
リモートGitHub MCPサーバーが一般公開(GA)されました
2025年6月にリモートGitHub MCPサーバーがパブリックプレビューになりました。
そして、2025年9月に一般公開(GA)されました。
GitHub MCPサーバー
GitHub MCPサーバーはローカルとリモート2つの方法で利用可能です。
ローカルとリモートは同じコードベースを共有しているため、MCPサーバーの機能は変わりません。
GitHub MCPサーバーでできることについては以下のブログを見るとイメージしやすいかと思います。
リモートとローカルMCPサーバーの特徴については以下の記事が分かりやすいと思います。
GitHub MCPサーバーの各ツールへの追加方法を見たところ、リモートが推奨になっています。
GitHub MCPサーバーでは、OauthとPATによる認証をサポートしています。
各MCPホストでの認証方式のサポート状況は以下から確認できます。
やってみた
以下を参考に、Claude CodeにリモートGitHubMCPサーバーを追加してみます。
Install GitHub MCP Server in Claude Applications
現時点では、Claude CodeではリモートGitHub MCPの認証にOauthは対応していないため、PATを使います。
ちなみに、他ツールへの追加方法は以下にあります。
GitHub MCP Server Installation Guides
GitHub PATの作成
Settings
-> Developer setting
を選択します。
Personal access tokens
-> Fine-grained tokens
-> Generate new token
を選択します。
行いたい操作に応じて必要な権限を付与して、Generate token
を選択しトークンを発行します。
テストとして、Issueを作成するためIssues
のRead and write
権限を付与しました。
トークンはMCPサーバー追加時に利用するため、控えておいてください。
Claude CodeにGitHub リモートMCPサーバーを追加
以下のコマンドを実行します。YOUR_GITHUB_PAT
の部分は作成したトークンに置き換えます。
claude mcp add --transport http github https://api.githubcopilot.com/mcp -H "Authorization: Bearer YOUR_GITHUB_PAT"
全てのプロジェクトでGitHubサーバーを追加したい場合は、-s user
でユーザースコープに追加します。
claude mcp add -s user --transport http github https://api.githubcopilot.com/mcp -H "Authorization: Bearer YOUR_GITHUB_PAT"
Claude Codeを起動していた場合は、再起動してください。
以下のコマンドでGitHubサーバーが設定されているか確認します。
claude mcp list
以下のようにConnected
になっていればOKです。
Checking MCP server health...
github: https://api.githubcopilot.com/mcp (HTTP) - ✓ Connected
動作確認
最後に動作確認として、リモートGitHub MCPサーバーを使ってGitHubリポジトリにIssueを作成します。
Claude Codeに以下のプロンプトを渡します。
リポジトリにTest用のIssueを作成してください
GitHub上でもIssueを確認できました。
おわりに
リモートMCPに対応したおかげで、導入のハードルが下がって嬉しいですね。
GitHub MCPサーバーは公式ドキュメントが充実している印象です。
今回はClaude Code経由で使いましたが、他ツールのドキュメントも用意されているため簡単に導入できそうです。