複数カーソルを操作するパッケージ multiple-cursors.el のご紹介
複数カーソル
Emacs のパッケージ multiple-cursors.el を利用すれば、カーソルを複数追加し、全てのカーソルに対し同じ操作を実行することができます。
実行例
こちらの例では self という文字列を検出してカーソルを追加し、this という文字列に置き換えています。
通常置換の M-%
より速いですね。
こちらの例では複数行の先頭と末尾に特定の文字列を追加しています。
華麗ですね。
なお、矩形を選択しての文字列入力はパッケージを使用しなくても C-x r t
で実現できます。
使い方
基本的な使い方は 公式ページ に書かれており、私もこの通りに使用しています。
(require 'multiple-cursors) (global-set-key (kbd "C-S-c C-S-c") 'mc/edit-lines) (global-set-key (kbd "C->") 'mc/mark-next-like-this) (global-set-key (kbd "C-<") 'mc/mark-previous-like-this) (global-set-key (kbd "C-c C-<") 'mc/mark-all-like-this)
- 行選択後
C-S-c C-S-c
で選択行にカーソルを追加(S は shift) C->
で次の行にカーソル追加C-<
で前の行にカーソル追加- 単語選択後
C-c C-<
で画面内のその単語全てにカーソルを追加
おすすめパッケージです。
是非使ってみてください。
リンク
ミレニアム・ファルコン製作日記 #75
75 号 表紙
パーツ
成果
今回の作業は以下の 2 つでした。
- マンディブルを組み立てる
- 穴メカにディテールパーツを取り付ける
前号に引き続き、右舷マンディブルの組み立てです。
今号では上部フレームを完成させました。
マンディブルに取り付けられる(はずの)穴メカも 2 つ作成しました。
新しい接着剤を購入したので調子いいです。
それではまた次回。
May the Force be with you!