EC2 Windowsのログインパスワードを取得し、接続してみよう!

EC2 Windowsのパスワードを取得し、Windows環境、Mac環境で接続する方法を整理してみました。
2022.10.31

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こんにちは、クラスメソッドのキム・ジェウク(Kim Jaewook)です。

EC2 Windowsのパスワードを取得し、Windows環境、Mac環境で接続する方法を整理してみました。

流れは下記の通りになります

  • ログインパスワードを取得
  • Windowsで接続
  • Mac OSで接続

ログインパスワードを取得

まず、Windowsサーバーにログインするためには、ログインパスワードを取得する必要があります。

ログインパスワードを取得するためには「キーペア」が必要です。

  1. キーペアはEC2のコンソール画面から「ネットワーク & セキュリティ」→「キーペア」で確認できます。
  2. 新しいキーペアを作成したい場合「キーペアを作成」をクリックして新しいキーペアを作成することができます。

ログインパスワードを取得するため、EC2インスタンスをクリックします。

「アクション」→「セキュリティ」→「Windowsパスワードを取得」をクリックします。

「Upload private key file」をクリックして、キーペアをアップロードします。

アップロードされたことを確認し「パスワードを復号化」ボタンをクリックします。

「パスワードを復号化」をクリックすると、ログインパスワードを含めた、インスタンスのログイン情報を取得することができます。

今回は、Public SubnetにあるEC2インスタンスに接続しますので「プライベート IP アドレス」は利用せず「パブリック IPv4 アドレス」および「パブリック IPv4 DNS」を利用して接続します。

「パブリック IPv4 アドレス」および「パブリック IPv4 DNS」はEC2インスタンスの詳細で確認できます。

Windowsで接続

Windowsでリモートデスクトップを開き「オプションの表示」をクリックします。

「コンピューター」には「パブリック IPv4 アドレス」および「パブリック IPv4 DNS」を入れて「ユーザー名」には「Administrator」を入れて接続をクリックします。

「パスワード」には先程取得したログインパスワードを入れて「OK」をクリックします。

「OK」をクリックするとEC2 Windows画面が表示されます。

Mac OSで接続

Macで接続するため、下記のクライアントアプリを使います。

  • Microsoft Remote Desktop
  • Parallels Client

今回は、Microsoft Remote Desktopを使って接続してみます。

Microsoft Remote Desktopを開き「Add PC」をクリックします。

「PC name」に「パブリック IPv4 アドレス」および「パブリック IPv4 DNS」を入れ「Add」ボタンをクリックします。

追加されたPCを確認し、クリックします。

「Username」にはAdministratorを入れ「Password」には取得したログインパスワードを入れて「Continue」をクリックします。

「Continue」をクリックするとEC2 Windowsの画面が表示されます。

参考