クラスメソッド株式会社で部長になってみた(ので、「コンサルティング部」を紹介します。)

クラスメソッド株式会社で部長になってみた(ので、「コンサルティング部」を紹介します。)

クラウド事業統括本部 プロフェッショナルサービス事業本部 コンサルティング2部の部長になりました。コンサル部ってどんなところ?を紹介してみます。
2026.07.31

コンバンハ、千葉(幸)です。

クラスメソッド株式会社は2026/07/01から23期を迎えました。そのタイミングからわたしは部長という役職を担っています。

所属する部署は「クラウド事業統括本部 プロフェッショナルサービス事業本部 コンサルティング2部」です。一息で言うには少し苦労する名称ですね。

位置付けで言うと、下記図における黄色の部分がわたしの所属部署です。

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同じ並びにコンサルティング1部と3部があり、3つまとめて「コンサルティング部(コンサル部)」と扱う方が実態にあっているかもしれません。

コンサル部は簡単にいうと「AWSを中心としたクラウドサービス、SaaS、AIサービスの技術支援を提供する部署」です。募集している職種はいくつかありますが、代表的なものとして下記があります。(その他の職種も含め、募集状況は時期によって異なります。)

今回はこれからコンサル部への応募を考えている方をメインターゲットに、コンサル部とはどんな部署かを紹介してみます。新しくクラスメソッドに入社した方、他部署の方、引いては一定期間コンサル部に所属している方にとっても何らか学びや気づきが生まれるといいなと思っています。

コンサルティング部の歴史

クラスメソッドのコンサル部とはどんな部署なのか?少し遠回りしてその歴史から説明してみます。いざ書いてみると思ったより遠回りになりました。

コンサル部はかつての「AWSコンサルティング部」をルーツに持ちます。

クラスメソッドは2004年7月に発足し、2026年7月現在23期を迎えています。いつも組み合わせを忘れがちなので、全量書いておきます。

  • 1期: 2004年7月〜2005年6月
  • 2期: 2005年7月〜2006年6月
  • 3期: 2006年7月〜2007年6月
  • 4期: 2007年7月〜2008年6月
  • 5期: 2008年7月〜2009年6月
  • 6期: 2009年7月〜2010年6月
  • 7期: 2010年7月〜2011年6月
  • 8期: 2011年7月〜2012年6月
  • 9期: 2012年7月〜2013年6月
  • 10期: 2013年7月〜2014年6月
  • 11期: 2014年7月〜2015年6月
  • 12期: 2015年7月〜2016年6月
  • 13期: 2016年7月〜2017年6月
  • 14期: 2017年7月〜2018年6月
  • 15期: 2018年7月〜2019年6月
  • 16期: 2019年7月〜2020年6月
  • 17期: 2020年7月〜2021年6月
  • 18期: 2021年7月〜2022年6月
  • 19期: 2022年7月〜2023年6月
  • 20期: 2023年7月〜2024年6月
  • 21期: 2024年7月〜2025年6月
  • 22期: 2025年7月〜2026年6月
  • 23期: 2026年7月〜2027年6月

わたしは16期(2020年1月)入社でありすべての歴史を当事者として経験したわけではありませんが、コンサル部が関わるイベントを時系列でまとめてみました。

時期 トピック
9期 2012年 社長の横田が一人部署としてAWSを推進し始める
9期 2013年1月 「AWSコンサルティング部」発足
10期 2013年7月頃 AWS支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」提供開始
13期 2017年1月 AWSコンサルティング部が「AWS事業部」に変更
15期 2018年7月 「AWS事業本部」および「コンサルティング部」発足
20期 2023年7月 コンサルティング部からいくつかのチームが独立
21期 2024年7月 コンサルティング部内で「アカウント営業」「広域営業」との連携を意識したチーム分けが開始
21期 2025年1月 AWS事業本部が「クラウド事業本部」に変更
22期 2025年7月 コンサルティング部内で「1課」「2課」が発足
23期 2026年7月 クラウド事業本部が「クラウド事業統括本部」に変更。コンサルティング1〜3部が発足

社長の一人部署からAWSコンサルティング部の立ち上げまで(2012年〜)

「クラスメソッドといえばAWS」という印象を持っている方は少なくないかも知れません。そのきっかけを遡ると、社長の横田が一人でAWSを触り始めたことにあります。

横田が経営の歴史を振り返った発表の中で、9期目2012年のエピソードとして記されています。

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https://speakerdeck.com/satoshi7/classmethod-20251018 より

それまでの事業の方針転換を迫られ、ある種会社としてもリセットされた状態からスタートを切る際に、かつて触ったクラウドサービス(AWS)にポテンシャルを感じまずは一人で触り始めました。徐々に規模を拡大していこうにも初期は社員の反応は鈍く、一人だけついてきてくれた社員と2名体制でしばらく続けていたとのこと。

