GitHubのリンク共有時のTips

GitHubのリンクを共有するときに知っておくと便利な情報を紹介します。
2022.06.16

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どうも。 えーたん(@eetann092)です。

本記事では、ブログを書いたり実装を参考にするためのメモの時に便利な「GitHubのリンク共有時のTips」を紹介します。

リンク切れを防ぐ

たまに、ブログにあるGitHubのリンクをクリックしたら404になります。 原因の1つに、そのリンクがコミットと結び付いていない可能性があります。

以下がコミットと結び付いていない404になるリンクで、 最初のコミット の時点ではfoo.txtは存在します。

https://github.com/eetann/github-link-sample/blob/main/foo.txt

コミットと結び付いていないリンクは、最新のコミットであると判断さるため、 別のコミットによってファイルや行を移動・削除されると、目的のファイルや行に飛べなくなります。

これを解決するためにコミットと結び付けるには、ショートカットキーyを入力します。

yを押すことで、URLが変わります(画面上部)。

yを入力すると、URLのブランチ名の部分がコミットIDに変わります。

以下のリンクはコミットと結び付いているため、404になりません。

https://github.com/eetann/github-link-sample/blob/ddaedd101035f9661461abaf57ef465866db10da/foo.txt

行を指定してリンクを共有する

あらかじめ見る行が分かっている場合、 ファイルではなく行を指定してリンクを共有すると便利です。

まず、1行だけを指定する場合は行番号をクリックするだけです。

以下のように、URLの最後に#L2がつきます。

https://github.com/eetann/github-link-sample/blob/a71d2e644050af447418087a91c0e050ec7c3d06/hoge.txt#L2

複数行を指定する場合は、さらにshiftを押しながらクリックします。

以下のように、URLの最後に#L2-L3がつきます。

https://github.com/eetann/github-link-sample/blob/a71d2e644050af447418087a91c0e050ec7c3d06/hoge.txt#L2-L3

キーボードだけで操作したい場合、 l入力後に出てくる画面で行番号を指定し、EnterするかGoボタンを押します。 たとえば、1〜3行目を指定したい場合は1-3を入力します。

lは単純に特定行へのジャンプとしても使えるため、行数が多いファイルを見る時にも便利です。

README.mdのようにレンダリングされるファイルで行数指定する場合は、 ファイル表示エリアの右上にあるアイコンをクリックし、レンダリングしない表示に切り替えることで可能です。

以下のように、URLにパラメータplain=1がつきます。

https://github.com/eetann/github-link-sample/blob/a71d2e644050af447418087a91c0e050ec7c3d06/README.md?plain=1#L3-L5


Chrome拡張機能(たとえばVimium)で キーボード操作を変えている人は、一時的に無効にするなど適宜対応しましょう。

Vimiumでデフォルトの設定なら、iを入力することで一時的にVimiumが無効になります。 その後、ESCを入力することで再度Vimiumが有効になります。

リンク集

参考にした公式のドキュメントは以下です。

サンプルコードのGitHubのリンクは以下です。