【ほぼ週刊Amazon Web Services】2016/09/12〜2016/09/18

【ほぼ週刊Amazon Web Services】2016/09/12〜2016/09/18

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また台風がやってきています。シルバーウィークにぶつかってくるとはなかなかやりますね。早く消え去りますように!

それでは今週のほぼエーをお届けします。

先週(2016年9月12日〜2016年9月18日)のAWS界隈

AWSアップデート

Announcing Second Edge Location in Atlanta, Georgia for Amazon CloudFront

ジョージア州アトランタにAmazon CloudFrontの新しいエッジロケーションが出来ました。これはアトランタでは2つめで、世界中では60番目のエッジロケーションになるそうです。

Amazon EC2 Container Service Supports Container Logging to Amazon CloudWatch Logs

Amazon EC2 Container Service(ECS)で、Amazon CloudWatch Logsにコンテナのロギングが出来るようになりました。Task definitionを定義する際にLog configurationでawslogsを選択することで使えるようになります。

Amazon RDS for PostgreSQL Enhancements: Support for new minor versions, Logical Replication, and Amazon RDS PostgreSQL as a source for AWS DMS

Amazon RDS for PostgreSQLで幾つかのアップデートがありました。

  • 新しいマイナーバージョンとして9.3.14、9.4.9、9.5.4に対応しました。
  • 9.4.9、9.5.4ではロジカルレプリケーションに対応しています。これによりAWS Database Migration Services(DMS)によって他のデーベースに対しデータレプリケーションが行えるようになりました。
  • 9.4.9、9.5.4以降では、イベントトリガーをサポートしています。
  • rds.pg_stat_ramdisk_sizeという新しいパラメーターが追加されました。このパラメーターを設定することで、stats_temp_directoryで使われるメモリ量を設定可能になりました。

AWS IoT Available in the Asia Pacific (Seoul) Region

AWS IoTがソウルリージョンで使えるようになりました。

AWS CodeCommit Introduces Commit Visualizer Graph View

AWS CodeCommitを視覚化するためのツール、The Commit Visualizerがリリースされました。詳細は公式ドキュメントのView Commit Details in AWS CodeCommitをご参照ください。

Enterprise Support customers now receive credits toward self-paced training

AWSエンタープライズサポートを契約している方は、AWSトレーニングパートナーを通じたセルフペースラボを、500クレジット分受講できるようになりました。また500クレジット以上の費用には30%の割引が効きます。

AWS Service Catalog updated access policies now available

AWS Service Catalogが細かいアクセスポリシーを設定できるようになりました。これはユーザー、ロール、アカウントのレベルで制御できます。

AWS CodeDeploy Introduces Deployment Monitoring with Amazon CloudWatch Alarms and Automatic Deployment Rollback

AWS CodeDeployが、Amazon CloudWatch alarmsと連携するようになりました。例えばEC2がAuto ScalingによってTerminateされた場合にCodeDeployのデプロイ対象から外したり、CloudWatchのアラームと連携してロールバックしたり、といった制御が可能になります。

Amazon Redshift now supports Enhanced VPC Routing

Amazon RedshiftでVPCルーティングが拡張され、COPYとUNLOADの通信をVPC Endpoints、NAT Gateway、Internet Gatewayにルーティング出来るようになりました。これでRedshiftクラスタをプライベートサブネットに配置した場合でも、VPC Endpoint経由でS3上のデータをCOPY出来るようになりました。

Earth on AWS Opens Access to Large Geospatial Datasets

Earth on AWSが公開されました。これまでも幾つかの地理空間、環境、資源に関するパブリックデータセットが公開されていましたが、その集大成としての位置付けでしょうか。研究者向けにプロモーションクレジットも受付しているようです。

Amazon Kinesis announces IAM role support in Kinesis Agent

Amazon KinesisのAgentがIAMをサポートしました。AgentにIAMロールを設定することで、アクセスコントロールが容易になります。

AWS関連ブログ

今週(2016年9月19日〜2016年9月25日)のAWS界隈

AWS Black Belt Online Seminar

9/20(火) AWS Black Belt Online Seminar RDB の AWS への移行

リレーショナル・データベース(RDB)はシステム全体からアクセスされる重要な機能ですが、重要なデータを一手に預かっているために運用・管理の負荷が高いとう課題があります。昨今、この RDB を AWS に移行することで運用や設計を楽にしたいと考える方が多くなっています。 本セミナーでは、既存の RDB を AWS 上に移行するための手法について、基本的な部分からご説明いたします。移行先データベースとしては Amazon Aurora を例にしていますが、移行手法のパターンや注意点を具体的に中心に説明しますので、他 RDB をご検討の方にも役に立つ内容になっています。

9/21(水) AWS Black Belt Online Seminar AWS Identity and Access Management (IAM)

AWS Identity and Access Management (IAM) は AWS サービスおよびリソースへのアクセスを安全にコントロールするための鍵となるサービスです。IAM を使用すると、AWS のユーザーとグループを作成および管理し、アクセス権を使用してAWSリソースへのきめ細かなアクセス制御を行うことができます。また、より高い権限を持つアカウントへの多要素認証の利用や、社内ディレクトリへの統合といった機能も担います。本オンラインセミナーでは IAM の機能を始めとして、その最新情報や実組織における利用のポイントについて解説いたします。

さいごに

AWS Database Blogが新しく始まったのが今週のハイライトです。最終もお楽しみに!

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