FivetranでBoxからBigQueryにデータを同期する方法
今回は、Fivetranを使ってBoxからBigQueryにデータの同期を試してみましたので、その方法について記載していきます。
Destinationsの設定
まずはBigQueryのプロジェクトをDestinationとして設定します。設定方法としては、以下の記事にも詳しく記載されていますので、こちらを参考にしていただければ幸いです。
Connectorの設定
続いて、作成したDestinationsからBoxとのConnectorを作成します。
今回のデータサンプルについて
顧客の座標情報を持ったファイルをBigQueryに同期していきます
ID | CentroidX | CentroidY |
---|---|---|
824 | -109.087975 | 36.770373 |
830 | -109.064275 | 36.752773 |
Boxの認証・フォルダ指定
- まずは作成したDestinationsの画面から、Connectorを追加します
-
続いて、Connector一覧から、Boxを検索してセットアップ画面に進みます
-
設定画面に進みますので、それぞれ設定します
- Sync Strategy:Magic Folder
- Magic Folder Modeでは、次に指定するBoxのフォルダー内のファイルを検索し、ファイルをテーブルとして同期します
- Destination Schema:表示する任意のConection名
- Sync Strategy:Magic Folder
- 設定ができたら、Authorizeをクリックして認証します
- ブラウザに遷移するので、Boxへのアクセスを許可します
- 認証が完了したら、同期したいBoxのフォルダパスを入力して接続テストを行います
初回同期の実施
- 接続出来たら、Start Initial Syncをクリックして初回の同期をします
- 同期が完了したのでBigQueryに移動してデータの確認をすると、Box上にあったファイルが取り込まれていることを確認できました!
さいごに
Fivetranが自動的にデータベースにスキーマ・テーブルを作成してくれたため、簡単な設定のみでBoxからBigQueryにデータを同期することができました!このように、Fivetranは非常に便利なツールですので、是非活用してみてください。