リモートGitHub MCPサーバーが一般公開(GA)されました

リモートGitHub MCPサーバーが一般公開(GA)されました

2025.09.05

2025年6月にリモートGitHub MCPサーバーがパブリックプレビューになりました。

https://github.blog/changelog/2025-06-12-remote-github-mcp-server-is-now-available-in-public-preview/

そして、2025年9月に一般公開(GA)されました。

https://github.blog/changelog/2025-09-04-remote-github-mcp-server-is-now-generally-available/

GitHub MCPサーバー

GitHub MCPサーバーはローカルとリモート2つの方法で利用可能です。

ローカルとリモートは同じコードベースを共有しているため、MCPサーバーの機能は変わりません。

GitHub MCPサーバーでできることについては以下のブログを見るとイメージしやすいかと思います。

https://dev.classmethod.jp/articles/github-mcp-server-azure-knowledge/

https://dev.classmethod.jp/articles/cline-github-mcp/

リモートとローカルMCPサーバーの特徴については以下の記事が分かりやすいと思います。

https://dev.classmethod.jp/articles/cloudinary-remote-mcp-server-with-claude/

GitHub MCPサーバーの各ツールへの追加方法を見たところ、リモートが推奨になっています。

GitHub MCPサーバーでは、OauthとPATによる認証をサポートしています。

各MCPホストでの認証方式のサポート状況は以下から確認できます。

https://github.com/github/github-mcp-server/tree/main/docs/installation-guides

やってみた

以下を参考に、Claude CodeにリモートGitHubMCPサーバーを追加してみます。

Install GitHub MCP Server in Claude Applications

現時点では、Claude CodeではリモートGitHub MCPの認証にOauthは対応していないため、PATを使います。

ちなみに、他ツールへの追加方法は以下にあります。

GitHub MCP Server Installation Guides

GitHub PATの作成

Settings -> Developer settingを選択します。

Your_profile.png

Personal access tokens -> Fine-grained tokens -> Generate new tokenを選択します。

Cursor_と_Fine-grained_Personal_Access_Tokens.png

行いたい操作に応じて必要な権限を付与して、Generate tokenを選択しトークンを発行します。

テストとして、Issueを作成するためIssuesRead and write権限を付与しました。

eGGKVByIIIk6_png_2_512×2_958ピクセル.png

トークンはMCPサーバー追加時に利用するため、控えておいてください。

Claude CodeにGitHub リモートMCPサーバーを追加

以下のコマンドを実行します。YOUR_GITHUB_PATの部分は作成したトークンに置き換えます。

claude mcp add --transport http github https://api.githubcopilot.com/mcp -H "Authorization: Bearer YOUR_GITHUB_PAT"

全てのプロジェクトでGitHubサーバーを追加したい場合は、-s userでユーザースコープに追加します。

claude mcp add -s user --transport http github https://api.githubcopilot.com/mcp -H "Authorization: Bearer YOUR_GITHUB_PAT"

Claude Codeを起動していた場合は、再起動してください。

以下のコマンドでGitHubサーバーが設定されているか確認します。

claude mcp list

以下のようにConnectedになっていればOKです。

出力例
Checking MCP server health...
github: https://api.githubcopilot.com/mcp (HTTP) - ✓ Connected

動作確認

最後に動作確認として、リモートGitHub MCPサーバーを使ってGitHubリポジトリにIssueを作成します。

Claude Codeに以下のプロンプトを渡します。

プロンプト
リポジトリにTest用のIssueを作成してください

Cursor_と_✳_Issue_作成.png

Cursor_と_✳_Issue_作成.png

Cursor_と_✳_Issue_作成.png

GitHub上でもIssueを確認できました。

テスト用Issue_·_Issue__9_·_msato0731_terraform-sample.png

おわりに

リモートMCPに対応したおかげで、導入のハードルが下がって嬉しいですね。

GitHub MCPサーバーは公式ドキュメントが充実している印象です。

今回はClaude Code経由で使いましたが、他ツールのドキュメントも用意されているため簡単に導入できそうです。

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