東京リージョンで R5a と M5a ファミリーの EC2 RI が提供開始されました

2019.04.10

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こんにちは。池田です。 昨日の投稿に続いて本日もリザーブドインスタンス(RI)の話題です。業務の都合上、ほぼ毎日 RI の価格や購入画面を目にするのですが、たまたま昨日はどちらも見ることなく過ごしていました。特に根拠はないのですが「RI の神様」のお告げがあったかのように本日、最新の料金情報を確認したところ 2日前までは確実に表示がなかった(はず)のインスタンス M5a ファミリーと R5a ファミリーが追加されておりびっくりしました。

両者とも、2019年3月12日に東京リージョンでオンデマンドインスタンスの利用が可能となっていましたので、約1ヶ月での RI 提供開始となります。

Amazon EC2 M5a および R5a インスタンスをご利用いただけるリージョンが増えました 投稿日: Mar 12, 2019 本日から、Amazon EC2 M5a および R5a インスタンスが AWS アジアパシフィック (シドニー、東京) および欧州 (フランクフルト) リージョンでご利用いただけるようになりました。M5a および R5a インスタンスはどちらも、2018 年 11 月に初めて導入され、2.5 GHz の AMD EPYC 7000 シリーズプロセッサを搭載しています。これは、Amazon EC2 の汎用 (M5) インスタンスファミリーおよびメモリ最適化 (R5) インスタンスファミリーの変型版です。 Amazon EC2 M5a および R5a インスタンスをご利用いただけるリージョンが増えました

スペック等は下記ブログ記事にて紹介されていますのでここでは割愛します。

AMD EPYCプロセッサを搭載した低コストEC2のM5aとR5aが発表されました!

それぞれ RI の価格も M5 および R5 と比べて安く設定されています。

M5.xlarge の料金

M5a.xlarge の料金

ついでに M4.xlarge の料金も

こちらは R5.xlarge の料金

R5a.xlarge の料金

そして R4.xlarge の料金

これでより低コストで利用できるインスタンスが増えましたね。ただし、既存のインスタンスタイプからの移行は制約事項やドライバ類の有無などを確認の上、慎重に進める方が良いでしょう。

拡張ネットワーク: 拡張ネットワークをサポートするインスタンスタイプでは、必要なドライバーがインストールされていなければなりません。たとえば、A1、C5、C5d、C5n、M5、M5a、M5d、p3dn.24xlarge、R5、R5a、R5d、T3、および z1d インスタンスタイプでは、Elastic Network Adapter (ENA) ドライバーをインストールした EBS-backed AMI が必要です。既存のインスタンスを、拡張ネットワークをサポートするインスタンスタイプにサイズ変更するには、ENA ドライバーまたは ixgbevf ドライバーを必要に応じてインスタンスにインストールしてください。 インスタンスタイプを変更する