停止保護を有効にしたEC2インスタンスで再起動できるか検証してみた

EC2インスタンスで停止保護を有効にしても、再起動アクションに影響はありませんでした
2022.06.30

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは!コンサル部のinomaso(@inomasosan)です。

2022年5月のアップデートで、EC2インスタンスの停止保護が機能追加されました。

本アップデートをお客様に紹介した際「再起動もできなくなるんですか?」という質問を受けたので、検証してみました。

先に結論から

  • 停止保護を有効化しても再起動可能
  • 再起動を伴うAMI作成も可能

ドキュメント調査

アップデートブログには、2020/6/30時点で以下のように記載されていました。

Stop Protection を使用すると、ステートフルなワークロードを持つお客様は、意図しない停止および終了アクションから、インスタンスストアボリューム内のデータを保護できます。

EC2インスタンスで選択可能なアクションは以下の5つなので、再起動には影響なさそうです。

  • 停止
  • 開始
  • 再起動
  • 休止
  • 終了

やってみた

停止保護のみ有効化したEC2インスタンスで実際に試していきます。

EC2コンソールから再起動操作

対象のEC2インスタンスを選択し、再起動してみます。

EC2コンソールの画面上部に、再起動が完了したメッセージが出力されました。

EC2コンソールからAMI作成

対象のEC2インスタンスで、再起動を伴うAMI作成してみます。

EC2コンソールの画面上部に、AMIが正常に作成されたメッセージが出力されました。

まとめ

EC2インスタンスの停止保護は、よく使用するEC2コンソール上の再起動アクションに影響がないことがわかりました。

この記事が、どなたかのお役に立てば幸いです。それでは!