2011年〜2012年ごろにひたすら社長がAWSの技術検証をしてブログでアウトプットしている様子は、下記のリンク周辺で確認できます。

当初は売上が伴わなくともAWS事業に集中投資し、「AWSエンジニア」を積極的に採用します。2013年1月には「AWSコンサルティング部」が発足します。

下記のリンクは「クラスメソッドグループにジョインしました」記事一覧のページの30ページ目です。2026年7月現在ではこれが最古のページで、「AWSエンジニア」「AWSチーム」というキーワードが確認できます。AWSコンサルティング部は「AWSチーム」と呼称の方が一般的だったのかもしれません。

チラホラ、今もコンサル部で同じ部署のメンバーとして働くメンバーの名前も確認できます。

AWS総合支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」の提供開始(2013年)

クラスメソッドにおけるAWSビジネスが拡大していく中、2013年7月頃にはクラスメソッドメンバーズのサービス提供が開始されます。

クラスメソッドメンバーズは現在ではAWS総合支援サービスを謳っており、請求代行(リセール)を中心とした様々なサービスを提供しています。AWS利用料の割引、24時間365日技術サポート、個別の技術支援などです。

https://classmethod.jp/aws/services/members/

サービス開始当時と比べて提供内容や料金体系など細かい部分は異なりますが、AWSリセールを中心とした総合支援、という立て付けは変わっていません。

cmmembers

現在のコンサル部、かつてのAWSコンサルティング部が提供する技術支援はクラスメソッドメンバーズのオプションとして提供されることが多いです。言い換えると、弊社によるAWS総合支援の一環として技術支援を提供する、という形態です。(とは言え必ずしも技術支援とクラスメソッドメンバーズの組み合わせが必須、と限定されているわけではありません。)

継続的に対価をいただくサービスとスポットで対価をいただくサービスの組み合わせでクラスメソッドのAWS事業が拡大していきました。2014年12月にはAWSプレミアコンサルティングパートナーに認定されるに至ります。

単一の部署から事業部化、そして事業本部化(2017年〜)

2013年のAWSコンサルティング部発足から4年経過したタイミングで、より多様なニーズへの対応のためAWS事業部に名称が変更されます。

その経緯と当時の在籍メンバーの紹介ブログが残っています。

当初は案件定義及び設計のコンサルティングとインフラ環境構築支援だけを行わせておりましたが、現在ではクラスメソッドメンバーズのサービス内容拡充に伴い、請求代行、運用保守、システム監視、セキュリティ監視、継続的コンサルティングと、様々なニーズにワンストップで対応できるように事業展開を図ってきました。
このような事業環境の変化に対応し、コンサルティングのみならず更に多様化したニーズにもAWSを活用しお応えできるように、「AWS事業部」と名称の変更を行うこととなりました。

事業部内ではグループが分かれており、下記の構成になっています。

グループ 担当 人数
アーキテクトグループ 要件定義、AWS環境構築、マイグレーション支援 19名
オペレーショングループ 運用保守、24時間体制での監視、継続的コンサルティング 9名
サービス開発グループ サービス拡充、ツール開発、お客様フィードバック反映 6名
マーケティンググループ キャンペーン、イベント企画 1名
(部長) 部門統括 1名
合計 36名

様々な役割でAWS総合支援サービスであるクラスメソッドメンバーズを支えていることがわかります。上記で言えば「アーキテクトグループ」が現在のコンサル部に近しい役割です。

そしてさらなる事業拡大とともに2018年7月(15期)からはAWS事業本部が誕生し、ごく最近まで続く「コンサルティング部」が単独の部署として発足しました。

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15期からマーケティンググループはマーケティングコミュニケーション部としてスピンアウト

15期の一年を振り返った、当時の部長によるブログがあります。

当時の言葉で説明されたコンサルティング部がこちらです。

コンサルティング部とは?

コンサル部では、全員がソリューションアーキテクトという肩書でお客様のAWS環境についてのコンサルティングや構築支援を行っています。

  • 高い技術力と豊富な知見によりAWS上での情報システム構築を支援するチーム
  • AWS環境に関するコンサルティング、AWSおよびインフラ環境の構築支援などを行う
  • 多数の案件を平行で担当
  • 歌って踊れる優秀なメンバーたち(ソリューションアーキテクト)に依存している

歌って踊れるっていうところがポイントで、お客さんとの折衝から、実際の構築作業まで担当できることが期待されています。AWSが好きで、お客さんに喜ばれることも、手を動かすことも両方楽しめるメンバーを世界中から集めています。

「歌って踊れる(顧客折衝から構築作業まで担当できる)」という言葉はわたしが所属してからも聞き馴染みのある言葉で、好きです。23期現在で言えば、さらに「自分が歌う舞台まで用意できる」、営業的な活動もできるエンジニアが求められているといったところでしょうか。

コンサルティング部は15期に23名→40名程度に増員を果たし、2019年3月には**「APN Consulting Partner of the Year」**を初受賞しています。

コンサルティング部の規模拡大と部署再編(2019年〜)

2018年7月(15期)にAWS事業本部配下で誕生したコンサルティング部は、以降も拡大を続けます。16期以降の、期開始時点の人数を一気に載せておきます。(細部の数字は異なる可能性があります)

