジメントコンソールで CloudWatch アラーム画面から関連するイベントログへのアクセスが簡単にできるようになっていたのでご紹介しました。

いつからこのメニューが利用可能になっていたのかは分かりませんが、Slack 通知から該当のイベントログにアクセスするのに手数が必要でいつも手間取っていたので、このメニューがあることを知ってとても便利になりました。

以上

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