Graviton2 搭載のEC2インスタンス、東京リージョンで3AZ利用が可能になっていました

Graviton2 ARMベースのCPUを搭載した 最新NITRO世代のEC2インスタンス、2021年1月頃よりAWS東京リージョンでの3つのアベイアビリティゾーン(AZ)で利用可能になりました。
2021.04.30

AWSチームのすずきりょうです。

AWS Graviton2 プロセッサ を搭載した arm64 アーキテクチャの EC2インスタンス、 東京リージョンの 3つのアベイアビリティゾーン(AZ) で 利用可能となっている事が確認できましたので、紹介させて頂きます。

確認ソース

EC2ダッシュボード

EC2ダッシュボードの「インスタンスタイプ」を利用して、東京リージョンで利用可能なAZを確認しました。

  • 「vCPUs=4」、「アーキテクチャ=arm64」に該当する EC2一覧
インスタンスタイプ Availability zones Memory (GiB) Storage (GB)
a1.xlarge ap-northeast-1a, ap-northeast-1d 8 -
c6g.xlarge ap-northeast-1a, ap-northeast-1c, ap-northeast-1d 8 -
c6gd.xlarge ap-northeast-1a, ap-northeast-1c, ap-northeast-1d 8 237
m6g.xlarge ap-northeast-1a, ap-northeast-1c, ap-northeast-1d 16 -
m6gd.xlarge ap-northeast-1a, ap-northeast-1c, ap-northeast-1d 16 237
r6g.xlarge ap-northeast-1a, ap-northeast-1c, ap-northeast-1d 32 -
r6gd.xlarge ap-northeast-1a, ap-northeast-1c, ap-northeast-1d 32 237
t4g.xlarge ap-northeast-1a, ap-northeast-1c, ap-northeast-1d 16 -

スポット価格履歴

スポットインスタンスの料金設定履歴、2021年1月に、ap-northeast-1d (apne1-az2)の料金が記録されていました。

CloudTrail

t4g(arm64)、t3(x86)を混在させたオートスケール環境のEC2の起動ログ、2021年1月に ap-northeast-1d (apne1-az2) で 「t4g」のEC2インスタンスが起動していた記録が確認できました。

  • CloudTrailログ抜粋
    "eventTime": "2021-01-31T16:35:24Z",
    "eventSource": "ec2.amazonaws.com",
    "eventName": "RunInstances",
    "awsRegion": "ap-northeast-1",
    "requestParameters": {
        "instanceType": "t4g.micro",
        "availabilityZone": "ap-northeast-1d",

まとめ

2020年にリリースされた、AWS Graviton2 搭載のEC2、東京リージョンでは 利用可能なアベイアビリティゾーン(AZ)が2つに限られていましたが、 2021年4月現在3つのAZに展開することが可能になりました。

3つのAZを利用する事で、1つのAZが利用不能となるAWSの大規模障害時に必要とするEC2リソースが確保不能となるリスク軽減や、 AWS クラウド内の使用されていない EC2 キャパシティーを格安な料金で利用できるスポットインスタンスも確保しやすくなる事が期待できます。

また、AWS Graviton2 を搭載した EC2をマルチAZ配置で利用するワークロードで、2020年当時の制限を受けて2つのAZのみで利用されている場合、 クロスAZ通信の増加影響などを考慮の上、利用AZの追加をご検討ください。