時期 人数 うちマネージャー 増減 備考
16 2019年7月 39 5 -
17 2020年7月 45 6 6
18 2021年7月 49 8 4
19 2022年7月 69 9 20
20 2023年7月 54 6 ▲15 一部のチームがスピンアウト
21 2024年7月 67 8 13
22 2025年7月 84 12 17 第1課と第2課の合計
23 2026年7月 97 13 13 1〜3部の合計

コンサルティング部人数推移

2020年2月頃から始まった、(コロナ禍をきっかけとした)全社的なフルリモートの期間を挟みながら、16期初〜19期初の3年間で39名→69名と大幅な増員が行われています。人数規模の拡大と共にコンサルティング部の業務内容も多様化し、技術支援のみならずさまざま形でAWS事業を支えました。

そして2022年11月にはAWSパートナーアワード「SI Partner of the Year – GLOBAL」を受賞するに至ります。

ひとつ上の階層であるAWS事業本部に目を向けると、こちらも16期(2019年7月)には複数部署やグループが立ち上がり規模が拡大します。やがて再編や別事業部への移動を経て、18期にはかつてのAWS事業部に近しいシンプルな構成に収斂します。

その後、19期にはコンサルティングの人数が80名近くに達しており、業務内容の多様化により部内でいくつかの異なるミッションを持ったチームができつつあったため、20期には部の分割、再編が行われます。20期から21期にかけてもビジネスの状況により部の収斂/新規発足が行われています。

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20期以降の部署編成は23期現在のコンサル部にも色濃く影響を残しています。20期当時のAWS事業本部の各部署の詳細が下記ブログにて取り上げられているため、興味がある方はご参照ください。

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上記ブログより引用

営業組織との連携を意識したコンサルティング部の編成(〜2026年現在)

16期(2019年7月)当時はAWS事業部配下にあった営業部も、規模を拡大し18期には営業統括本部として独立しています。その変遷はそれだけでまた別の記事を書けるくらい多様なので、詳細はここでは割愛します。

コンサル部との連携を考えた際に、営業統括本部の一部の体制を下記属性に分けて捉えてみます。

  • アカウント営業:既存のお客様との関係性深耕を行う
  • 広域営業:新規のお客様、広範なお客様を担当する

かつては「AWS営業部とコンサル部」という粒度での関係性でしたが、お互いの規模拡大に伴い、21期(2024年7月〜)以降により細分化された関係を持つようになりました。先に、21期以降のAWS事業本部全体の変遷を見ていきます。

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21期中の2025年1月には「AWS事業本部」から「クラウド事業本部」に名称が変わっています。引き続きAWSを軸としつつも、他のクラウドサービス、SaaSも含めて統括的に支援を行う実態にあわせたものです。AWSのご支援をしているお客様から「他のクラウドも支援してほしい」という引き合いをいただいたり、3rdパーティの製品を組み合わせることでより網羅的なご支援を行えるといった背景があります。現在ではClaudeをはじめとしたAIサービスのご支援も行っています。

23期にはクラウド事業本部がクラウド事業統括本部となり、プロフェッショナルサービス事業本部プラットフォーム事業本部を配下に持つようになりました。

コンサルティング部は1〜3部に分かれ、運用イノベーション部とともに顧客向けの技術支援を提供します。コンサル部は運用より前のフェーズを担当することが多く、「運用保守に関しては別部署にてご提案します」とある種担当が縦割りとなっている部分がありました。体制変更に伴い、同一事業本部としてより連携していく形になります。

話は戻って「コンサル部とアカウント営業/広域営業との連携」にまつわる流れを確認します。アカウント営業/広域営業と連携を取るコンサル部側の体制は大きく以下に分かれます。

  • アカウントSA:アカウント営業と連携し、顧客訪問やアカウントプラン作成など関係深耕
  • 広域SA:広域営業と連携し、新規顧客とのリレーション構築、メンバーズサービス利用促進
  • TAA(Technical Account Adviser):エンタープライズ顧客向けの専任担当

21期から徐々に連携を開始し、22期、23期と徐々にその役割を明確化していきました。

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結果、23期には広域SAが所属するコンサルティング2部、アカウントSAが所属するコンサルティング3部、独自のミッションを持つチームの集まりであるコンサルティング1部が誕生することとなりました。

とはいえ、部やチームで明確に業務内容が分断化されているわけではありません。多くのチームでは横串で共通の業務内容を持ち、ロールも共通で定められているものが多いです。

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といったところで、コンサル部(1~3部合算)は総勢97名で23期をスタートすることとなりました。引き続き多くのお客様に価値を提供できるよう一同励んでまいります。


……とコンサル部の成り立ちを紹介するだけで少し長くなってしまいました。コンサル部の詳細についてまだまだ書き足りないことはありますが、また改めてご紹介できればと思います。(こっそりと随時加筆していくかもしれません。)

終わりに

「コンサルティング部」について紹介してみました。

部長になったからには自分の部署のことを改めて理解してみよう、広く知ってもらおうと思いブログを書きました。クラスメソッドに興味をお持ちの方、クラスメソッド社員の方、それぞれの目線で参考になる部分があれば幸いです。

以上、チバユキ (@batchicchi)がお送りしました。

参考


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