【図解】Guidance for Claude Code and Cowork on Amazon Bedrock

【図解】Guidance for Claude Code and Cowork on Amazon Bedrock

Amazon Bedrock経由でClaude Code/Coworkを企業導入する際の管理ツール「Guidance for Claude Code and Cowork on Amazon Bedrock」について、設定配布、SSO認証、監視機能の仕組みを紹介します。
2026.06.03

はじめに

こんにちは、AI 事業本部の Kanaru です。

各企業で AI 導入の機運が高まっていますが、Claude Code や Claude Cowork の導入には様々な方法が存在します。中でも今回は、Amazon Bedrock 経由で Claude Code / Cowork を導入するためのソリューション Guidance for Claude Code and Cowork on Amazon Bedrock の仕組みについて簡単に紹介します。

対象読者

  • Guidance for Claude Code and Cowork on Amazon Bedrock がどういうものか知りたい人
  • 実際に Bedrock を使った Claude Code / Cowork の設定を作成・配布したい人

本記事で紹介すること

本記事では、ソリューション Guidance for Claude Code and Cowork on Amazon Bedrock に含まれる3つの機能

  • Claude Code / Cowork 設定のユーザーへの配布
  • 外部 ID プロバイダによる Claude Code / Cowork の SSO 認証
  • 使用状況の監視・制限

について、それぞれ管理者として設定する上で、機能の動作や使用方法について紹介します。特に、管理者としてソリューションを使う上で知っておくべきことについてフォーカスします。

本記事で紹介しないこと

ソリューションの具体的な設定・デプロイ方法は紹介しません。

概要

Guidance for Claude Code and Cowork on Amazon Bedrock は管理者がユーザーに対して Claude Code / Cowork の設定を配布し、ユーザーが管理者所有の Bedrock 経由で Claude Code / Cowork を使えるようにするためのソリューションです。

その中の機能として、SSO ログインやクォータ監視、クロスプラットフォーム対応などが含まれます。ソリューションの概要は以下の図の通りです。図中の ccwb は、ソリューション内で提供される管理者用の設定ツールである ccwb CLI を指します。

illustration-of-guidance-for-claude-code-and-cowork-on-amazon-bedrock_relations.drawio.png

設定配布

配布する設定には Claude 用の設定ファイルと、認証用のソフトウェアが含まれます。認証用のソフトウェアはバイナリ形式で配布されるため、事前に想定するプラットフォーム向けに管理者側でビルドする必要があります。

また、設定の配布方法として、URL を直接配布するか、ランディングページを作成するかを選べます。

URL の配布では S3 の事前署名 URL を管理者が発行し、それをユーザーに伝える形で配布します。

illustration-of-guidance-for-claude-code-and-cowork-on-amazon-bedrock_distribution.png

ID プロバイダによるSSO 認証

外部の ID プロバイダ (Okta や EntraID など) を Claude Code のログインに使用することができます。この際、自動的に Bedrock 経由でモデルを使用することになります。

対応している ID プロバイダは以下の通りです。

対応している ID プロバイダ
  • Okta
  • Microsoft Entra ID
  • Auth0
  • AWS Cognito User Pool
  • その他の OIDC 対応プロバイダ

詳細は公式リポジトリの Quick Start Guide をご覧ください。

だだし、既存のプロバイダを使用する場合や非対応のプロバイダ (SAML など) を使用したい場合でも、User Pool に ID プロバイダを連携させることで、認証に Cognito User Pool を使うことができます。

認証フローは以下の通りです。

illustration-of-guidance-for-claude-code-and-cowork-on-amazon-bedrock_sso-flow.png

Bedrock の認証は AWS STS もしくは Cognito の Identity Pool が発行するセッションにより行われます。認証情報取得のフローは配布するパッケージによって管理されています。

監視

管理者はクォータ制限をかけたり、CloudWatch のダッシュボードでユーザーの使用量を監視することができます。これは、OpenTelemetry による情報収集と、Lambda によるメトリクスデータの計算によって実現されています。

データ収集

CloudWatch のダッシュボードに表示される情報がどのように収集・処理されているかについて説明します。

データの収集は Claude Code から ECS でホスティングされた OpenTelemetry を経由して収集されます。 収集されたデータは一度 CloudWatch Logs に保存されます。

illustration-of-guidance-for-claude-code-and-cowork-on-amazon-bedrock_otel.drawio.png

収集されたデータは定期実行される Lambda で処理され、DynamoDB に保存されます。同時に、クォータの監視に使う情報も別のテーブルに保存します。

ダッシュボードのメトリクスは DynamoDB に保存されたものを表示しています。また、一部のメトリクスは表示時に Lambda で計算されます。

illustration-of-guidance-for-claude-code-and-cowork-on-amazon-bedrock_metrics.drawio.png

クォータ制限

1ヶ月または1日の使用量によって、SNS のメッセージ (alert) を出したり、使用を制限 (block) したりすることができます。

Claude Code から API Gateway に対してクォータの確認リクエストが来た場合は、Lambda で block されているかどうかを判定し、応答します。

alert は、定期実行される Lambda がクォータを判定し、SNS にメッセージを送信します。

illustration-of-guidance-for-claude-code-and-cowork-on-amazon-bedrock_quota.drawio.png

Athena によるデータ分析

収集したログデータを Athena により分析することができます。

CloudWatch Logs に保存されたデータは Kinesis Data Firehose によって吸い上げられ、Lambda で整形された後、S3 に保存されます。そのデータを AWS Glue が参照し、Athena で処理できるようになります。

illustration-of-guidance-for-claude-code-and-cowork-on-amazon-bedrock_analytics.drawio.png

Athena には事前構築されたクエリがいくつかあり、例えばトークン消費量の多いユーザーの分析などが可能です。

おわりに

Guidance for Claude Code and Cowork on Amazon Bedrock の主要機能について、どのような仕組みで何ができるのかについて紹介しました。導入やカスタムの参考になれば幸いです。


生成AI活用はクラスメソッドにお任せ

過去に支援してきた生成AIの支援実績100+を元にホワイトペーパーを作成しました。御社が抱えている課題のうち、どれが解決できて、どのようなサービスが受けられるのか?4つのフェーズに分けてまとめています。どうぞお気軽にご覧ください。

生成AI資料イメージ

無料でダウンロードする

この記事をシェアする

AWSのお困り事はクラスメソッドへ

関連記事