コミュニティに貢献してre:Postエキスパートになろう!今日から始めるre:Postキホンの「キ」

AWS認定資格の登録とか、タグとトピック何が違うん?というのを調べたので同じことで悩む人のために
2021.12.04

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先日リリースされた新たなAWSコミュニティサイトre:Postのアカウント登録は皆さんお済みでしょうか?早速、私も登録してみましたので、登録手順やAWS認定資格の登録方法など各種設定について紹介します。

何はともあれre:POSTアカウント登録しよう

https://repost.aws/」にアクセスし[Sint in]をクリック

私たちはAWS CustomersなのでSing in with AWS accountをクリックしてAWSアカウントにサインインします。既にAWSコンソールを開いてる状態であればそのままユーザプロファイルの設定に進めます。

1つのAWSアカウント内でもIAMユーザー毎にre:Postのユーザー登録できることは検証環境で確認できましたので、共有アカウントをお使いの場合でも問題なさそうです。

任意の表示名とメールアドレスを入力します。AWS認定資格の検証にもこのメールアドレスが利用されるようですので、認定資格に登録しているメールアドレスを利用するのが懸命のようです。

以下の利用規約、ガイドラインに同意するためのチェックを入れ、[Create account]をクリック

これでプロファイルの設定が完了です。

先ほどのメールアドレスに確認用メールが届きますので[Verify Email]をクリック

これでアカウント登録は完了です

各種設定

アカウント登録が出来たら認定資格情報やスキルの登録、興味のあるタグ、トピックなどのフォローを設定しましょう。

AWS認定資格を登録してアピールしよう!

[My Dashboard]の[Settings]をクリック

[Your Expertise]を開き[Add new certification]をクリック

取得している資格のCredly Badge IDURLを入力します。登録画面に記載のとおり、インポートするIDはre:Postで検証済みのメールアドレスと一致している必要がありますのでご注意ください。CredlyのアカウントIDを登録すると一括でインポートしてくれるのかなぁ、と思ってしばらく検討違いなIDを入力していたのはナイショです。

Badge IDはCredlyのDashboardから登録するバッジを開いた際のURLに含まれています。

これを取得数分繰り返すと、こんな感じになります

これで認定資格情報の登録は完了です。

興味のあるタグ、トピックをフォローしよう!

自分が興味のあるタグ、トピック、コミュニティグループをフォローしておくと通知設定でメールに通知することができます。ちなみにタグ、トピック、コミュニティグループは以下のように説明されています。

タグ

タグとは、re:Postに投稿されたコンテンツに付けることができるラベルです。コンテンツにタグを付けることで、タグメニューや検索で特定の質問や回答を見つけやすくなります。特定のタグをフォローすれば、最新の情報を得ることができます。

トピック

トピックとは、関連するAWS技術タグのセットから集約されたコンテンツへのアクセスを提供する管理されたAWSナレッジドメインです。トピックを利用すると、興味のある分野の質問や回答を簡単に見つけることができます。トピックをフォローすることで、最新の更新情報を知ることができます。

コミュニティグループ

コミュニティグループは、あるトピックに興味を示したコミュニティメンバーをまとめたものです。コミュニティグループと、そのグループに興味を持つコミュニティメンバーの一覧を見ることができます。他のコミュニティメンバーをフォローすると、その活動状況を知ることができます。

ざっと見たところタグはEC2,S3,ECSといったAWSサービス名の単位で、トピックはCompute,Serverless,Containerといった分類、それらのトピックをフォローしているメンバーをまとめたものがコミュニティグループといった感じのようですね。

コミュニティの信頼を高める仕組み

コミュニティティア

コミュニティに貢献してティアをアップしよう! re:Postには、ビギナー、ライジングスター、スター、チャンピオン、セージ、フェローの6つのコミュニティティアがあります。新しいティアに到達すると、re:Postの新しい機能(回答のレビュー機能など)がアンロックされ、サプライズで報酬や表彰を受けることができるようです。

また、ティアをランクアップさせるためのポイントシステムは以下のように機能します。AWS Professional Solutions Architect certificationよりもAWS Specialty certificationのほうがポイント高いってことと、誰かの質問や回答にdownvoteするのに代償(-1)を支払う点が印象的ですね。

ポイントカテゴリ アクティビティ 報酬
コントリビューション 質問に対するあなたの回答がエキスパートによってレビューされ支持される +10
コントリビューション 質問に対するあなたの回答が質問者に受け入れられた +10
コントリビューション あなたがエキスパートとして回答の正確さと新鮮さをレビューした +5
コントリビューション あなたの質問や回答がコミュニティメンバーによってUpvote(いいね)された +1
コントリビューション あなたの回答がコミュニティメンバーによってdownvoted(よくない)された -1
コントリビューション あなたが質問や回答をdownvotedした -1
コントリビューション あなたが質問に対する正しい回答を受け入れた +1
ユーザープロフィール あなたのre:Postプロフィールを完成させる +40
AWS認定資格 AWS Cloud Practitioner認定資格をre:Postプロファイルにリンクする +10
AWS認定資格 AWS AWS Associate Level認定資格をre:Postのプロファイルにリンクする +20
AWS認定資格 AWS DevOps Professional認定資格をre:Postのプロファイルにリンクする +60
AWS認定資格 AWS Professional Solutions Architect 認定資格をre:Postプロファイルにリンクする +80
AWS認定資格 AWS Specialty認定資格をre:Postプロファイルにリンクする +100

コントリビューションバッジ

AWS認定資格バッジのほかにコントリビューションバッジが提供されています。

  • EXPERT APPROVED エキスパートによってレビューされ承認された正しい回答を投稿しました
  • ACCEPTED ANSWER 質問者に受け入れられた正しい回答を投稿しました
  • EXPERT REVIEWER あなたはエキスパートであり、回答の正確性を確認しました
  • COMMUNITY CURATOR 質問を関連性のあるものとしてマークしたり、アーカイブする準備ができているものとしてマークしたり、質問を編集して明確にしたりすることで、コンテンツを管理します
  • ANSWER ACCEPTED あなたの質問に対する回答を受け入れました
  • FOUNDING MEMBER re:Postを早期に導入されたメンバー

めざせ!エキスパート!

re:Postエキスパートは、コミュニティに貢献することでre:Postのレピュテーション(評判)を高め、質問や回答の正確さや新鮮さを確認するために時間を割くことを惜しまないコミュニティメンバーに与えられる役割です。re:Postのエキスパートになるためには、最低でも1,000レピュテーションポイントを蓄積する必要があります。1,000ポイントに達した後、エキスパートになることに興味があるかどうか運営から連絡が来るようです。

その他、気になったこと

AWS Forums はどうなる?

AWS Forumsは2021年12月9日に読み取り専用となり、2022年3月31日まで利用できます。2022年4月1日、AWS Forumsはre:Postへのリダイレクトを開始します

すべてのアクティブユーザーはレピュテーションポイントも含めてre:Postへ移行されています。また、最も閲覧されたコンテンツも移行されています。

プロフィール画像のアップロードできない?

まだ、プロフィール画像のアップロードはできないようです

AWS SSOでre:Postにサインインできる?

現状は直接AWS SSOからサインインすることはできません。AWS SSOでAWSコンソールにサインインした状態でhttps://repost.awsにアクセスするとサインインできます。これはジャンプアカウントなどからスイッチロールしたアカウントでre:Postアカウントを作成した場合も同様です。

これで準備はバッチリです!今日から一緒にコミュニティ貢献をはじめて、re:Postエキスパートをめざしましょう!