
自分なりの楽しみ方を見つける
とーかみです。
みなさん、仕事楽しいですか?
クラスメソッドには Classmethod Leadership Principle(CLP) という行動指針・価値観を示したものがあり、その中に「楽しむ」があります。
"楽しさっていろいろあるよね。
自分なりの楽しみ方を見つけていこうぜ。"
という話です。
楽しさの種類
「楽しいこと」と聞いてどんなことをイメージしますか?
笑い声や、熱狂、スリルによる「楽しい」もあると思いますが、 「おもしろさ」にも着目していただきたいです。
ここで言う「おもしろさ」は funny ではなく interest や joy です。
日本語で別の表現をすると「興味深い」「心が動く」「うれしい」などです。
少し趣旨は異なりますが、「醍醐味」も含められそうです。
さらに、「できた」という達成感、「わかるようになった」「できるようになった」という変化や成長実感も「楽しさ」として表現できます。
さらにさらに、仕事の成果やフィードバック、反応などを含めて、「やりがい」と表現できます。
自分なりの楽しさを見つける
「スポーツを見るのが楽しい」と「スポーツをするのが楽しい」のように、同じように「スポーツが楽しい」の文脈の中でも立ち位置、視点が違うと「楽しさ」は違うと思いませんか?
また、「スポーツを見るのが楽しい」という 2 人の「楽しんでいるポイント」は同じでしょうか?
似ている場合はあるかもしれませんが、完全に一致することはないのではと思います。
(言語化してしまうと同じ表現になることはあるかも?)
仕事のケースも考えてみましょう。
同じチームで同じ仕事をしている 2 人が感じる「仕事の楽しさ」は同じでしょうか?
「仕事 = 苦行(楽しくない)」と考えている人もいるでしょうが、先述のいろんな「楽しさの種類」のどれかを感じた瞬間はあるのではないでしょうか。
「楽しいと感じた記憶」をもとに「自分なりの楽しさ」「楽しめるポイント」を見つけてみると、今後の仕事が楽しめるチャンスも増えると思います。
「ここが楽しめそう」と考えられるようになるだけでも、リラックスして取り組めます。
(=萎縮せず、背伸びが必要な大きな仕事に取り組んでみることができます)
落とし穴 「きっちり言語化しすぎない」
きっちり厳格に言語化して固定しすぎるとつらくなる場合もあるので注意が必要です。
例えば、「思った通りに進められるのが楽しい」だとすると、思い通りに進められなかったら楽しくないことになります。
思い通りに進められる仕事は、今の環境ではどんどん減っているので楽しむチャンスも減っていることになってしまいます。
そもそも、自分のことを正確に、厳密に言語化することは難しいので、ふわっとした「こんなやつ」「こんなシーン」「以前やったあの仕事に似てるやつ」のような表現でいいと思います。
ちょっとでも条件を具体的にしたければ「何をやるか」「どうやるか」「どんな人と関わってやるか」の観点で整理してみるといいと思います。
楽しさからくるパワーは強い
「苦しい状況からの根性が大事だ」という考え方も理解はできます。
しかし、それはおそらく「過去の成功体験」から来ていて「成長機会」としてポジティブに捉えられているということなので、この記事で書いている「楽しさ」に含まれています。
ただ、成功した側の視点に寄って見えてしまう(いわゆる生存バイアス)こともあるので、他人に適用するときは前提を確認しましょう。
「自分なりの楽しさ」が見いだせると、楽しさや成長が加速します。
そしてそれはあなたの「持ち味」、「勝ちパターン」にもなっていくでしょう。
やってみる前は楽しめるかどうかわからないことが多いですが、「楽しむ」を積み重ねていくと「なにかしら楽しめるだろう」という感覚もついてきてお得です。
ぜひ「自分なりの楽しさ」を見つけてください。
自己効力感にもつながります。
ひっそりプチ目標からはじめてみる
「自分なりの楽しさ」の案を見つけてから取り組もうとするとつまってしまうケースがあると思います。
そんなときは「ひっそりプチ目標」から始めてみましょう。
つまり「自分だけの小さな目標」です。
初回は、いつものやり方でとりあえず時間や回数を数値化してみるというのでもいいと思います。
次回は、同じ数値でやってみるとどうなるか、という条件を設定した上で取り組んでみて、変化を観測しましょう。
うまくいったら数値目標を上げてもいいですし、違うタスクに当てはめるのもいいと思います。
しばらくやってみた後、うまくいったときといかなかったときを比べながら「いい感じにできた/できなかったのはなぜか?どんなパターンがありそうか?」を考えてみます。
このような流れで仕事や自分を(自分なりに)攻略していくのも楽しみ方のひとつです。
成果に結びつける
楽しさを成果に結びつけましょう。
楽しさを見いだすことだけに集中してしまうと「楽しかったけど何も成果がない」という状態になる場合があるので注意が必要です。
一方で、 "自分の中では達成感がある" ものでも、要件や期待値とズレると成果として評価されにくいことがあります。
さらに、仕事の環境・要件によっては「自分なり」の部分が適用できない(してはいけない/しづらい)ケースもあり、これは短期的には解消できないことも考えられます。
(別の楽しみ方が見つかるケースもあるので完全に悪いことというわけではありません)
「長期的にはどうしていくのがいいのか」はチームの環境や戦略次第なので、周囲と相談していきましょう。
(このときの検討材料としても客観的な成果があるとチームリーダーとしては判断しやすいです)
まとめ
「楽しむ」「楽しさ」はいろんな種類があり、人によって異なります。
自分なりの楽しさ、楽しみ方を自覚できると応用したり派生したりして「楽しい」が増えていきます。
すぐ見つかるとは限らないので、日々のふりかえりの中で内省しながら探してみましょう。
楽しみ方は、周囲と違っても大丈夫です。
「ひとりではどうしたらいいかわからない」という場合は、 1 on 1 で相談したり、周囲といっしょに考えてみるのもいいと思います。
私が所属している育成支援チームでの 1 on 1 や壁打ちでも、内省サポートをしています。
(小さくてもいいので「成功」を見つけるときっかけにしやすいです)
CLP では「困難なことでも楽しむ」という表現がされていますが、これだけを伝えられて無条件で "楽しめるように" なる人は限られているので、きっかけが必要です。
(最初からめちゃめちゃポジティブな人はそれはそれで OK です。尊敬します。)
この記事がきっかけになるとうれしいです。
楽しさ、増やしていきましょう。そして成果を加速していきましょう。










