エンジニアのWebライティングに役立つコツ3選


Webライター歴3カ月のホーリーです。SEの現場で使える文章作成法を紹介した「SEの文章術」の中から、「エンジニアのWebライティングに役立つ」と感じた3つのコツを紹介していきます。

エンジニアのWebライティングに役立つコツ3選

  • 目を引くキャッチコピーを作るポイント4つ
  • ビジネス文章 3つの機能とは?
  • ダメな文章を反面教師とするには?

目を引くキャッチコピーを作るポイント4つ

本書の第7章では「ウェブライティングの作法」について取り上げ、その中で「惹きの強いタイトルをつけるためのポイントと例」を4つ挙げています。

・内容と整合したキーワードを盛り込む(「ウェブサイトではタイトルに凝る」)
・情報を知りたい読者の共感を得る(「実例に見るSEのキャリアパス」)
・答えを知りたくなるように疑問を持たせる(「いま話題の技術XMLとは?」)
・数字を使って説得力を持たせる(「確実にスキルアップする7つの方法」)

あるWebサイトを見るかどうかを瞬時に判断するユーザーに対しては、一瞬で惹きつけられるような見出しを付けることが大切です。
この手の本ではよくありがちな内容とも言えますが、王道のパターンを確実に押さえておく価値はあります。

ビジネス文章 3つの機能とは?

筆者はビジネス文章に3つの機能があるとしています。要は、これらが備わっていればビジネスで使う文章としてOKという基準です。

まずは正確性がトップに来ています。文章の内容は正確でないといけません *1。筆者は正確性=情報を整理して正しく表現することだといいます。もし事実とちがうことが書いてあると読者に間違った認識を与えることになるため、ビジネス文章としての機能を果たせません。

次に大事なのは伝達性。正確な文章であっても、読者にとって分かりづらければ主張が伝わりません *2。なので事実を正しく書くことができたら、次は言いたいことが相手に理解できるように気をつけて書いていきます。

そして、納得性も欠かせないポイントです。ビジネス文書は最終的に読み手を納得させて、何らかの行動を起こさせることが目的となっています。だから、もし正確で分かりやすくても、納得できない=行動を起こさせることができない文章はダメだよねということです。

ダメな文章を反面教師とするには?

ダメな文章の特徴を学ぶことで、「こうならないようにするには?」という問いを立てる方法です。
本書の中ではダメな文章の例として「目的不在のドキュメント作成」を3つパターンに分類しています。

①そもそも仕事の目的を考えていない

筆者は「目的が設定されていない仕事に終わりがないように、結論のないドキュメントができあがります」としています。
確かに何のためにやってるのか分からないのでは、目的が達成できるはずもないですよね。
逆に、目的を設定して書き始めることでダメな文章を作らずに済むとも言えます。

②受け身の姿勢でドキュメントを作成している

「モチベーションの低下や、テーマに関する知識不足、ドキュメントの重要性についての理解不足」などが原因となり、「仕方なく受け身で」文章を作るとダメなようです。
モチベーション云々はともかく、知識を補うことや文章の重要性を理解することはすぐに取り組めそうな気がしますね(モチベーションがあれば、ですが)。

③文章作成の技術が身についていない

筆者の主張としては、「目的意識があっても、文章作成の技術がないとダメだよね」というものです *3
この辺りは「○○を意識する」といった精神論に終始せず、幅広い観点で述べられていることで「納得性」の高い文章になっていると感じました。

目的がない文章には「読み手に○○させたい」という具体的なビジョンや意思がないので、自然とダメな文章になってしまうのでしょう。また、目的を意識していても文章を書くための技術がないと片手落ちになってしまうということです。

まとめ

  • 目を引くキャッチコピーを作るポイント4つ
  • ビジネス文章 3つの機能とは?
  • ダメな文章を反面教師とするには?

いかがでしたでしょうか?私もこの手の本はよく読むのですが、違う本で何度も目にしている内容が意外と実践できてないことに気づかされます。
本記事の中で学びがあった方は、ぜひ実際に手を動かして文章を作る中で身につけていきましょう!

脚注

  1. 3つの機能の中で正確性が最初に挙げられているのは、事実を正しく書くことができて初めて残りの機能2つが生きてくる、ということではないでしょうか。
  2. たとえば2016年に大ヒットした映画『シン・ゴジラ』では、自衛隊が立案した36文字に渡る作戦名「巨大不明生物の活動凍結を目的とする血液凝固剤経口投与を主軸とする作戦要項」に対し「(タイトルが)長いですね」というもっともな指摘がなされる場面があります。これぞ正確だけど分かりづらい文章かと。
  3. 文章作成の技術をどう高めるかについては本書で詳しく述べられているので、知りたい方はご購入ください。アフィリエイトじゃないので私には一銭も入りませんが笑