re:Invent会場でデータをプリントアウトする方法
イベント会場でプリントアウトしたい
先週、日本からラスベガスに来てAWS re:Invent 2021に参加していました。行く前のPCR検査はもちろんのこと、戻る前のPCR検査も必要です。行きは、にしたんクリニックの海外渡航用のPCR検査+陰性証明書発行サービスを利用し、戻りは、HISによるラスベガス現地通訳同行によるPCR検査+陰性証明書発行サービスを利用しました。
どちらもメールで検査結果が送られてきますが、空港のチェックインカウンターでは、印刷したものを提示したほうがスムーズに進むと聞いていました。日本国内であれば自宅のプリンターやセブンネットプリントなどを使って簡単に印刷できます。ラスベガスではre:Invent会場付近でプリントアウトする方法を探しました。その結果、VenetianからExpo会場に向かう手前にあるスタバの裏に、FedEx Office Businessセンターがあることを発見し、そこを利用することにしました。
FedEx Office Business Center
FedEx Office Business Centerは、クレジットカード支払いによる、インターネットサービスやプリントアウトサービスなどを提供しています。 今回は、メール経由で印刷したい文書をFedExの特定のアドレスに送り、発行されたワンタイムコードを複合機に入力することで印刷できるサービス(Pring & go)を利用しました。(セブンのプリントアウトと同じようなもの)
フォントに依存しない印刷をする(PDFからJPEGへ)
印刷時の注意点です。現地のPCR検査センターから発行された陰性証明書は、メールでPDF形式で送られてきます。そこで、そのPDFをメールでFedExに送信し、目の前の複合機で印刷するのですが、複合機がPDFを受け取るまでの時間とプレビュー処理に大変時間が掛かるため、印刷したいデータに絞ってメール送信するようにしてください。
また、PDFで使われているフォント情報が、複合機に入っていないこともあり、印刷した結果、印字されないということがあります。今回は、まさにこの現象に当たりまして、最も重要である、陰性であるというチェックボックスに記入されている「✓(機種依存文字)」が、何回やっても印刷されずに困りました。考えた結果、これを解決する方法のひとつとして、PDFからJPEGに変換することで、フォントではなく画像として扱い、複合機のマシンに依存せずに印刷することができました。JPEG形式の良いところは、メール受信やプレビューが早く直ぐに結果を確認できることです。ただし、PDFのように複数ページに対応してませんので、今回のように最も重要なページのみをJPEG化して送信して印刷することが良いと思っています。
まとめ
来年もre:Inventに参加したときには、陰性証明書などが必要かもしれません。そのときには、FedExのビジネスセンターを利用されてはいかがでしょうか。この話にはオチがありまして、泊まっているホテルのフロントに困っていることを伝ると、担当した方の好意で印刷してくれることがあるそうです。宿泊するホテルのグレードに寄ると思いますが、とりあえず何かと困ったらフロントに相談するほうが良いかもしませんね。(カードキーを無くしたとか、ドアが開かないとか、お湯が出ない、設備が壊れているなどは、海外ではよくあることです)
参考資料
海外渡航を予定されているお客さまへ〔PCR検査・帰国時のサービスについて〕
【COVID19 アメリカ出国前72時間以内】日本語サポート付・Covid-19検査プラン 日本入国時の検査済証明書付
画面表示は正常な PDF ファイルを印刷すると一部の文字が欠けたり文字化けが発生する場合の対処方法(Acrobat/Acrobat Reader)